私の故郷である芦別市は、北海道のほぼ中央にあり、

空知管内のほぼ中央東端部の北緯43°東経142°に位置します。

全国でも有数の面積を誇る市で周囲を山に囲まれ市域の約89%を森林が占めます。

 

芦別では北海道の開拓時代以来、農業が町の産業として根づいていました。

しかし明治時代後半になると空知の他の町同様に芦別でも石炭の採掘が本格化し

炭鉱の町として最盛期には7万5千人を超える人口を抱え、芦別は大きく発展しました。

しかし昭和30年代に石油へのエネルギー転換により、全国の炭鉱が閉山する中、

芦別市内の炭鉱も次々に閉山していき、

平成元年(1992年)に三井芦別炭鉱が閉山し終焉を迎えました。

 

私が子供頃、芦別市街を一望できるスポットと言えば

班渓山、旭ヶ丘公園、三角山スキー場(とうの昔に閉鎖)くらいでした。

現在、芦別市街を一望できるスポットと言えば上金剛山展望台が人気です。

その頃はまだ整備されていなかったのか私は知りませんでした。

 

◆旭ヶ丘公園から芦別市街を望む

旭ヶ丘公園から山の稜線を歩いて上金剛山展望台へ行くことが出来ます。

また冬季で雪が積もっていなければ車でも行けます。

中央に空知川が流れ、左手前に母校の芦別高校、その上に芦別駅、

右側には北海道大観音、その後方に班渓山、その更に奥にイルムケップ山が見えます。

◆途中の高台から芦別市街を望む

上記の景色をアップにしました。

手前になまこ山総合運動公園がありその向こうに上芦別市街が見えます。

◆途中の高台から上芦別市街を望む

上金剛山は標高314mの低山ですが

市街地からは車で15分程なので気軽に訪れることができます。

車で山頂まで行くことができ駐車場も完備されています。

眼下には芦別や上芦別市街を一望でき、その背景には芦別岳や十勝岳が展望できます。

ここは雲海ウオッチングの代表的なスポットとしても人気があります。

◆上金剛山展望台

展望台から北西を望むと眼下に芦別市街地が広がっています。

その奥に暑寒別岳、右奥にイルムケップ山が見えます。

◆上金剛山から芦別市街地を望む

日本ニ百名山の暑寒別岳もいずれ登頂したいと山です。

◆暑寒別岳と増毛山地

北海道大観音の背後にある山が班渓山、その後ろにあるのがイルムケップ山です。

◆イルムケップ山

展望台から南西を望むと眼下に上芦別市街地が広がっていました。

◆上金剛山から上芦別市街を望む

展望台から南を望むと眼下に野花南湖があり、金剛岳、丸山が正面に望めました。

◆上金剛山から野花南湖を望む

展望台から南南東を望むと正面奥に冠雪した芦別岳が望めました。

◆上金剛山から芦別岳を望む

芦別市で一番高い山で日本ニ百名山に選ばれている山なので

体力があるうちに登りたい山です。

◆芦別岳と夕張山地

展望台から南東を望むと正面に十勝岳が望めました。

◆上金剛山から十勝岳を望む

正面に冠雪した十勝岳が見えました。

2年前の夏に登りましたが今度は縦走してみたい山です。

◆十勝岳

夏に帰郷したときには夜景を見に再度訪れたいスポットです。

◆上金剛山展望台案内図

◆芦別市案内マップ