カナダに行くときには、必ず利用することになるであろう飛行機。
今回は、初めてワーホリ(や留学)でカナダに入国する際の、飛行機の直行便と乗り継ぎ便について考察してみたいと思います。
飛行機に乗り慣れていない人は直行便を
結論から言うと、飛行機に乗りなれていない人は、直行便を選択して間違いないと思います。
何を隠そう、私は乗り継ぎ便を選択して、乗り継ぎに失敗した張本人なのです。
(ノω・、)
私の場合、バンクーバー経由で、トロントが目的地でした。
乗り継ぎ便のほうが安かったのと、乗り継ぎがバンクーバーということでカナダ国内でのトランジット。
そして、成田 → バンクーバー → トロント いずれもエア・カナダということで、まぁ、問題ないだろうとタカをくくっていたのですが・・・普通に乗り継ぎ失敗しました。
Σ(・ω・ノ)ノ!
乗り継ぎに失敗した経緯
成田出発日(1月の真冬でした)、悪天候のため飛行機が 90分遅延し、バンクーバー到着。
乗り継ぎのためスーツケースをピックアップして、入国審査(だったかな?)で運悪く引っかかり、別室へ連行。
ワーホリビザの引換証を正式なビザに交換してもらうのにかなり時間がかかり、国際線 から 国内線のカウンターに移動してスーツケースを預け、目的ゲートに着いた時には、すでに飛行機は行ってしまった後でした。
バンクーバーに着いてから、乗り継ぎゲートに着くまでは1時間もかかってないと思うのですが、なぜ乗り継ぎ客を待たない?エア・カナダ?!
結局、キャンセル待ちをすることになるのですが、運悪く、悪天候のため、前日の便が欠航したために空港はキャンセル待ちの客で あふれておりました。
連絡手段がない
ケータイは現地で調達しようと思っていたので持っておらず、持っていたコーリングカードも、使えず(後でわかったことですが、その会社はトラブルが多く、使えないことが多かったらしいです)、エージェントやホームステイ先に連絡することも不可能。
ただひたすらバンクーバーの空港で、トロント行きの飛行機の臨時便の搭乗者として、名前が呼ばれるのを待っておりました。
乗り継ぎに失敗したショックで、ボーゼンとなっていた私は、空港スタッフに強気に文句うをいう余裕もなく、何度もゲートをたらいまわしにされた揚句、6時間後にようやく飛行機に乗ることができたのでした。
そしてついに到着
ようやくトロントに着いたのは深夜1時。
ありがたいことに、留学エージェントのスタッフの方が辛抱強く待ってくださっていました。
当然、私の荷物だけは先についていましたから、そちらもスタッフの方がしっかりとキープしておいてくださったのです。
もちろん、ホームステイ先への、到着遅延の連絡も済。
その後、車でステイ先まで送っていただきました。
小心者の私は、空港でスタッフの人に会えたときに、泣きそうでした。
もちろん、今回のことは運悪くいろんな要因が重なって、こんな状況になってしまったわけですが、それ以来、一人で飛行機に乗るときは、高かろうが絶対に直行便に決めています。
結論
無駄な体力と精神力は使いたくない。
多少値段が高くても、その価値はある!と悟った瞬間でした。
というわけで、個人的には直行便をおススメします。
もし、乗り継ぎ便を利用する場合は、飛行機が遅れることを考慮して、
- 十分な乗り継ぎ時間を取る
- 入国の際、オフィサーに余計なことは言わない(←言ったww)
- ワーホリビザの発行は時間がかかることを考慮しておく
- 乗り継ぎ空港の平面図を良く見ておく
- クレームはがんがん付ける
といったことに注意すると良いと思います。
基本的に、海外ではこれでもかって言うくらい飛行機は遅れます。
「テクニカルプロブレムで~」 とか何とか。
どんだけ問題あんねん!とツッコミたくなるくらい。
同じ便に、日本人のワーホリの人らしき人がたくさん乗っていたら要注意
ワーホリビザの順番待ちで、かなりの時間をロスします。
私は、オフィサーに「この後、乗り継ぎあるからビザ早くしてください」って言ったら、「私だって急いでるのよ!!」って、逆切れされました。
当時の英語力は日常会話程度だったため、逆切れに逆切れすることもできず、スゴスゴと引き下がったのでありました。
広い空港の場合、空港のフロアプランを把握しておくことも重要
特に方向音痴の人は準備しておいた方がいいです。
急いでいるときに限って、乗り継ぎゲートのサインを見逃したりしがちです。
乗り継ぎを失敗した場合、スタッフに強気で、次の便に乗れるように交渉する
黙っていると、後に後に回されます。
カナダでは言ったもん勝ちです。
言わないと損することが多いので、私のように小心者の人はがんばってください。
今だったら、ガチ切れして次の便に乗せてもらうのにww
なので、ちゃきちゃき行動できる自身がある人以外は、直行便が安心でしょう。
初日にトラブルがあると、地味に凹みます。
その他のちょっとしたアドバイス
トイレが近い人は、ぜひ通路側の席を取りましょう。
日本からカナダまでは直行便で12時間~13時間かかります。
気兼ねなくトイレに行けますし、化粧直し、歯磨きなど便利です。
首にあてる携帯用の枕はあると旅の疲れが和らぎます。
エコノミーでそのまま寝ると首が痛いです。
ちょっとしたことですが、長旅なので少しでも体に負担のかからないようにしましょう。
機内は乾燥するので、お水などを持っていきましょう。
フライトアテンダントはすぐには持ってきてくれないし、「もうすぐ食事がでるから後で」とか言われます。
「今飲みたいから、今持ってきて!」と言えない人は、自分で持っていくのが無難です。
寝られない人は、ヒマつぶしの道具を忘れないように。
機内での12時間は、想像以上に苦痛です。
国際線の乗り継ぎ便を利用される方は、ぜひ参考にしてください。