前回の『友人の没漫画(読み切り)を紹介してみる その2 』(http://ameblo.jp/epikutetosu/entry-12293625754.html )で出てきた80年代風の不良たち(『クチャクチャ』『ひゃはッ』『スーハースーハー』)が、3人の朝高生(チェフン、ヤン、ソンリョ)に絡んできましたが、今回はその続きになります。





チェフン「キャーッ!! なんなのこの時代錯誤のコワモテ集団は!?」


「オレはタイムトンネルでもくぐッちまったのかー」





ソンリョ「ヤバいよ!! こいつら“帝蘭”の連中よ」





チェフン「“帝蘭”!?」


ソンリョ「ええ!」





ソンリョ「“私立・帝蘭高校” この十条界隈でブイブイ言わせてる不良高校で、ヤンキー偏差値は80とその筋ではエリート高」


「日々の乱暴狼藉は当たり前。だから近くの高校のコたちも怖がって近寄らないンだケド、最近“朝鮮高校(ウチらのガッコー)”とモメてて、何かとインネンを付けてくる始末よ」


↑なんだかものすごい『特攻の拓』展開の模様を呈してきましたw





ソンリョ「この前なンか、“チョン高狩り”と称して、下級生のコが数人にボコられた挙句、『ドカン』をうばわれたそうよ」


「あら、アンタもヤバいわね」


チェフン「なんですッてェ!!」


↑あまりの恐怖にじじい顔になるチェフン 


ちなみに『ドカン』というのは不良ズボンの一種で、『ボンタン』とは違って、足先までズドーンと太いズボンのこと。





ここで『不良B』(ひゃはッ)がソンリョちゃんに絡みます。


不良B(ひゃはッ)「おうおう おじょーちゃん意外とオレらのコトくわしーじゃねーか」



しかしそれに対してソンリョは無反応・・・・





顔デカって・・・


なんだかこの子、随分と余裕みたいですね(´・ω・`)





不良A(クチャクチャ)「コノヤロー、よくもアツシ(不良B)のコンプレックスをバカにしやがッてー」


「覚悟は出来てンだろーナ!?」(バキボキ)



ソンリョ「チェフン!!アンタ柔道部なンだからこんなヤツらシメちゃッてよ!!」


↑いたずらに不良たちを刺激してあとはチェフンに丸投げするソンリョっち。


キミって子は・・・





不良A(クチャクチャ)「コゾー、テメーの履いてる“ドカン”も うばッってやろーか!?」


チェフン「ひィいいいいいい!!!」



メガネくん弱すぎわろたw 


もう少し踏ん張りなさいよ(ベソかいちゃってるし・・・)



すると・・・





ヤン「アタシらのテリトリーで ずいぶんと威勢が良いですね」


「“帝蘭(チョッパリ)”のみなさんたち・・・・・・」





不良A(クチャクチャ)「口には気を付けろよ お嬢ちゃん」


「メスガキごときがいちいち介入できる問題じゃねーンだよ」


とすごむ帝蘭不良・・・・。



しかしヤンも負けず、





ヤン「弱いモノいじめてイキがるクズが調子に乗るなよ?」


ついに口火を切ったヤンちゃん。


すごい根性・・・。




不良A(クチャクチャ)「はいお前泣かす」


遂にキレた不良がヤンに襲い掛かります!


ああ、殺されちゃう・・・・!!!





その時の二人の表情。






バキッ!!!






なッ!!!?





アタシを泣かす!?


寝言コイてんなよ ボクぅ・・・・



ヤン豹変


こ・・・こわい・・・(´・ω・`)





アップ画像で怖さ倍増





たまらずビビる不良・・・





不良一同「バ・・・バケモンだ!!! オレたちの手に負える相手じゃねー!!!」


うん。そりゃ逃げるわ





ソンリョ「行ッちゃった・・・・・・」





ソンリョ「あーん! こわかッたよーう!!!」


ヤン「大丈夫だよソンリョ、もう終わッたから





ソンリョ「みてみてヤン あすこに女に守らせたゲス野郎がいるよ」


チェフン「テメーが煽ッたンだろ!!!」


↑ごもっともです。でも弱いアンタも悪い(´・ω・`)





チェフン「ッたく、学校に遅れるから早くいくぞ」


心の声(どうかビビッてた事がバレませんように)←もう手遅れですw



するとヤンが「チェフン!」と叫び・・・





ヤン「今度怖い目に遭ったら、アタシが“守ッてあげる”からいつでも呼んでね」


チェフン「バレバレじゃねーか!!!」



男としてのプライドを完全に否定される発言をぶちかまされてしまいました・・・。


哀れなり!チェフンくん



ここからは妄想タイムですが、きっと彼女はこう思っているでしょう。





「このダサ坊がぁ!」