・「反中国」なら がぜんやる気が出る人たち


武漢市。そこにはお年寄りや子供たちも暮らす普通の市民社会がある

未知の伝染病の脅威にさらされているのであれば

最優先で救援し避難させることすれ

封鎖して病気に汚染された場所におしとどめるなど

ジェノサイドの発想でしかない

 

中国共産党政府の強引な人々への強制力を

国際社会が看過すれば 彼らに間違ったメッセージをおくることになる

国際社会は自分たちの都合一つで人権の定義をつかいわけ(確かに国際社会の人権論にはそういう一面があるが)

自分たちの利益のためなら中国の市民の犠牲などいとわないと考え出すだろう

ならばこれからも人権などに配慮する必要はないとほんとに考え出し行動するだろう

国際社会は中国共産党政府の人権抑圧、ウイグルやチベットへの弾圧

または香港の市民デモへの強圧的な鎮圧に

理論的に抗議できなくなる危険もはらむ

 

FUKUYAMAのブログ 

『人権とは他者を尊重することばかりでなく自らの行動と思想に人間としての尊厳を保つことでもあると思う』記事

 

https://ameblo.jp/nponishinippon/entry-12571561878.html

 

本当に、この国では中国のやることなすこと「すべてに」文句をつけたがる連中であふれかえっている。

 

‐戦後75年にわたる『日米同盟の呪い』(「アメリカ植民地」で植え付けられる 狂った反中国意識)‐

 

‐この国にいると無自覚にバカになっていく‐

 

抽象的な批判は誰にでもやれる。

 

中国がなぜ、対応に慎重になるのかと言えば、彼が述べるような「中国共産党の横暴」などでなく、この世界に覆われている『グローバリズムの本質』そのものが影響してくるからだ。

 

現に、レーガン時代財務長官補佐を努めた保守体制派ポール・クレイグ・ロバーツ氏が、以下のように論評されている。

 

中国は他の国々のメーカーに供給する多くの部分の供給源で、中国はアップルのような多くのアメリカ企業の完成品供給源だ。もし出荷ができなければ、中国外での販売と生産が影響を受ける。収入がなければ、従業員に給料は支払えない。2008年金融危機と異なり、これは失業危機と巨大メーカーや販売会社の破産だ。

 

マスコミに載らない海外記事 『グローバリズムの結果は世界の不安定化』

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/paul_craig_roberts/index.html

 

経済地理学の理論(ポール・クルーグマン)にたち、ここ数百年に連なる『グローバリズム』がもたらした「結果」については、アウトソーシング(生産外注化)が行き届き、企業が自国におくことをやめたり、さらなる「分業化」を推進し、より安く製品を作れ、消費の見込める国へと、必然的に企業たちは参入していく。また複雑高度化するモノへの対応として、先に述べた外注化や、系列ないし随意契約も含め、ここ数十年で目まぐるしく変わる経済の実情を鑑み、中国に進出している「取引先の影響」を考えれば、仮に「まったく手を打たずして」、ひとたび病気が拡大し、関係者の死者が出た場合、それはそれで、中国に対して傲慢な欧米やその属国から「文句」を言われるのは目に見えて想像できる。

 

この国に生きる者として、こういう言説を見ると情けなくなってくる。

 

中国への「見舞い国」

 

現地の医療陣や、政府関係者の方々ふくめ、問題に必死に対応している「中国へのお見舞い」が先だろうに、口を開けば、やれ人権だの政府の強権ガーと、ブツブツ念仏を唱えるありさまだ。そういう人たちに限って、参考資料もなしに、自分は「意識が高い」と思っており、誰よりも人権や民主主義について考えていると推測するが、フタを開ければ、大手マスコミから垂れ流される認識の「コピペ」だったりする。

 

-「中国脅威論」「人権問題」「政府崩壊」の醜聞-

 

‐「人権屋」ヒューマンライツウォッチの横暴(北朝鮮の『性暴力』と中国の『ウイグル問題』)‐

 

‐『香港デモ』は複雑すぎっから「素人」は黙っといて‐

 

‐血と暴徒渦巻く『香港デモ』の顛末(みんなちゃんと英語で調べてる?)‐

 

‐混迷極まる『香港デモ』(ウクライナ・ネオナチの参戦)‐

 

‐米国政府の「差し金」によって運営される香港デモ(ポール・クレイグ・ロバーツ氏)‐

 

‐香港デモの「洗脳暴徒」を賛美する『欧米属国』たち‐

 

とてもじゃないが、私はそういうことはできない。

 

殊に「海外ニュース」においては、このガラパゴスな国に生きる無知でモノリンガルな自分にとって、様々な知見を提供してくださる、英語ブロガーの方々の存在は大きい。そういう識者らの記事を読んで、必死に考えてブログを書くことなど、当たり前の習慣だし、じゃなきゃ公に情報を発信する「資格」はないと考える。

 

 

・「この人たち」の言うことだけが 真実なんでしょ?

 

 

『主流メディア』(別名「売女マスコミ」ポール・クレイグ・ロバーツ氏定義)

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-6ceb18.html

 

きっと彼らは、ほくそ笑んでいるだろう。

 

‐「世界警察・世界判事・世界陪審員」アメリカのイラン国ガセム・ソレイマーニー少将殺害‐

 

‐アメリカ『イラクから出て行かない』宣言‐

 

‐『言論マトリックス』にいる私たち(危うき世界をどう生きるか)‐

 

‐『究極のパターナル国家』アメリカという現実(全世界の価値を決める存在)‐

 

‐戦争国家・アメリカの「政治改革」は前途多難‐

 

「対抗言論」のために、数少ない勇気あるフリージャーナリストや識者らが、己の正義と公益心にもとづいた記録を提示するよりも、大多数の耳目に浸透する情報(物語)を流しさえすれば、自分たちの世界は微動だにしないと、ごく少数の人々だけが、『アメリカ例外主義』に注目し、彼らが世界中で地域独立のために活動する要人を爆殺したり、駐留米軍という、世界最悪の「人権侵害」や「主権侵害」を繰り返す存在について疑問を差しはさもうと、大本の軍産複合体に逆らい、血祭に上げられたトランプ大統領や、憂い目にあうトゥルシー・ギャバード(ダルシ・カバード)氏についても、誰も「事の真相」について迫ろうとはしないと、大衆は『わかりやすいフレーズ』にしか反応できないことを、熟知しつくしている。

 

続けて引用します。

 

政府の秘密と、内部告発者や情報漏洩者や漏洩情報出版者の重要性について、私は多くの記事を書いている。それには当然の理由がある。公に対する説明責任から、自分たちの悪行を隠すことができる政府は、できることなら何でもするからだ。政府の振る舞いが一体何かさえ知らされなければ、政府が、望んでいる形で振る舞うのを保証するために、国民は民主主義を活用できない。

 

そうしたものは、陰謀論者連中や反体制政治諸派の多くの注目を惹きつけている。多くの目が、政府の不透明な隠れ蓑と、その背後で起きていることに光をあてようとする勇敢な人々に対する迫害を注視している。十分とは言えなくとも、かなり多くの目が。

 

我々にとって大いに不利益なことに、我々に対する圧政と搾取の主要な操作が、我々の目の前で起きている事実には、ごくわずかの人しか注目しない。

 

買収された政治家による際限のない言説、体制が所有している報道機関と、何が世界中で起きているかについての主要言説を支配する操られたソーシャル・メディアが、政府の秘密隠蔽よりも、我々の社会の病気に遥かに貢献している。我々は経験からこれを知っている。内部告発者がNSA監視や、巻き添え補殺人などの、強力な政府の悪行について秘密情報を暴露する時は、いつも、公に対する説明責任も、このような不正再発を阻止する全面的組織的変更要求も見ることはなく、政治/メディア支配層の言説支配しかない。

 

暴露された情報から注意を逸らせ、情報を明らかにした人物<おそらくアサンジ氏>が、法律を破ったり、振る舞いが、どこか行儀が悪かったりするのに注意をむけるために言説支配が使われる。暴露は実は大したことではないやら、基本的に、既に周知の知識だったやらと思わせるために使われる。その日の次のホットな話題や、マスコミ・ニュースが紡ぎだす白色雑音の忘却の彼方に衆目をそらすために使われる。何も変化しない。

 

我々は再び、それが何度も何度も繰り返し起きているのを目にしている。言説支配装置は実に効果的、効率的になり、2018年に、アメリカやイギリスやフランスが、全くウソの理由でシリアに爆弾投下したのはほぼ確実だという最近の暴露も完全に無視することが可能なほどだ。ベリングキャットのわずかな、でたらめな歪曲や、マスコミの完全な報道管制によって、まるで一度も起きたことがないかのようだ。

 

これが我々に物語っているのは、我々にとって何より重要な問題は、政府の秘密のカーテンの背後で陰謀が起きているという事ではなく、人々の考え方や行動や投票が、公然と積極的に操作されていることだ。政府の秘密は、確かに、支配体制による言説支配の一つの側面だが、大衆の情報入手を支配するのも、もう一つの側面だ。その最大部分は、情報に対する大衆の考え方の支配だ。

 

無数の方法で、支配階級に搾取され、圧迫されながらも、圧倒的に多い庶民の数の力を、本当の変化を強制するために、人々が決して使わない理由は、現状を、望ましい(か少なくとも普通だ)と思うよう洗脳されているためだ。政治/メディア支配層のプロパガンダは、そのための支配層の防衛最前線だ。最も強力で不可欠な武器だ。

 

我々は、ただ受動的に、別のマニングやスノーデンやイアン・ヘンダーソンが、我々が圧政装置と戦うのに使える情報を与えてくれるのを待ってるだけではないのを意味するのだから、あらゆる党派の反体制派が、これを理解することが重要だ。これらの人々は素晴らしい貢献をしてくれたが、我々の世界で何が本当に起きているのかということに人々の注意を惹きつける戦いは、決して情報漏えい者や内部告発者だけに限られない。政府の秘密には翻弄されないのだ。

 

もし読者が何らかのメディアに従事しているのなら、大衆を眠らせ、自己満足状態に保つ言説のマトリックスに関与しているのだ。読者が、ツイッター・アカウント、ユーチューブ・アカウントや、多少のビラやスプレーペンキ缶を持っているかどうかは重要ではない。読者が、なんらかのメッセージを発信できるなら、直接、読者を圧迫する機構に影響を与えることができる。読者は、人々に、だまされていることを知らせることができ、なぜかを、説明することができ、彼らを、より多くの情報を見つけられるところに向かわせることができる。

 

これは大いに力を与えてくれる。あらゆる保安検査やとスピン・ドクターを通り抜けて、非常に衝撃的なニュース記事が本当の社会の目覚めを引き起こすのを願って無為に待つ必要はない。読者自身が情報であり得るのだ。読者が目覚めの触媒になることができるのだ。

 

この船の進路を変える鍵は政府の不透明なベールの背後のどこかに隠されているわけではない。それはあなたの中にある。それは我々全員の中にある。我々は真正面にいる、無防備で、むき出しのプロパガンダ機関による言説支配を攻撃することで、今すぐ、我々の仲間の覚醒を始めることができるのだ。

 

※<>は筆者註

 

同 『主要な抑圧機構は完全にむき出し』記事 

ケイトリン・ジョンストン氏レポートより


http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-6ceb18.html

 

これらの文章を「すべて理解」するには、あらゆる知識や情報を必要とする。

 

拙ブログでは、今までそれに関係する記事を書かせていただきましたが、この「複雑すぎる世界情勢」を叙述するに、数多くのスキル不足も否めない。

 

ゆえに、どうしても難しい説明になってしまうし、「ある事柄」を文章にするときに、関係する「膨大な事柄」がセットになるのは避けられない(短くまとめたいのも山々ですが・・・)。

 

‐手に余る「世界情勢」を知る態度-

 

私たち大多数の人間にとって、扱える言語が「ひとつしかない」から、その言語の認識がすべてとなり、文化や思考様式、考えられるありとあらゆる人間的営みを拘束されます。無論ニュースについても、常に「日本語の味付けが施されたモノ」しか接種することができず、BSで「海外ニュース」を見ようとも、ほんの一部の情報であり、それは放送者の采配に基づくもので、厳密な意味での世界情報とは言えません。

 

これは非常に不幸な出来事であり、どんなに頑張っても日本語のみで世界のすべてを知ることは、ほぼほぼ不可能に近いことなのです。

 

事態を打破するためには何が必要なのか、それは言うまでもなく「日本語以外」の他言語に通じること以外、手段はありません。

 

幸い、私たちの身近な英語国際語であり、何とかそれをマスターしさえすれば、世界と繋がれるチャンスは往々にあるわけです。つまり、そうした世界とリンクできる言語を通じて、各国が発信するニュースを理解するツールを得て、そこではじめて、マイナー言語の支配から解かれて、体制から情報を「もらう立場」ではなく、より主体的に情報を偏りなく摂取することが可能となるわけです。

 

その詳細ついて、英語ブロガーのMchikoさんにわかりやすくまとめて頂いたので、ここに載せておきたいと思います。

 

まず英語の場合は、

 

①アメリカやヨーロッパの国の大メディアが報道している内容

 

②それらの国でのインディペンデント(独立系)メディアが細々と伝えている内容

 

③ロシアや中国が伝えている内容(RT紙やグローバルタイムズなど)

 

この①~③までのすべての情報を、ほぼキャッチすることが可能となります。

 

特にMichikoさんが特筆されていたことは、で、どれだけ違う内容の報道がなされているかを知るということに驚きがあるわけで、そこに放り込まれたら、頼れるのは「自分」しかいなくなります。

 

つまり、情報を受動的に考えるのではなく、己の思考を駆使して、今ある知識や認識を総動員して、哲学的にいうなら「自らの足で立って」物事に取り組まなくてはなりません。

 

何が事実に近いのか、一方の認識に偏ることなく「主体的」な状況に自らを追い込むことよって、日本における右左にありがちな「量産タイプの思考」から脱却することが可能とします。

 

正直なところ、私もこれが出来ていないので、あまり大きなことが言えないのが現実ですが、少なくとも、こうした目標に向かって、努力する必要があります。

 

 

<参考資料>

 

・FUKUYAMAのブログ 『人権とは他者を尊重することばかりでなく自らの行動と思想に人間としての尊厳を保つことでもあると思う』記事

 

https://ameblo.jp/nponishinippon/entry-12571561878.html

 

・Cluttered talk blab blab blab 『中国への「見舞い国」』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12571962724.html

 

・マスコミに載らない海外記事 『グローバリズムの結果は世界の不安定化』

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/paul_craig_roberts/index.html

 

同 『主要な抑圧機構は完全にむき出し』記事 


http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-6ceb18.html

 

 

<ツイッター>

 

【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】

 

https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As

 

 

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