2年前、


愛知県で、ペットと同じ部屋で

避難できる場所って

どのくらいあるんだろう?

と思って調べたことがあります。

 



そのとき、

自治体として明確に

「同室避難」「同伴避難」

の仕組みを作っていたのは、

私が調べた限りでは、
犬山市と小牧市のみ。

猫あたま 【2024年版】愛知県でペットの同伴避難ができるのは、犬山市と小牧市
猫あたま ペットの同行避難と同伴避難


愛知県、広いのに。
2市だけ……?

と思ったのを覚えています。

 

でも、あれから2年。

2026年になって改めて調べてみたら、
ちゃんと状況が変わっていました。

 

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犬山市は現在も3か所で「ペット同室避難」

まず犬山市。

犬山市は2022年12月から、
ペットと同じスペースで避難できる
「ペット同室避難」
を開始しています。

 

(犬山市民になりたーーーーい!!!再び(笑))

 

 

2026年現在、

対象になっているのは次の3か所。

  • 犬山市民交流センター「フロイデ」
  • 犬山市体育館(エナジーサポートアリーナ)
  • 楽田ふれあいセンター


です。

 

 

しかも、
ただ制度を作って終わり

ではありません。

 

 

2026年1月にも、
実際にペットを連れた市民が参加する
ペット同室避難所の運用訓練
を実施しています。



災害時にいきなり
「今日からここをペット同室避難所にします!」
と言われても、
実際にはいろいろ問題が出るはずです。


受付はどうする?
犬と猫はどう分ける?
ケージはどこに置く?
鳴き声は?
排泄は?
人やペット同士のトラブルは?


だから、
平常時に実際のペットを

連れて訓練しておく。

これは素晴らしすぎる!!

 

 

《参考URL》

犬山市|災害時のペット対策
https://www.city.inuyama.aichi.jp/kurashi/1007140/1007146/1007767.html

 

 

 

小牧市にも「同伴避難」の仕組みがあります

小牧市も、
一部の避難所に
ペットと飼い主が同室で生活できる

「同伴避難スペース」
を設けています。



小牧市では、
「避難所におけるペット対応マニュアル」
も作られています。



もちろん、
何でも自由に連れて行けるわけではありません。

 

ペットの種類によって、
同行・同伴できる動物とできない動物があります。

また、
避難所ごとに設備や状況も違います。

 

 

なので、
「小牧市ならどこの避難所でも猫と同じ部屋にいられる」
という意味ではないということは

理解しておく必要があります。



自分が避難する予定の

避難所ではどうなるのか。

しっかりと確認しておきましょう。

 


《参考URL》
小牧市|避難所におけるペット対応マニュアル
https://www.city.komaki.aichi.jp/admin/soshiki/shiminseikatsu/kikikanri/1/1/6/42934.html

 

 

 

 

そして新しく「尾張旭市」が加わりました

2024年の記事を書いたときには

なかった大きな変化が、
尾張旭市です。



尾張旭市では、
2024年の能登半島地震で、
ペットがいるために避難所へ行かず、
車中泊や危険な自宅にとどまる人が

いたことなどを踏まえ、
尾張旭市総合体育館を

「ペット同室避難所」

として運用することになりました。

 

 

ただし、
ここは普通の指定避難所とは少し違います。

 

 

大規模災害が起きた直後から必ず開くわけではなく、
市の災害対策本部が必要と判断したときに開設する

「二次的な避難所」

という位置づけです。



つまり、
 

「災害が起きた!総合体育館へ行けば猫と一緒にいられる!」
 

とはならないということです。



でも、
ペットと一緒に過ごせる避難先を自治体が正式に用意した
というのは、
大きな前進だと思います。


《参考URL》
尾張旭市|ペットの防災について
https://www.city.owariasahi.lg.jp/site/bousai/40033.html

 

 

 

豊田市も「ペット同室避難所」の訓練を開始

さらに2026年には、
豊田市でも動きがありました。



豊田市は2026年2月、
崇化館中学校で
 

飼い主とペットが同室で避難できる

「ペット同室避難所」の設営訓練
 

を実施しています。

 

 

地域住民が実際にペットを連れて参加し、
避難スペースの設営や、
クレートトレーニングなども行う内容です。



ただし、
豊田市の通常の指定避難所については、
ペットと一緒に避難する「同行避難」はできますが、


基本的には人とペットの生活スペースは別


となっています。

 

 

なので、
豊田市については

同室避難が全面的に始まった

というわけではなく、

同室避難に向けた取り組みが進んでいる段階

と考えた方がよさそうです。


《参考URL》
豊田市|ペットのための災害対策
https://www.city.toyota.aichi.jp/sumaikankyo/pet/pet/1073803/1016848.html

豊田市|ペット同室避難所の設営訓練
https://www.city.toyota.aichi.jp/pressrelease/1072647/1073233.html

 

 

 

 

2年前とは、少しずつ変わってきた

2024年にこの記事を書いたとき、

私は、
愛知県で同伴避難できるのが、犬山と小牧だけ
であることに絶望しました。

 

 

でも、
今、改めて調べてみると、
犬山市、小牧市だけではなく、
尾張旭市が実際に同室避難所の運用を始め、
豊田市でも同室避難の訓練が始まっています。



そして、
愛知県そのものも動き始めているようです。

 

 

 

ここ数年で地震が頻発していることもあり

行政側も「ペットは家族」と

認識せざる得なくなってきた

といったところでしょうか。

 

 

 

それでも「住む場所による差」はかなり大きい

とはいえ、
まだ
「愛知県ならどこでも猫と一緒に避難できます」
という状況ではありません。



たとえば名古屋市と一宮市では、
市立の全小中学校へペットと同行避難できますが、
人と同じスペースで生活することはできません。



瀬戸市も、
指定避難所への同行避難を基本としていますが、
飼い主とペットが同じ空間で過ごす
「同伴避難」ではないことを明記しています。



安城市も、
基本的には軒下や自転車置き場など、
雨風をしのげる屋外での同行避難です。



つまり、
同じ愛知県に住んでいても、
住んでいる市によってペットの避難環境はかなり違う。
これが現状です。

 

 

 

「避難所に行く」だけを答えにしない

災害時は何より
人命が優先されます。

悲しいけれど、これが現実。

 

 

 

だからこそ、
行政に全部頼るのではなく、
私たち飼い主側もしっかりと

準備しておく必要があります。

 

 

 

特に猫の場合、
知らない人と知らない動物が

たくさんいる避難所が、
必ずしも一番いい避難先とは限りません。

 

 

自宅が安全なら在宅避難。
安全な親族宅へ避難する。
友人に一時的に預かってもらう。
ペット可の避難先を探す。
そして必要なら避難所へ行く。


「避難=避難所」ではなく、いくつか逃げ道を作っておく。


猫と暮らしている人には、
この考え方がかなり

重要なんじゃないかと思っています。

 

 

 

 

まず、自分の地域を調べてみてほしい

今回調べ直してみて、
2年前より状況が進んでいたことは、
素直にうれしかったです。



でも、
自分の住んでいる地域がどうなっているかは、
自分で確認しないと分かりません。



ぜひ一度、
「〇〇市 ペット 同行避難」
で検索してみてください。



そして、
「同行避難できます」
だけで終わらず、
そのあと猫はどこで過ごすのか?
まで見てみてください。

同じ建物なのか。
別室なのか。
屋外なのか。
ケージが必要なのか。
そもそも受け入れてもらえるのか。



災害が起きてから初めて知るには、
あまりにも大きな違いです。



2年前より、
ペットとの避難を考えてくれる自治体は増えていました。



この流れが、
さらに広がってほしい。

 

 

そして同時に、
行政の準備を待つだけではなく、
私たち飼い主自身も

「うちの猫をどうやって守るか」

を考えておく。



私は

それがペット防災の基本

なんだと思っています。

 

 

私も防災について調べるたびに、
「結局、わが家はどうする?」

に戻ってきます。



そのあたりを一度まとめて考えたい方は、
ネコと終活の防災セミナーの内容も見てみてください。

 

黒猫 猫と暮らす人の防災セミナーについてはこちら

 

 

猫って、何歳から「シニア」なんだろう…

7歳?
10歳?
それとも、見た目が老けてきてから?




わが家のネコ様たちと長く暮らしてきて思うのは、
猫は、ある日突然「老猫」になるわけではない
ということ。

寝る時間が少し増えたり
ジャンプする高さが少し低くなったり
食べ方が変わったり

本当に小さな変化が、少しずつ増えていきます。

 

 

だからこそ、
介護が始まってから慌てるのではなく、
まだ元気なうちに、猫の老化について少しだけ知っておく。

これがめちゃくちゃ大事。
 

今回は「猫の老化・介護」の記事の中から、
まず最初に読んでほしい3つ
を選びました。

 

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1.猫はいつからシニア?愛猫が7歳から始めたい老化の備え

まずは、
「そもそも猫って、何歳からシニアなの?」
というお話から。



猫は年齢を重ねると、

寝る時間が増えたり
高い所へのジャンプが難しくなったり
食べ方や毛づくろいが変わったり

します。

でも、ここで大事なのは、
老化のサインを探すことじゃないんです。



それよりも知っておきたいのが、
「今のうちの子の普通」
です。

 

 

いつもどれくらい食べるのか
どんな場所で寝るのか
トイレは何回くらい行くのか
どの高さまで普通にジャンプするのか

元気なときの「普通」を知っていると、
「あれ?いつもと違う」
に気づきやすくなります。



シニア猫との暮らしを考えるなら、まずこの記事から読んでみてほしい。

猫あたま 猫はいつからシニア?愛猫が7歳から始めたい老化の備え

 

 

 

2.老猫の「寝てばかり」は普通?見逃したくない変化とは

シマシマ18歳。
よく寝ます。
(いや、マジで寝るのよ。)
 

 

 

まあ、ネコ様ですからね。
当然なんですよ。

 

寝る子(ネコ)ですからね。

でも、たぶんシマシマは

24時間中、20時間以上寝ている気がします…。


 

 

老猫と暮らしていると、
「最近ずっと寝てるけど、歳だからこんなものかな?」
と思うことがあります。

 

 

そんなとき、
私が気にしているのは


「何時間寝たか」ではなく、
「以前のその子と比べて、どう変わったか」

 

寝る時間だけ増えたのか
食欲も落ちているのか
歩き方も変わったのか
呼びかけへの反応も違うのか
老化なのか、体調不良なのか

飼い主が完璧に見分ける必要はないと思っています。

 

 

でも、
「いつもと違う」に気づくことはできる。

「歳だから」で全部片づけてしまう前に、一度読んでほしい記事です。

猫あたま 老猫の「寝てばかり」は普通?見逃したくない変化とは

 

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3.猫の介護は「始まってから」では遅い~元気なうちに決めておきたい3つのこと~

そして3つ目。

これは、
猫がまだ元気な人にこそ読んでほしい記事

です。



猫の介護というと、

点滴とか
投薬とか
介護用品とか

そういったものを想像しませんか?

 

 

もちろん、それも介護です。

でも実際に大変なのは、
それだけじゃない。

どこの病院に行く?
どこまで治療する?
医療費はいくらまで出せる?
仕事と介護、どうする?

 

 

猫の体調が悪いときほど、
飼い主には次から次へと判断がやってきます。

私も実際に介護を経験して、
猫が弱っている横で、大事なことを一から考えることが辛い
そう感じました。

 

 

だから私が考える「介護の準備」は、
介護用品を買っておくことだけではありません。



元気なうちに、

  • 病院
  • お金
  • 治療や介護についての考え方


この3つを少しだけ整理しておくこと。

全部決めなくても大丈夫です。

 

 

でも、
一度考えたことがあるかどうか
で、いざというときはかなり違います。

猫あたま 猫の介護は「始まってから」では遅い~元気なうちに決めておきたい3つのこと~

 

 

 

老化のことを考える=悲しい未来を考える、ではない

老化
介護

こういう言葉を見ると、
「まだ元気なんだから、今は考えたくない」
と思う人もいると思います。

 

 

私も、ネコ様たちが若い頃は、
猫の介護や最期のことなんて、ほとんど考えていませんでした。

 

 

でも実際にシニア期や介護を

経験して思うのは、
知ることは、悲しい未来を先取りすることではない
ということ。

 

 

むしろ、
これからもできるだけ長く、
その子らしく暮らしてもらうために、
「今のうちにできること」を知っておく。
 

それくらい気軽な感じでいい。

 

 

今回紹介した3記事も、
全部読む必要はありません。

今のネコ様に一番近いものを、
まず一つだけ読んでみてください。

そして、
「うちの子はどうだろう?」
と一度考えるきっかけに

してもらえたらと思います。

 

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猫の老化・介護を、もう少しまとめて知りたい方へ

猫がシニアになると
老化だけではなく、


病院との付き合い方
介護
医療費
仕事との両立

 

など
少しずつ考えることが増えていきます。

 

 

でも、
全部をその時になってから考える必要はないんです。



まだ元気だけど、今のうちに少し知っておきたい

そんな方のために、
「猫の老化と介護セミナー」
を開催しています。

怖い未来に備えるためではなく、
これからもネコ様とできるだけ穏やかに暮らすための準備
として聞いてもらえたら嬉しいです。



🔽 猫の老化と介護セミナーについての詳細はこちら

 

 

 

 

猫が元気なうちから、介護のことを考えている人は、たぶんそんなに多くないと思います。

毎日普通にごはんを食べて、トイレに行って、好きな場所で寝ている。

そんな姿を見ていたら、まずなにより「この子に介護が必要になるかもしれない」ことなんて、考えもしないはず。

猫あたま 若い猫には「死の影」がない。だから今のうちに考えておきたい猫の終活



でも、実際に猫の体調が悪くなってから考え始めると、これ系は思った以上に大変なんですよ…。

愛猫が歳を重ねて病気になったときや介護が必要になったとき、多くの飼い主さんは、

「この病気は治るの?」
「この治療でいいの?」
「仕事どうしよう」
「いくらかかるんだろう」

と、たくさんのことを同時に考えなければならないことに気づいて愕然とするはず。

 

 

ここで知っておいてほしいのは、猫の介護で大変なのは、介護そのものだけではないということ。

 

 

短期間にたくさんの判断をしなければならないこと。

私は、これもかなり大きな負担だと思っています。

だからこそ、猫が元気な今のうちに、ざっくりでもいいから考えておいてほしいことが3つあります。

 

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1.安心して任せられる病院を決めておく

まず1つ目は、かかりつけの動物病院を決めておくことです。

もちろん「いつもワクチンを打ってもらっている病院がある」というだけでも、かかりつけではあります。

が、シニア期や介護を考えるなら、一歩踏み込んで、「この先生に、これから先も相談したいと思えるか?」を考えてみてほしい。

猫が高齢になると、単純に「病気を治す」だけでは済まないことが増えてきます。

持病がいくつもあったり、薬の副作用が出たり、通院そのものが猫の負担になったりします。

 

治療方法だって一つではなく、

  • 積極的に治療する
  • 負担の少ない治療にする
  • 自宅でできるケアを中心にする


など、選択肢が増えていきます。

 

 

そんな時に、飼い主の話をきちんと聞いてくれる先生かどうかは、とても重要です。

さらに、

  • かかりつけ動物病院が休診日の場合はどうするか
  • 夜間に体調を崩したらどうするか
  • かかりつけ動物病院に入院設備はあるか
  • 必要に応じて専門病院を紹介してもらえるか


このあたりも、元気なうちに確認しておくと安心です。

具合が悪くなった猫を抱えながら、慌てて病院を探すのは本当に大変です。

 

猫あたま 猫のセカンドオピニオン、行くべき?行かないべき?迷ったときの判断基準

 

 

 

2.医療費を想定しておく

2つ目は、お金に関することです。

これはちょっと考えづらいテーマかもしれません。

 

なんとなく、日本の文化ってお金のことについて話すのがはばかられる文化じゃないですか?

(個人的には普通にめっちゃお金の話しますけどねw)

「猫の命に値段なんてつけられない」と思う人もいるでしょう。

もちろん、その通りです。

その通りなんですけど、現実には、治療には間違いなくお金がかかります。

 

 

通院、検査、薬、点滴、入院、手術。



病気によっては、一度きりではなく何カ月、何年と続きます。

 

まずは、慢性的な病気になったときに、いくらぐらいかかるのか、調べるところから始めましょう。

そして、この子の医療費として、毎月どのくらいなら無理なく出せるかを考えてみてください。



何も考えていない状態と、一度でも考えたことがある状態では、いざという時の判断のしやすさがかなり違います。

そして、医療費だけではありません。

介護が始まれば、療法食や介護用品、タクシー代、ペットシッター代などが必要になることもあります。

介護には治療費以外のお金もかかるということも覚えておいてほしいです。

 

 

 

3.どこまで治療するかを一度考えてみる

3つ目は、治療についての考え方です。

これは今の時点で、答えを出す必要はありません。

むしろ、猫の状態によって答えは変わって当然です。

ただ、一度は考えてみてほしいのです。

 

 

もし高齢になった猫に大きな病気が見つかったら、

手術を受けさせたいのか
長期入院になっても積極的な治療をしたいのか
できるだけ自宅で一緒に過ごすことを優先したいのか

治療によって半年長く生きられる可能性があったとしても、その半年のほとんどを入院して過ごすとしたらどうするか。

反対に、毎日の通院や投薬が必要でも、本人が元気に過ごせるなら続けたいと思うか。

 

 

もちろん、実際にその状況になれば気持ちは変わります。

それでいいんです。

目的は「今、最終決定すること」ではありません。

自分は何を大切にしたいのか、一度考えておくこと。

それがとても大切なことなのです。

 

 

猫あたま 猫の終末期「この選択でよかったの?」と悩む。正解が分からないときの考え方と具体的判断軸

 

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介護の準備とは何か?

猫の介護の準備というと、滑らないマットを敷くとか、低いトイレを用意するとか、介護用品を揃えることを想像するかもしれません。

もちろん、それはとても大事なこと。

でも、それより先にやっておきたいのは、いざという時に考えなければならないことを、少しでも減らしておくこと

病院はどうする?
お金はどうする?
治療はどうする?

猫の具合が悪い時に、この3つをゼロから考えるのは、かなり大変だからです。

 

 

だから今、猫ちゃんが元気なのであれば、今日ひとつだけ確認してみてください。

「今の動物病院に、猫が高齢になっても安心して相談できそう?」

まずはそれだけでOKです。

 

 

介護の準備は、不安になるためにするものではありません。

その時の自分を少し楽にするためにするものです。

猫が元気な今だからこそ、未来の選択肢をひとつずつ整理しておく。

それが、猫とのシニア期を穏やかに迎えるための、小さくても大切な準備だと知ってほしい。

 

 

 

私自身、介護を経験して、「これ、元気な頃に一度考えておけばよかったな」と思ったことがたくさんあります。

 

そんな経験も含めて、セミナーでは猫の介護についていろいろとお話ししています。

 

黒猫 愛猫が7歳を超えたら受けよう!猫の老化と介護について学ぶオンラインセミナー

 

 

 

 

 

突然ですが、パソコンが壊れました…昇天
 
この時のPCです。
 
 
2021年に購入しているので約5年。
 
当時としては、そこそこのスペックを買ったつもりだったけど、まあ5年も経てばそろそろ買い替えも視野に入れる時期だから、タイミングとしては悪くないと思う。
 
ただ、突然なのが痛かった。
 
 
 
壊れたといっても、PC自体は使えているけど、バッテリーが膨張して、ノートPCの底が外れました。
 
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なんとなく本体の底が浮いている気がするな……と思って確認してみたら、やはりバッテリーが膨らんでいました。

これはさすがに危ないので使い続けることはできません。

ということで使用をやめて、急遽、新しいパソコンを買うことに。

そして今回、個人用としては人生で初めて、デスクトップPCを購入しました!!
(もちろん仕事で会社から支給されるPCは過去にデスクトップはあったんだけど、個人で購入するのはいつもノートPCだったんですよね。)

これまでずっとノートPC派だった私が、なぜ突然デスクトップにしたのか。
 
このスペックにした理由は何か。

インフラエンジニアの私が今回のPC選定にあたって重視したことについて、全3回で解説していきたいと思います。
 
第1回は、ノートPCとデスクトップPCの選び方について解説します。
 
PCの購入で迷っている人の参考になれば。
 
 
 

なぜずっとノートPC派だったのか?

考えてみれば、これまで20年以上ずっとノートPCを使ってきました。

でも、「絶対ノートPCが必要!」と思って選んでいたわけではありません。

ただ、ノートなら持ち運べるし、場所も取らないし、家の外でも使えるから。という理由でこれまでノートPCを選択してきました。
 
あとは、ノートPCというのは常に最先端の技術(小さくて高性能)が搭載されていて、その時の時代背景なども見て取れるというところが魅力です。(スタイリッシュだしw)

 
 
が、しかし!
 
今回、新しいPCを探しながら過去を振り返ってみました。

そしたら、分かっちゃったんですよ。
 
私、これまでノートPCを家の外に持ち出したこと、ほぼないな…と。(笑)
 
 
 

カフェでPCを開いて仕事……しません

ノートPCの最大のメリットといえば、やっぱり持ち運べることです。

会社に持っていく
学校に持っていく
出張先で使う
カフェで作業する
旅行先でも仕事する

こういう使い方をする人なら、ノートPCはめちゃくちゃ便利です。

でも私はというと、

カフェでPCを開いて仕事。
……しません。

旅行先で仕事。
……できればしたくありません。(そもそもネコ様がいるので旅行しませんw)

家の中のいろいろな場所で仕事。
……基本的には自宅の決まった机で使っています。(家が大きくないので机以外に作業するための場所がないw)

だったら、持ち運べることに、そこまで価値がない、ということに気づいてしまったのです…!!(今更w)
 
 
 

「持ち運べる」はタダではない

ノートPCって、よく考えるとすごいんですよね。

本体の中に、
  • ディスプレイ
  • キーボード
  • タッチパッド
  • バッテリー
  • WifiやBluetooth

まで全部入っています。

 
 
でも当然ながら、持ち運べるように小さく作ることにもコストがかかっています。
 
また、小型化が正義であるノートPCには、小型化に特化するがゆえに、デスクトップほどの高性能・高容量のグラボやSSDを積まないという特性もあります。(どうしても大きくなっちゃうから)
 
 
 
だから、同じスペックならば、ほぼ確実にノートPCのほうがデスクトップPCより高いのです。
 
 
 

持ち運ばないならデスクトップでいいじゃん

ということで、初めてデスクトップPCを選びました。

購入したのはDell。

CPUはCore Ultra 7、メモリ32GB、SSD1TB。

約24万円。

デスクトップのくせに高い。(笑)



今、PCの値段ってめちゃくちゃ上がってるんですよ。
 
生成AIがブームになっていることで、メモリやSSDなどの半導体の不足+価格高騰してて。
 
加えて、今円安じゃないですか。
 
 
 
会社で購入しているPCたちも、肌感覚で1.5倍から下手すると2倍くらいの値段になっているものもあって、白目。(笑)
 


5年前に購入したノートPCが10万円くらいだったので、余計に今の価格が高い、と感じてしまう。
 
今回はデスクトップで24万円くらいでしたが、同じスペックをノートPCに求めると36万円くらいになるので、持ち運ばない以上、ノートPCを選ぶことができませんでした。(そんな金持ちじゃないw)
 
という金額的な理由で、今回はデスクトップを選択しました。
 
 
 
ちなみに、じゃあ、デスクトップPCならみんな安いのか?
 
というと、全然そんなことない。(笑)
 
 
 
デスクトップPCには、普通の大きいやつだけじゃなくて、小型のスリムタイプやマイクロタイプのものがあって、デスクトップPCの中でもサイズ感が全然違います。
 
で、先ほど書いた「小さくすると価格が上がる」の法則によって、スリムタイプやマイクロタイプのデスクトップPCは、ノートPCに匹敵するくらいの価格だったりします。
 
据え置き型のデスクトップPCであっても、やはりコンパクトなほうが部屋になじむし邪魔にならない。
 
でも、その代償は価格として跳ね返ってくるというわけです。

 

 

 

ノートPCが向いている人

では、どんな人ならノートPCがいいのか。

これはかなり分かりやすいと思います。

  • 会社や学校へ持っていく
  • 自宅と職場の両方で使う
  • 出張が多い
  • 家の中でも場所を変えて使いたい
  • 使わないときは収納したい
  • 机をPC専用にしたくない


こういう人ならノートPCが便利です。

特に、

 

リビングなどで使って、作業が終わったら片づける
リビングでも寝室でも使う

という使い方をする人は、ノートのほうが圧倒的に楽だと思います。

 

 

 

デスクトップが向いている人

反対に、
  • ほぼ同じ机でしか使わない
  • 外へ持ち出さない
  • 大きなモニターで作業したい
  • 長時間PCを使う
  • キーボードやモニターを自由に選びたい
  • 将来的にパーツを交換したい

という人なら、デスクトップにしたほうがいいと思います。

私は、完全にこっち側の人間でした。
(わかってたけど、ノートPCが欲しかったんだよ!当時は。)
 
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PCを買う前に「どこで使う?」を考えてみる

今回の買い替えで一番思ったのは、パソコンを探す前に、自分がどう使っているかを一度確認したほうがいい、ということです。

CPUはCore Ultra 7がどうとか、
メモリが16GBか32GBか、
SSDが512GBか1TBか。

もちろんスペックも大事。

でも、その前に、そのPC、どこで使うの?という話。

ノートPCを買おうとしている人は、「過去1年間で、自宅の外に何回PCを持っていった?」と考えてみるといいかもしれません。

もしかするとノートPCである必要はないかもしれません。
 
 
 
パソコンは決して安い買い物ではありません。

だからこそ、
 
「みんなノートを使っているから」
「今までノートだったから」
「なんかかっこいいから」

ではなく、自分の生活に合っているほうを選ぶ。

これが一番大事なのだと思います。

そして、ノートかデスクトップかを決めたら、次に出てくるのが、「で、CPUとかメモリってどのくらい必要なの?」問題。

私は今回、

Core Ultra 7
メモリ32GB
SSD1TB

にしました。

なぜこのスペックを選んだのか。

特に、旧PCのメモリ16GBでは足りないと感じるようになった理由については、次回書いてみたいと思います。
 
 
 
 

「猫が歳を取ってきたら、もっとケアをして、もっと色々してあげないといけませんよね?」

飼い主さんがそう思う気持ちは、私もものすご~くよく分かる。

 

だって、大事な子ですから。

 

  • 若い頃より寝ている時間が増えた
  • ごはんを残すようになった
  • 病院に行く回数が増えた
  • 薬やサプリメントを飲ませるようになった
  • 段差を上がりにくそうにしている


そんな姿を見ると、「もっと何かできることはないかな」「後悔しないように、自分ができることは全部やらなきゃ」と思ってしまいますよね。

そう思わずにはいられないほど、猫のことを大切に思っていることは分かるし、その優しさは、とても素敵なものです。

そうなんだけれども…、ここでちょっとだけ立ち止まってほしい。

 

 

猫のシニア期に、一番やらなくていいこと。

それは、飼い主が無理をして、全部を先回りして完璧にしてあげようとすること

 

だと私は思っています。

 

 

 

100点の介護はたぶん続かない

老猫との暮らしが始まると、飼い主がやろうと思えば、やることはいくらでも出てきます。

毎日の体重測定
食事量と飲水量の記録
排泄回数のチェック

自宅点滴
投薬
食べやすいごはんの準備
室温や湿度の管理
定期的な通院
夜中の見守り
滑らない床や段差対策

もちろん、どれも猫のためを思って飼い主さんが自然と思いつくことだと思います。

でも、これらを毎日すべて完璧にやろうとすると、飼い主の生活が老猫のお世話だけになってしまう。

最初の数日や数週間は頑張れるかもしれません。

けれど、老猫との暮らしは、いつまで続くか分かりません。

数カ月かもしれないし、数年になるかもしれないんです。

介護は短距離走ではなく、ゴールの見えない長距離走。

だからこそ、最初から全力疾走してしまったら、飼い主の方が先に倒れてしまいます。

 

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猫が困るのは飼い主さんが疲れ切ってしまうこと

真面目な飼い主さんほど、少しできなかっただけで自分を責める人が多い傾向にあるように思います。

今日は体重を測れなかった
療法食を食べてくれなかった
薬をうまく飲ませられなかった
仕事で帰宅が遅くなった
イライラしてしまった

そして、「私はちゃんとお世話ができていない」「もっとできる人が飼い主だったら、この子は幸せだったのではないか…」そんなふうにまで考えてしまう人もいます。

 

 

でも、猫が一番困るのは、体重測定を一日忘れられることじゃない。

飼い主が疲れ切って、笑えなくなることです。

ずっと緊張した顔で猫を見ている
食べないたびに落ち込む
吐くたびに自分を責める
夜も眠れず、仕事も生活もボロボロになる

そんな状態では、飼い主さん自身もつらいし、猫も落ち着かないに決まっています。

猫は、人間が思う以上に飼い主の空気を感じ取っています。

だから猫のシニア期には、猫の体調だけではなく、飼い主の体力や心の余裕も含めて考えることが必要です。

 

 

 

「やった方がいいこと」と「絶対にやりたいこと」を分ける

シニア猫に限らずですが、猫のお世話は、「できればやった方がいいこと」と、「やらなければいけないこと」があります。

この2つを、すべて同じ重要度で考えないことが大切です。



たとえば、毎日の投薬は(薬にもよりますが)やらなければいけないこと。

一方で、毎日同じ時間に細かく体重を測ることは、その日の状況によっては休んでもよいかもしれません。

 

 

ごはんも、理想的な療法食を完璧な量食べてもらうことより、まずは何かを食べてもらうことの方が優先される場合がある。

部屋中を老猫仕様に変えなくても、猫がよく使う場所だけ対策すれば十分なことだってあります。

 



全部をやろうとするのではなく、「この子にとって、今一番大切なことは何だろう」と考えてみる。

優先順位を決めるだけで、飼い主さんの負担は軽くなるはず。

 

 

 

もし「絶対にやりたいこと」が出来なかったとしても自分を責めない

あと、もう1つ知っておいてほしいことがあります。

 

それは、やろうと思っていたことが出来なくても、自分を責めないでほしい、ということ。

 

 

 

例えば、自宅点滴。

 

毎日自宅で決まった時間にしなくちゃいけないのに、今日はどうしても猫の機嫌が悪くてできない。

 

そんな時は、できるまで頑張らなくていい。

 

動物病院でやってもらえばいいんです。

 

 

 

私も、自宅点滴を始めたばかりのころは、辛くて辛くて、毎日の点滴の時間が苦痛でした。

 

スコ様が暴れて、何度も針が抜けて、もうダメだ、と絶望した日もありました。

 

そんな時は、迷わず動物病院で点滴を代わりにやってもらいました。

 

 

 

そのうち、週に1~2日程度は最初から病院で点滴をしてもらうことにしました。

 

病院で点滴をしてもらえる日の心の軽かったこと。

 

 

 

全部自分で抱え込まなくていい。

 

頼れるところは頼ればいい。

 

それでもどうしてもできないことがあったとしても、できないものはできないのだと諦める。(次のタイミングでリカバリーできればいいのです。)

 

 


今振り返っても、スコ様の介護は100点には程遠かったと思います。

できなかったことや、もっとこうすればよかったと思うこともあります。

それでも、スコ様との生活は続いていきました。

必要だったのは、完璧なお世話ではなく、その日のスコ様と、その日の私にできることを続けることだったと思っています。

 

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60点を続ける方が猫のためになる

60点を毎日続ける方が、100点を目指して3日で潰れてしまうより、ずっと猫のためになります。

今日は薬を飲ませられたから、それでよし。
ごはんは少なかったけれど、好きなおやつを食べたからよし。
体重は測れなかったけれど、トイレの様子は確認できたからよし。
何も特別なことはできなかったけれど、隣で一緒に昼寝をしたからよし。

それでいいんです。

老猫に必要なのは、毎日完璧に働く介護スタッフじゃない。

自分のそばにいてくれる、いつもの飼い主です。

 

 

「やらないこと」を決めるのも立派な介護

シニア期には、何をするかだけではなく、何をやらないかを決めることも必要です。

猫が嫌がるケアを、無理に毎日続けない
飼い主が眠れなくなるほど、夜通し見守らない
高価なフードやサプリメントを、生活を圧迫してまで買い続けない
できない日は、誰かに頼る
記録を休む日を作る
家事を少し手抜きする
完璧な介護を目指さない

これは、猫を大切にしていないからではありません。

長く続けるために、必要なことを選んでいるだけ。

「やる」と決めるよりも、「やらない」と決めることの方が勇気がいります。

でも、飼い主が無理なく続けられる方法を選ぶことは、とても大切な考え方のひとつだということに気づいてほしい。

 

 

 

今日からひとつだけ減らしてみる

今、猫のお世話でいっぱいいっぱいになっている人がいたら、今日ひとつだけ「やらなくてもいいこと」を探してみてください。

毎日つけている細かい記録を、最低限にする
猫が食べない療法食を何種類も用意するのをやめる
一人ですべて抱えず、家族や動物病院に相談する
掃除や家事の完璧さを諦める

何かを増やすのではなく、ひとつ減らしてみる。

それだけでも、少し呼吸がしやすくなるかもしれません。

 

 

猫のために頑張ることは大切です。

でも、飼い主さんが元気でいることも、大切な愛猫の暮らしを支える大事な要素です。

全部ちゃんとやらなくていい
毎日60点でいい
 

 

今日できることを、今日できる範囲で続けていく。

それが、老猫と穏やかに暮らしていくための、現実的で優しい方法なのだと思います。

もしかすると、自分も少し無理をしていたかもしれない。

そう感じた方は、これからひとつだけ「やらないこと」を決めてみてほしい

 

そう思っています。

 

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