・ますます「胡散臭い」 『民主化デモ』

 

 

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マスコミに載らない海外記事 『香港抗議運動に押し寄せるウクライナ・ネオ・ナチ』 2019年12月10日 (火)

 

ベン・ノートン
Grayzone
2019年12月4日

 

アメリカに支援されるネオ・ナチ民兵で、かつて戦ったウクライナ・ファシストが、彼らの戦術を共有し、入れ墨を誇示し、香港での反中国抗議行動に参加した。

***

 

ウクライナのネオ・ナチが反中国反乱に参加するため香港に飛んだことを、欧米商業マスコミは広く称賛し、平和的な民主化運動として報じている。

 

2019年3月以来、香港はこの都市の経済を衰退させる、しばしば暴力的な抗議や暴動の現場になっている。親欧米派で、反北京の運動を率いる集団の多くにアメリカ政府は資金供給し、香港の反政府派指導者たちは、中国に対する制裁や他の罰則処置のためロビー運動をしているマルコ・ルビオやスティーブ・バノンのようなワシントン政界の保守派実力者連中としっかり協力している

 

独立派連中が弓矢で警察を攻撃し、大型パチンコで火炎瓶を飛ばし、何人もの人々を焼き殺している反北京暴力反乱に参加するため、世界中から極右団体の多数の代表団が香港に向かっている。

 

アメリカとイギリスの植民地旗をこれ見よがしに振り、メガホンでアメリカ国歌をがなりたてたがる香港の反中国分離主義者は、アメリカ極右にとって磁石になっている。抗議行動のため巡礼した連中の中には、右翼ソーシャル・メディアのウェブサイトInfoWarsのスタッフ、ポール・ジョセフ・ワトソンや超保守集団Patriot Prayerのメンバーがいる。

 

香港分離主義者集団を強化しようとしている極右活動家の最新集団はウクライナからだ。彼らは自身をゴノルと呼び、上半身に、白人至上主義と新ナチズムの否定し難いシンボルの入れ墨をしている。

 

これらの過激派はウクライナでの親ロシア派民兵に対する戦争で戦ったアゾフ大隊呼ばれる悪名高い残忍なネオ・ナチ民兵だ。

 

アゾフ大隊はネオ・ナチ・イデオロギーを奉じて集まった、明らかにファシストの民兵集団だ。民主的に選出されたウクライナ政府に対する、欧米が支援した2014年クーデター後、アゾフ大隊はウクライナ国家警備隊に組み入れられた。それはモスクワに対する戦いで、ネオ・ナチを武装させ助言したアメリカ政府から支援を受けた

 

アゾフ大隊は自国でテロ攻撃をたくらアメリカの白人至上主義者訓練も支援した。

 

欧米政府と商業マスコミが、香港を植民地のように扱う独裁政権として中国のことを報じるが、これらの強暴なウクライナ・ファシストは、香港の自治につけこんで、入国している。彼らが中国本土や、政治的過激派には、決まったようにビザ発給を拒否する西欧諸国に入国を認められる可能性はありそうもない。

 

香港抗議におけるウクライナの政権転覆活動家の存在は、NATOが標的に定めた国を弱め、不安定にするための戦術を共有し、世界中のアメリカが支援する動きで、他の右翼と、香港の反中国活動家が、連合を構築している更なる証拠だ。

 

(中略)

 

12月1日、極右活動家セルヒー・フィリモノフは香港到着時に自身と三人のウクライナの友人を示す写真をFacebookに投稿した。画像には、反北京の非公認スローガンがついていた。「自由のために戦え。香港と共に立ち上がれ!!」

 

Stand with Hong Kong(香港と共に立ち上がれ)は、アメリカ、イギリス、ドイツ、カナダとオーストラリアの政府に、中国に対し制裁を課し、懲罰行動をとるよう圧力をかけている欧米が支援する組織の名前でもある。

 

彼らがソーシャル・メディアに投稿した動画で、ウクライナ白人至上主義者は偽って自身をジャーナリストと説明して、取材許可証を取得していたことが明らかになった。

 

 

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(中略)

 

ネオ・ナチ、キャンパスに入る

 

12月2日、ウクライナ・ファシスト訪問者は暴力抗議行動の現場、香港科技大学キャンパスの自身の写真を掲載した。

 

香港科技大学は分離主義者蜂起作戦の重要な基地だった。報道によれば12月2日時点で、合計3,989本の火炎瓶、1,339個の爆発物と601本の腐食性液体が大学で回収された。

 

 

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(中略)

 

冷戦終結以来、世界を支配してきたアメリカとNATOが率いる一極覇権体制が崩壊し始め、躍進中の中国とロシアが多極世界体制を復活させようとしているため、ワシントンとヨーロッパ諸国は、敵を傷つけるための運動の格子を前線に構築しているのだ。

 

このグローバル・ネットワークは、グローバル自由主義の前衛として喧伝されているが、ウクライナから香港までの出来事が示すように、根ではファシズムが膿んでいる。

 

ベン・ノートンはジャーナリスト、著者で映画製作者。彼はGrayzone編集補佐で、編集者のマックス・ブルメンソールと共同司会をしているポッドキャストModerate Rebelsプロデューサー。彼のウェブサイトはBenNorton.comで、@BenjaminNortonで、Twitterに投稿している。

https://bennorton.com

 

記事原文のurl:https://thegrayzone.com/2019/12/04/ukrainian-nazis-hong-kong-protests/

 

マスコミに載らない海外記事 

『香港抗議運動に押し寄せるウクライナ・ネオ・ナチ』より

 

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・誰も「この事」に触れない 恐ろしさ

 

 

‐『香港デモ』は複雑すぎっから「素人」は黙っといて‐

 

‐血と暴徒渦巻く『香港デモ』の顛末(みんなちゃんと英語で調べてる?)‐

 

拙ブログでは以前、同『マスコミに載らない海外記事』さまのサイトで、日本のマスコミや言論人がスルーし続ける話題について、たびたび記事にさせていただいた。

 

正直なところ、この国に住む人たちの『認識』というものは、「完全に操作されている」と感じてしまった。

 

無論、それは今回の中国・香港や、2014年『オデッサ虐殺』という凄惨な悲劇を演じたウクライナにおいても、そうした積み重ねが、とうとう「表に噴出した」かたちとなった。

 

キエフと右派セクターによるオデッサ水晶の夜 (写真・閲覧注意!)

 

差別暴力分離主義者が跋扈し、「言葉の自動機械」(宮台真司氏)と化した人間たちが、ある一定方向の主張に、さんざん引き寄せられてることだったり、それしか反応できなくなる思考にされ、リアルの延長や、自由な発想で物事を考えることが出来なくなっていることだ。

 

 

‐れいわ支持者に潜む『排外主義』‐

 

 

・私たちの「頭の中」で、一体何が起きているのだろうか

 

 

つまるところ、これは何を意味するのかというと、欧米陣営が常に「情報戦に勝利してきた」ということだ。米国を筆頭に、数々のインターネットエンジンSNSなどの『プラットホーム』をつくり、これらを独占物(橋頭保)として、人々の個人情報を管理し、その傾向性(蓋然性)にもとづく「誘導」によって、自分たちの好ましい情報を表に出したり、そうでないものを隠したりしながら、たとえば私たちが暮らす北東アジアならば、中国や北朝鮮に対する「露悪的」な認識への誘導しかり、さらには事実無根のデマも含めて、そこに「正当な意見」をぶつけようとも、共感や反応できない人々を大量生産してきた。

 

殊に、朝鮮半島との歴史問題においては、この両者が密接に「リンクしないように」マスコミはあらゆる根回しやスルーを積み重ね、とりわけ北朝鮮には、単に「拉致やミサイルを飛ばす悪い国」という印象を植え付けた。

 

その延長に、朝鮮総連への攻撃や在日コリアンの差別なども、ありとあらゆる「分断」を引き起こすタネとして、政府や体制側は、これ見よがしに問題を放置・深刻化させていきます。

 

私が見て書くのは、私の周りで起きている恐怖だけではない。人命を破壊し、村や市や国全体を破壊する恐怖だ。私が把握しようとしているのは、テレビ画面や、新聞やインターネット上で、人類に対する悪魔のような犯罪が、何らかの形で報じられ(記述され)てはいるが、情報が余りに歪曲され、操作されているので、世界のあらゆる地域の読者や視聴者が、自身の苦しみについて、そして/あるいは、他の人々の苦しみについて、ほぼ何も知ることができないのだ。

 

例えば2015年と2019年に、私は座りこんで、香港の暴徒を説得しようとした。それは本当に意義深い経験だった! 彼らは何もしらなかった。欧米がアフガニスタンやシリアやリビアのような場所でしている犯罪について全く何も知らなかった。彼らに、ワシントンが、どれだけ多くの中南米の民主主義国家を打倒したか説明しようとすると、彼らは私を精神異常者だと思いこんだ。良く優しい「民主的な」欧米が、どうして何百万人も殺し、大陸全体を血まみれさせることができようか? 彼らは、そういうことは大学で教わらない。BBCやCNNやサウスチャイナ・モーニング・ポストさえ言ったり書いたりしない。

 

私は真剣だ。私は彼らにアフガニスタンとシリアの写真を見せた。携帯電話に保存した写真だ。彼らはこれが本物の、直接のものだと理解したに違いない。それなのに、彼らは見ても、彼らの脳は、見せられたものを処理できなかった。画像と言葉。この人々は特定の情報は理解しないように条件づけられているのだ。

 

(中略)

 

世界の分断は驚くほどだが、時間とともに激化しているのだ。インターネットが状況を改善するだろうと期待した人々は、大変な誤算だった。

 

知識の欠如とともに、団結も消えた。

 

今まさに、全世界で暴動や革命がある。私は最も重要なものを報道している。中東で、中南米で、そして香港で。

 

率直で申し上げよう。レバノンでは、一体何が香港で、あるいはボリビアや、チリやコロンビアで起きているかについて、全く何の理解もない。

 

欧米プロパガンダが全てを同じ袋に投げけんでいるのだ。

 

香港で、欧米に洗脳された暴徒が「民主化運動抗議行動参加者」として描かれる。彼らが人々を殺し、燃やしても、彼ら依然欧米のお気に入りだ。彼らが、今ワシントンの最大の敵、中華人民共和国に敵対しているからだ。彼らが欧米に創造され、維持されているからだ。

 

同 『これほど断片化した世界を私は見たことがない!』記事より

 

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香港と「同様の事態(人々の分断)」が、ベトナムその他の国々でも起きて、人々の「相互知」が失われ、「敵対」し、分裂していくさまが、今回のヴルチェク氏のレポートやブログ主さまの翻訳によって、初めてうかがい知ることができた。

 

物事を『知らない』ということは、その人にとっての「決定的な弱さ」に繋がる。

 

これが経験的・知的の両面を含め、日本人が「歴史を記憶すること」を知らない民族ならば、それは顕著に現れてくるだろう。

 

‐手に余る「世界情勢」を知る態度-

 

世界は複雑で壮大だ。

 

それゆえ「簡単に説明」できて、誰しもが安易に納得できるシロモノではない

 

根本において「これらと向き合う覚悟」というものは、果てしないものがあり、私自身は到底そのような能力はありません。しかし、この北東アジアに生きる民として、過去の歴史を共有し、それを多くの人々と「繋げていくこと」が、物事の本質として、あらゆる情報スピンや、邪な試みにも負けない『思考力』として、周辺の地域と「団結」して、ともに繁栄の未来を勝ち取れるカギとして、これからも精力的に活動していくしかないと考えております。

 

 

<参考資料>

 

・マスコミに載らない海外記事 『香港抗議運動に押し寄せるウクライナ・ネオ・ナチ』 

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-e6666b.html

 

・同 『これほど断片化した世界を私は見たことがない!』

 

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