令和6年(2024年)は辰年になります。
私も今年は年男で還暦を迎えます。
男の還暦は本厄を迎えることにもなります。
男の厄年は「数え年」で42歳と61歳です。
42歳(満41歳)のときには、交通事故を起こし車を大破しました。
またこの歳はテニスでアキレス腱を断絶して半年間松葉杖での苦い経験があります。
ですから今年は災厄が訪れる前に氏神神社に厄払いへ行こうと思っていました。
本来は元旦から立春・節分の間に行きたかったのですが
昨年末に義父が他界し、忌中が明けるのを待ち
狛江市の総鎮守でもある伊豆美神社へ厄払いに行きました!
◆伊豆美神社 社号標
◆伊豆美神社
東京都狛江市中和泉3-21-8
【旧社格】
郷社
【ご祭神】
●大国魂大神(大国主神)・・・国津神の代表的な神で、国津神の主宰神。出雲大社の御祭神
※六所宮の大神は、小野大神、小河大神、氷川大神、秩父大神、金鑚大神、杉山大神
【由緒】
当社の創建は、今から約1100年前の宇多天皇の御代の寛平元年(889年)です。
現在の元和泉2丁目(現・末社の水神社が鎮座する場所)に府中の六所宮(大国魂神社)の
分霊を祀り、「六所宮」の名で奉斎されたのが始まりです
天文19年(1550年)多摩川の洪水のため、現在の境内に移されました。
明治元年(1868年)には、社号を地名の「和泉」に因んで伊豆美神社と改称されました。
伊豆美神社は他の神社と異なり北から参道を進み
拝殿が北を向いて建っています。
◆一の鳥居
参道の入口付近にある小さな石造りの鳥居は、慶安4年(1651年)に
この地の領主で徳川家の旗本石谷清定の三男貞清が寄進したものです。
江戸時代初期の石造鳥居は、都内でも数が少なく市内最古の鳥居になります。
◆二の鳥居
石造鳥居の右手に、かつて別当だった行宝院旧跡があります。
さらにその奥に社務所があります。
◆社務所
◆手水舎
この狛犬の台座には大正13年12月建立と刻まれていました。
◆狛江
拝殿に向かって右側には神明宮(手前)、その横に靖国神社(左)が鎮座されています。
神明宮のご祭神は、天照皇大神、豊受皇大神、素戔嗚尊、熊野大権現、
柳久保稲荷大神、水速能売大神、菅原道真公霊位です。
◆境内社(左から靖國神社・神明宮)
拝殿に向かって左側にあるのが福徳稲荷神社・諏訪神社です。
ご祭神は、福徳稲荷大明神、諏訪大明神、建御名方大名神、白幡菅原朝臣、源頼朝公霊位です。
◆境内社(福徳稲荷神社・諏訪神社)
◆社殿
◆神楽殿
境内には明治34年(1901年)に建立された井伊直弼公敬慕碑があります。
表側に「故正四位上左近衛中将井伊直弼公敬慕碑」と刻まれ
裏側の上部に「開港碑」と下部に銘文が刻まれています。
◆井伊直弼公敬慕碑
◆参集殿
◆御霊神社
左から山際大神、厳島大神、稲荷大神になります。
◆境内社
◆三社宮と伊豆美神社碑
伊豆美神社の社叢の中に本殿が北を向いて建っています。
◆本殿
予約した時間に拝殿へ上がり正式参拝をさせてもらいました。
初穂料、お酒(奉献酒)を用意してスーツに身を包み参拝してきました。
◆拝殿
厄払いに要した時間は約15分ほど。
これで安心して本厄を迎えることができます。
◆拝殿 扁額
厄払いを終えると宮司さんから授与品を受け取りました。
家に帰り、いただいたものを確認すると、
一社造り宮型の神棚と御神札、祈願札、お塩、お守りが入っていました。
天照皇大神宮、伊豆美神社、三宝荒神の御神札を戴いた神棚に祀り
我が家の神棚にお祀りしました。