武漢の封鎖がつづいているようだ
武漢市の封鎖はまちがっている
世界史の上で 大きな過ちとして記憶されることになるだろう
自らが病気に感染したくないからといって他者にそのリスクを負わせる決断を平然とおこなうことは
病気を怖がって生き延びたいと願う前に、人間としてすでに終わっている
武漢市。そこにはお年寄りや子供たちも暮らす普通の市民社会がある
未知の伝染病の脅威にさらされているのであれば
最優先で救援し避難させることすれ
封鎖して病気に汚染された場所におしとどめるなど
ジェノサイドの発想でしかない
中国共産党政府の強引な人々への強制力を
国際社会が看過すれば 彼らに間違ったメッセージをおくることになる
国際社会は自分たちの都合一つで人権の定義をつかいわけ(確かに国際社会の人権論にはそういう一面があるが)
自分たちの利益のためなら中国の市民の犠牲などいとわないと考え出すだろう
ならばこれからも人権などに配慮する必要はないとほんとに考え出し行動するだろう
国際社会は中国共産党政府の人権抑圧、ウイグルやチベットへの弾圧
または香港の市民デモへの強圧的な鎮圧に
理論的に抗議できなくなる危険もはらむ
緊急事態だから人権のことは構わないのではない
緊急事態だからこそ危険にさらされている人々の生命と人権を擁護する必要がある
人権とは
他者の生命や人権を尊重することも重要だが
自らのためにも
自らの思想や行動に、人間としての尊厳を保つ権利がある