前回の記事
【関係記事】
‐友人の没漫画(読み切り)を紹介してみる 番外編(平成最後にあの人が登場!?)‐
‐友人の没漫画(読み切り)を紹介してみる 番外編(新しいメンバーたちの部活動の様子)
【本編】
いやぁ、ブルーロック面白いっすね。
※ここでもちょっとお話しました↓
週刊少年マガジンに連載されてる漫画で、友人も雑誌で必ず目を通していますが、彼曰くトップオブトップの作品で、サッカー人生(日本代表)をかけ、日々追い込まれるたたかいの中、個々のキャラクターの成長や魅力が十分に引き出されていて、特に絵心甚八の言葉なんか、自分自身に言われてるみたいで、時々情けない気持ちになったりもします。
あー「帰る(ファック・オフ)野郎」になりたくねー(笑)
とにかく、本気にならなくちゃまずい・・・。
ではいきましょー。
ファンミン「はんはへ あらひひゃひひ やひやっへほらひひゃいなー」
「ほ、ひゃひゅひゃはひっひぇいる」
解読文(マンガで アタシたちに 養ってもらいたいなー)
(と、作者は言っている)
講談社 『週刊少年マガジン』 9 2019 2/13
これ見てあの顔芸お兄を思い出しましたね。
画像は蜂楽くんですが、元ネタはブルーロックの鰐間兄弟(アニキの方)です。
ヤンも突っ込んでますw
ファンミン「おえッ!ベロ出してしゃべッてたら気持ち悪くなッた!」
ヤン「ホラホラ調子に乗ッてるから」
ファンミン「だって、この漫画描いてるヤツがそう思ってるだもん」
ヤン「でもまぁ・・・、気持ちは分かるわ」
ヤン「この作品は“アート”だから売れなくてもいいとか」
「そんなダサいことばかり並べるヤツに言いたいのは━」
「ゴミ作ッてンじゃねーよ」
「ッて思うンだよね?」
ヤン「別に『好きで作る』のはいいよ?」
「でもプロには絶対なれない」
ヤン「私はそういうトコで働いたコトないけどサ」
「でも“仕事”ッてそんなモンでしょ」
ヤン「人様からお金をいただく以上・・・」
「『今日は調子が悪くて描けませんでした』なんてタブーに等しいし・・・」
「もちろん妥協なんかできないし、言い訳なんて愚の骨頂」
ヤン「“キ〇ガイ”になりきれ!」
「必要なのはただそれだけ!」
ヤン「24時間365日、かぎりなく描き続けられるモチベーションと気力だけが漫画家のただ一つの才能なのよ」
「1週間に20ページ、積み重ねで3000ページ描かないと『プロ』には遠くおよばない」
※下のセリフは、実際の持ち込みの時に、少年マガジン編集部のK氏が友人におっしゃられた言葉。
ヤン「てゆうか基本そういうヤツらしかいないでしょ」
「“あっちの世界”は」
ヤン「“面白い”とか“つまらない”とかそういう『贅沢な悩みは』」
「こういうのが出来てはじめて口にできる」
ヤン「つらいとか苦しいとか思うのなら、すぐさまブラウザバック可能よ?」
「いつでも“ぬるい世界”がアナタを待ッている」
ヤン・ファンミン「ね?作者さん」
ヤン「でも“ジャンル”は考えた方が良いよ?」
ちょっと待ってよ、これって「自分のキャラにフラれた」ってこと?
つまり「もうアタシらに絡むな」ってこと・・・?
同 36・37 2018 8/22・29
それは言い過ぎかもしれませんが、いくら自分が好きなネタでも、多くの方々から望まれなければ、自らの些末なマ〇ターベーションに過ぎない。残酷ですけど、これは事実です。
ゆえに受け入れざる得ない。
友人はとある漫画家編集者さまのブログを拝読しているのですが(私も勉強がてら見させていただいています)、やっぱり何十年も第一線でお仕事されている方なので、言うことは正しいし何より厳しい。
読むたびにショックを受けています。
今回は、その記事に対する自己回顧的なものとして描いたものです。
漫画に取り組む姿勢については、こちらの方で色々説明させていただきましたが、実際ヤン達・・・、「朝鮮学校ネタ」が不可能なわけではありません。
事実、講談社の編集者K氏は、「日本人が朝鮮学校に偶然関わることになって、そこで色々な体験を積み重ねていくことによって『成長する』過程が見たい」と述べられていました。
結局、問題は『描き手自身』にくるわけです。
どのようなジャンルであれ、自分の経験や知識を適切に活かし、それを「面白く描ければ」良いわけで、それが出来ないからいつまでもループを繰り返している。
同 10 2019 2/20
ハッキリ言って、今の友人の心境は『イガグリ』と同じ。
いつまでも時間がある訳じゃない。
かつてマガジンの編集者K氏や、今回拝読させていただいた編集者の方のブログにしろ、二つに共通することは「死に物狂いになる」ことや「本気になれ」ということ。
正直なところ、一番ここが欠けてるのかなと思うと友人は言っている。
作中でヤンも語っていたことだが、「キ〇ガイ」ということは、すなわち振り切ることだし、それは前述のセンテンスとも共通する内容で、すべての夢に向かう人たちに共通する課題だと思います。
最後に友人のおすすめ曲より
【Official MV】 GADORO / クズ
sunart music
https://www.youtube.com/watch?v=8OU9dbFjsT0
GADOROさんのような壮絶な人生ではないけれど、この曲を聞いて自分のぬるさやダメさを再認識し、次の作品ですべてを賭けると言っています。
・漫画イラスト倉庫 https://strongpaperline.tumblr.com/
<参考資料>
・友人の監修および写真資料
・講談社 『週刊少年マガジン』 36・37 2018 8/22・29
・同 9 2019 2/13
・同 10 2019 2/20
・Youtube動画 【Official MV】 GADORO / クズ
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【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】
https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As
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