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‐読み切り漫画『ヘタレ男物語』の総括と裏話‐

 

 

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‐14ページ作品 『可能性のトビラ』‐

 

‐朝鮮学校生徒のイラスト漫画 『可能性のトビラ』(無編集ver) およびネーム解説‐

 

‐朝鮮学校生徒のイラスト漫画(“人生が『ブルーロック』”)‐

 

‐朝鮮学校生徒のイラスト漫画(タイトルは『伝染病』)‐

 

 

【昔の作品(作画ネーム)】

 

‐『模写しかできない病』からの脱出(漫画を初めて描く) その1‐

 

‐『模写しかできない病』からの脱出(漫画を初めて描く) その2‐

 

‐『模写しかできない病』からの脱出(漫画を初めて描く) 最終回‐

 

 

 

 

今回の在日コリアン友人作画イメージソングは、BOOWY『WATCH YOUR BOY』より。

 

この曲は、あの有名な『金属バット殺人事件』モチーフ曲なのは周知の事実で、“世間体の塊″のような人が、受験を契機に自分の子どもを追い詰め、最後は「一家もろとも破滅する」という恐ろしい結末を辿りました。

 

‐ホリエモン餃子屋事件から見る「コロナ脳社会」の害悪‐

 

感染症の同調圧力によって、インフル以下の弱小ウイルスに罹ったら人生一発アウトのようなイカれた世の中。そうした檻に囲まれた「村社会」において、感染者は罪人やハンセン病患者のように煙たがられ、経済的や精神的にも追い詰められる姿は、かつて日本が辿ってきた道です。

 

この焼き回しによって、社会が鬱屈し「殺人事件」も起きていることから、もはや他人事では済まされないレベルにきています。

 

理不尽な全体主義社会において、ある日突然、誰かが自警団の加害者や、報復者となったりする意味を含めて、友人は本イラストを制作致しました。

 

それじゃ恒例のイラスト解説!

 

※セリフはすでにペン入れ済み(描き順1番目)

 

友人が未だに「描くのが難しい」と嘆く、ギザギザの吹き出し。

 

理想形はワンピースの尾田先生のような形ですが、上手く不規則にかっこよく見せるのは、ほんとうに難しい・・・(どうにもダサい形になっちまう)。

 

 

シャーシャーっとペンで下描きをして、先にシルエットを抜き出して、具体的構図が浮き出てきたら、各キャラクターの線画を進めて行くルートです。ちなみに「キャラ3人のポーズ」は、友人が実際に演技したもので、いわゆるアニメ私塾の室井先生がおっしゃる『自撮り素材』というやつです。

 

もちろん、今回に限っては「動画撮影」で、写真自撮りモードだと『世界が反転』してしまったり、一回パシャリの場合だと、奥のバットを持つは、止め演技がゆえ「作業的になってしまい」、逆に動画の場合だと、連続した流れにおいて「もっともグッドな瞬間」を選び出して、それをスクショすれば良いやり方を、室井先生は述べておられました。

 

 

あっ、ちなみに友人は「この絵を描くためだけ」に、アマゾンでガスマスクを購入しましたw

 

2000円以下のレプリカ品です。

 

 

まず、「右の女の子」を描いていきます。

 

※めっちゃ左に寄ってます(;'∀')

 

はい、ここで紙を裏返します。

 

所謂恒例の「デッサン修正」というやつですね。

 

トレス台(光る台)を使って、表の線画を透かしてその狂いを修正していく作業で、友人は毎度の『必勝パターン』として、このやり方を徹底していて、逆に「この作業をしないと納得した絵が描けない」のです。

 

うーん・・・どうしても利き腕の影響だとかで、こうなっちゃうんですよ。

 

 

 

こんな感じで直していきますが、修正している最中は常時トレス台は光りっぱなしです。

 

※最初に表に描いた下描きは消してあります

 

表に戻すときには、すでに線は整えられていて、あとはそれを土台に、さらにビルドアップしていく気持ちで線を描きなおしていきます。

 

地味な作業です。

 

※紙は裏返してあります

 

この作業を「左の女の子」にも適用して描きます。

 

今回マスクフェイスシールドを付けているので、多くの資料を必要としましたが、ハッキリ言って今のご時世「スマホ一台」あれば、何でも事足りちゃいます。

 

 

やっぱり一番緊張するのがペン入れ

 

概ねペンインクの状態によって、線の太さが変わったり後者使い古すと劣化してゴミがたまったり良い線が引きづらくなります。常に紙を回転させながら、適切な侵入角の線を、獲物を狙うスナイパーのように「息を止めて」描きます。

 

途中でベタ塗りをしていますが、背後のバット男(ガスマスク)のポーズを描くとき、手前二人のキャラの後ろまで描くため、ベタ塗りをしてしまったら線が見えないので、全部は塗っておりません。

 

 

※集中線もプラスしています

 

さっきと同じ工程で、線を整えていきます。

 

 

これがペン入れ完成図。

 

この後にスクリーントーン再度ベタ塗りカラーインク着彩が待っています。

 

フェイスシールドのハイライトについては、真っ白にすれば楽でしたが、今回は中身まで描くということで、総体的なトーンの組み合わせも変わるので、結構面倒な作業になります。

 

 

 

デリーターのトーンは、とにかくコスパが良い!

 

 

 

カラーインク米Dr.Ph.Martin’s英Winsor&Newtonです。

 

前者の値段は忘れましたが、筆については「そんなに高いものではない」と友人は述べております。

 

 

まあこんな感じで、ラストに血しぶきの縁取り一部集中線ホワイトがけで完成です。

 

 

・漫画イラスト倉庫 https://strongpaperline.tumblr.com/

 

 

<参考資料>

 

・友人の監修および写真資料

 

 

<ツイッター>

 

【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】

 

https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As

 

 

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