前回の記事
前回で不良A(リョー)からの猛攻を受け、逆にボロボロにされてしまうヤン(チェフンの体)。
“彼女”を極限状態に追い込んだリョーは、ついに禁断の手を使います。
不良A(リョー)「アツシィ・・・」
「“アレ”持ッてこい！！！」
不良B(アツシ)「・・・お、おう」
アツシに“日本刀”を持ってこいと命ずるリョー。
不良A(リョー)「これより“斬首刑”をはじめまーす」
てゆうか、今まですっかりアツシ君の存在忘れてましたｗ
残忍なリョーと比べ、物語開始から一度も暴力を振ったことがない彼は、実は一番の「平和主義者」なんじゃないでしょうか。なんだか憎めないキャラですし。
チェフン(ヤンの体)「まずいよ！このまままじゃ“ヤン”が殺されちゃう・・・！！！」
事態の深刻さに恐怖しおののく“チェフン”。
チェフン(ヤンの体)「イヤだ・・・・・そんなの・・・！！！」
チェフン(ヤンの体)「このままどうしようもないヘタレのクズで終わるのも・・・！！！」
今までの自身の不甲斐ない行いに後悔し、何とか解決策を探す“チェフン”
チェフン(ヤンの体)「全部イヤだ・・・！！！」
ここで一つの決意を固める“チェフン”。
不良A(リョー)「地獄に堕ちなァッ！！！」
もはや万事休すか・・・・！！！？
！！！
なんと捨て身で“チェフン”に斬りかかろうとするリョーに突っ込む“ヤン”。
ヤン(チェフンの体)「“チェフン”・・・・！！！」
不良A(リョー)「このアマぁ！！！」
チェフン(ヤンの体)「“ヤン”！！！“おでこ”！！！」
ヤン(チェフンの体)「おう！！！」
再びおでこをぶつける二人！
吹っ飛ばされるリョー。
もしやこれは・・・・！
うぉおおおおおおおおおおおおお！！！
元に戻ったぁアアアア！！！
ブチキレるリョー！！！
しかし時はすでに遅し・・・(´・ω・`)
ヤン(本家)「“クソガキ”はテメーだろ！！！」
不良A(リョー)「イヒーッ！！！さっきと全然表情が違う！！！」
いやー、このヤンが見たかった！
応戦しようとするアツシ君。
！！？
チェフン(本家)「よォ、オレを忘れてもらっちゃ困るぜ・・・」
「“顔デカ”クン」
不良B(アツシ)「バッ、バカ！オレは“顔デカ”なんかじゃ・・・」
こちらも満身創痍ながらアツシの特攻を止めるチェフン。
ヤン「ナイスチェフン！サイコーだよ」
チェフン「いくぜェッ・・・！！！」
不良A(アツシ)「ヤメロォオオオッ！！！！」
圧巻すぎる見開きカット。
物語一番の画力だわ・・・・。
右が背負い投げをするチェフン、左がパッチギをかますヤン。
すべてが終わった二人の表情。
倒された不良たち。
勝利に喜ぶ二人。
ここでチェフンに話しかけるヤン。
すかさずチェフンは我に返り、先ほどの「失態」を追求されることを心配しますｗｗｗ
しかし・・・。
ヤン「ゴメンねチェフン・・・・あのときはひどいコト言って・・・・・・」
調理場での出来事を謝罪するヤン。
「さっきもアンタが助けてくれなかッたら殺されてたかもしれない・・・」
チェフン「な、何言ッてンだよヤン、これは全部お前の手柄さ」
「それにオレは単なるへタレで・・・」
ヤン「ううん、アンタは何もヘタレなんかじゃない！」
「“入れ替わッて”わかったコトだもん」
おっとこれは・・・・！
童貞卒業クル！！
チェフン、最後に救われてよかったネ♪v(≧∇≦)v
一方不良たちは・・・・・。
以上、これにて友人の読み切り作品『ヘタレ物語』は終了となります。
作品の総評や、カットづくりの元となった作品、その良し悪しについては、後の記事で書いていくと思います。
描き手の友人や、ブログ主である私含め、ここまでお付き合いして下さった皆さまへ、多大な感謝をお伝え致します。
本当にありがとうございました♪
読み切り作品(在日コリアン友人作)『ヘタレ男物語』
‐完‐
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