ワーホリのビザは、働けるのと同時に、学べるところがメリットです。
 
カナダに渡航する段階で、「英語はもうペラペラよ!」という人は、わざわざ語学学校に通う必要はないと思いますが、「まずは、もう少し英語力を伸ばしたい」と思っている人は、語学学校に通うのも一つの選択肢に入ると思います。
 

ワーホリでの語学学校体験談

今回は、カナダで2か月間語学学校に通ってみた実体験から、私が実際にどんな語学学校に行って、どう感じたのかということについてご紹介します。
 

ワーホリビザで英語を学ぶ

語学学校には、私立の語学学校と大学(やカレッジ)付属の語学学校の2種類があります。
 
詳細はもちろん各学校によって違いますが、ものすごくざっくり説明してみます。
 
私立の語学学校は、比較的期間や学習内容がフレキシブルなので、自分に合ったプランを見つけることが容易です。
 
一方、大学付属の語学学校は、基本的に大学進学を目的としているので内容もアカデミックな環境での指導が多くなります。
学習期間も2ヶ月半~4カ月と長いです。
 
ワーホリビザ(in カナダ)の場合、働ける期間に制限はないものの、学校に通うのは6ヵ月までと決められています。
 
なので、私の場合は必然的に私立の学校を選ぶことになりました。

 

英語だけでなくビジネスが学べる学校へ

 

さて、一言で英語力アップといっても、その意味するところは人それぞれなので、どうなりたいのかを明確にした上で、語学学校を選ぶことがポイントです。

私の場合、カナダで働くというのが目的だったので、ビジネスに特化したカリキュラムを組んでいる私立の語学学校から候補を選びました。
 
私は、エージェントに登録していたので、スタッフの方に色々相談して、ビジネス英語を学べる学校をいくつかピックアップしてもらいました。
 
各学校のカリキュラムの内容や、過去に通った学生の感想なども詳しく聞けるので新鮮な、生の情報が得られて助かりました。
 

語学学校に体験入学

語学学校選びに大切なことは、「実際に見学もしくは体験に行く」ことです。
 
私は、行ってみたい語学学校を3校に絞り、実際に全ての語学学校に体験入学しました。(もちろん全て無料です。)
 
そのうちの一つの語学学校は、授業が高度で宿題などもたくさんあり、なかなかに厳しい反面、生徒主体の授業内容で、生徒が受け身にならないようにと工夫された授業を行っていました。
 
ビジネスで良くつかわれるボキャブラリー強化、ディスカッションやプレゼンテーションの授業、課外授業もあり、私的にかなり高評価。
 
さらには、インターンシップ先の斡旋もしてくれるというところが決め手となり、この語学学校に行くことに決めました。
(実は、このインターンシップがちょっと曲者だったのですが、それはまた別の記事でご紹介しますね…)
 
当たり前ですが、学校によって授業内容や、講師の質、生徒の質などが全然違います。
 
1日6時間みっちり、宿題もたくさん、授業の内容も盛りだくさん、といった学校もあれば、1日4時間、宿題なし、授業もゆっくり進み、楽しむために行くという感じの学校もあります。
 
ゆるく、楽しんで勉強したいのか、ストイックに確実に英語力を伸ばしたいのか、自分の方向性を決めておきましょう。
 
語学学校を選ぶ際は、必ず体験クラスを受講して雰囲気や、内容をしっかりチェックしましょう。
 
細かいことは分からなくても、行けば雰囲気はわかります。
自分に合っているかどうか、実際に感じることが重要です。
 
とは言え、実際に行ってみると、体験の時とはまた違う面も見えてくるわけで・・・。


私の語学学校選びの総括

私の行っていた語学学校では、
  • アクティビティが少なかった(友達を作る機会が少なかった)
  • クラス数が少なかった(出会う友達の絶対数が少なかった)
  • 最初の1ヶ月目の講師は最高によかったが、2ヶ月目の講師はグダグダだった
  • プレゼンやグループワークが多かったのでコミュニケーション能力が上がった
  • 10人クラスで、7人が日本人、3人が韓国人だった
  • 教室がせまかった
という感じでした。

 

率直な感想

 

授業内容はとても良かったのですが、その他の環境はいまいちだったかな、と思います。
 
国際色豊かな学校と宣伝していたので、国際交流もできると思っていたのですが、実際は全員アジア人で、正直なところ、日本で語学学校に行くのと特に変わりなかったというのが、本音です。
 
カナダにわざわざ来て、語学学校に通うのと、日本で語学学校に通うのと、そんなに差異がないという結果になることもあり得るということを身をもって感じたのでした。
 
ですから、語学学校を選ぶにあたって、勉強だけでなく、コミュニケーション要素も重視している人は、国籍の割合や生徒数、クラス数なども自分の目で確かめておきましょう。
 
国際交流したい人ってたぶん多いと思います。
 
学生の国別の比率などウェブサイトに書いてありますが、あてになりません。
国際色豊かで~と書いてあっても、実際行ってみると、ほとんどアジア人(日本人と韓国人)ということも。
 
比較的夏場は、学生が多いみたいですが、私は1月~2月だったので、アジア人以外がいなかったです。
 
自分の通いたい時期に語学学校に行っていた先輩や、留学エージェントを利用している人は、スタッフの方などに聞いてみるのもいいと思います。
 
 
次回の記事では、自身の体験と反省をもとに、ワーホリ中の語学学校選びのポイントについて考察したいと思います。

 

 

 

 ワーホリ体験記 in カナダ 

 

 

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