今回は、ワーホリでカナダに長期滞在する場合の住まいについて考えてみたいと思います。
カナダで引っ越しをするコツ
私は、ワーホリ中に3回ほど引っ越しました。
もともと、引越しが好きで、日本に住んでいる時も、2年に1回くらいの頻度で引越しをしていました。
引っ越すこと自体が好きというよりは、新しく住む物件をいろいろ見るのが好きなんです。
というわけで、カナダ(トロント)でも、お部屋を決めるまでにかなり色々な物件を見て回りました。
その経験をもとに、お部屋の探し方や、部屋選びのポイントなど色々書いてみたいと思います。
ホームステイ
私は、最初の2か月はホームステイをしました。
ラッキーなことに、ホストファミリーはとっても優しいご夫婦で、いまだに家族のように接してもらっています。
私のカナダのお父さんとお母さんです。
見つけ方
当時利用していたエージェントがホームステイ先を斡旋してくれました。
ホームステイ申込みの際に、喫煙やペットの可否、子供がいる家庭の希望、食物や動物のアレルギーなどいくつかの質問項目に答えます。
私の場合、カナダに出発する1ヵ月ほど前にホストファミリーが決まりました。
お互いにメールアドレスの交換をしていたので、出発前にも色々メールのやり取りをしていました。
なので、到着した日から、初めて会うという感じではなく、とてもフレンドリーにコミュニケーションがとれたと思います。
そのほかの探し方としては、現地の語学学校が斡旋してくれる場合もありますし、ネットで探すことも可能です。
料金
私の場合は、960ドル/月 でした。
朝食と夕食、光熱費、水道、ネット込みです。
朝食と夕食、光熱費、水道、ネット込みです。
通常のホームステイの相場は600ドル~800ドルくらいだと思いますが、エージェントを通すとこのくらいになるようです。
ポイント
私の場合は、大当たりのホストファミリーでしたが、これは、完全に運のようです。
同じエージェントを利用した人でも、私のように大満足の人もいれば、会話が全くないとか、ファミリーが家に帰ってこないとか、ホームステイのメリットがあまりない家庭にあたってしまった人もいるようです。
なので、最初は1ヵ月くらいだけ申し込んでおいて、気に入れば延長、といった形をとるのもよいと思います。
(ただし、人気のところはすぐに満室になってしまうので、早めの行動を心掛けてください。)
(ただし、人気のところはすぐに満室になってしまうので、早めの行動を心掛けてください。)
事前にお互いに連絡を取り合ったり、到着日のうちに、ハウスルールをきちんと話し合っておくと、上手くやっていけると思います。
疑問に思ったら、ちゃんと確認すること。
うまくコミュニケーションが取れれば、本当の家族のようになれると思いますよ。
貸し部屋(ベースメント)
2ヵ月のホームステイを終えた後は、日本人のご家族が住む一軒家のベースメント(地下室)を借りました。
見つけ方
私の場合は、カナダ総合情報サイト「e-Maple」で見つけました。
そのほか、craigslist や新聞のクラシファイドの欄に物件が色々掲載されています。
料金
450ドル/月
専用入り口、バス・トイレも専用
専用キッチンと冷蔵庫つき
光熱費、ネット(有線)込
専用入り口、バス・トイレも専用
専用キッチンと冷蔵庫つき
光熱費、ネット(有線)込
ポイント
私はもともと一人暮らし派なので、なるべく個人の空間が持てるような物件を選びました。
プライベートという意味では、完璧に近かったのですが、完全に一人だと、地味に寂しいです。
せめて、入口くらいは一緒のほうが挨拶くらいはできて良いような気がします。
ベースメントは、暗くて寒いです。
しかも、上の階の音がものすごく響きます。
(家の造りによるのかもしれませんが・・・)
(家の造りによるのかもしれませんが・・・)
私のお部屋の真上はリビングルームだったので、オーナーご夫妻の孫が遊びに来た時はとてつもなくうるさかったです・・・。
普段はご夫婦二人暮らしのようでしたので、とても静かでした。
たまたまこの時期は夏だったので、快適に過ごせましたが、秋口には別に暖房器具を用意してもらいました。
なので、ベースメントを借りるときは、音と温度に気を付けてください。
シェアハウス(2階/3階建て)
その後は、帰国直前まで一軒家を数人でシェアしていました。
見つけ方
これも e-Maple で見つけました。
料金
500ドル/月
キッチン・トイレ・バスを2人
(私ともう一人の日本人の女の子)でシェア
共通部分の掃除は毎週交代
キッチン・トイレ・バスを2人
(私ともう一人の日本人の女の子)でシェア
共通部分の掃除は毎週交代
ポイント
複数人で1軒の家に住む場合は、同じ空間をシェアする人数が少ないほど快適です。
また、きれい好きな人を選びましょう。
また、きれい好きな人を選びましょう。
私のシェアメイトは、とってもきれい好きでお互い気持よく過ごせました。
この家は、各階にキッチンとトイレ・バスがそれぞれついていたので、使う時間帯がぶつかることもなく、快適でした。
冷蔵庫は、1段目が私で、2段目が彼女の、とすでに色々ルールが決まっていたので、あとはそれに従うだけでとっても楽チンでした。
ただ、洗濯機が家に1つしかなかったので、バッティングすることが多かったです。
シェアする人数が多すぎると何かと不便なので注意しましょう。
シェアする人数が多すぎると何かと不便なので注意しましょう。
コンドミニアム
私のお友達が何人かコンドを借りて住んでいました。
見つけ方
新聞のクラシファイド、ネットなど
料金
1000ドル以上(ピンキリ)
ポイント
値段は高いですが、とにかく快適!
今度の中にジムやプール、パーティールームがついていることも多く、無料で利用できる。
完全プライベートなので、日本で一人でアパート・マンション暮らしをしているような感じ。
駅と直結していたり、セキュリティもきちんとしていて安心。
コンドの1階がコンビニやテナントが入っていると更に便利。
私もお金があれば、コンドに住みたかったです。
その他の注意点
- その物件に住んでいる人を把握しておく
- 領収書は必ずもらう
- 契約内容をしっかり把握しておく
- 近くに24時間バス、地下鉄などがある場所を選ぶ
- 近くにスーパー、薬局などがある場所を選ぶ
- 近くにコインランドリーがあるところを選ぶ
- 生活に必要なものがそろっているか確認
- 治安のよいエリアを選ぶ
- キッチン、トイレ等の水回りエリアをよく確認する(汚いと生活するのにしんどいです)
- ゴキブリ、鼠が出ないか確認する(嫌いな人は生きた心地がしません)
- 昼と夜の両方、その家の周辺を歩いてみる
といったところでしょうか。
よく、「一人で見に行かないこと」とガイドブックなどに書いてありますが、私は普通に一人で行っていました。
エリアもダウンタウン付近の、治安のよいエリアを中心に探していたので、一度もいやな思いをすることなくお部屋探しができていました。
ちなみに、上手い話には裏がありますので注意してください。
安い物件にはそれなりの理由があります。
お部屋自体は広くてぱっと見きれいなのに、シェアメイトが汚くて、共通部分がゴキブリの巣窟になっていた・・・なんてことも。
あとは、ダウンタウンから離れるほど値段は安くなりますが、学校や仕事場に通うのは大変になります。
夜遅く飲みに行って帰ってくるときなど、人通りが少ないと危ないので注意してくださいね。