留学エージェントで利用できるサービス
ワーホリでカナダに滞在するにあたり、いわゆる留学エージェントを利用するメリット・デメリットについて実際にエージェントを使用した立場から考察しています。
(「留学エージェントは必要か? その1」の続きです。)
ここからは、具体的に各種サービスについて考察してみます。
無料英会話教室
A社の英会話クラスは、初級・中級・上級にわかれていました。
が、もちろん自己申告制なので、初級レベルの人が上級に参加していたりします。
そんなことがあると、初級の人がクラスについていけないことはもちろんのこと、上級の人が、初級の人の会話相手になると会話の練習になりません。
逆に上級レベルの人が初級レベルに参加していたりすると、初級クラスは、上級クラスの人に乗っ取られますww
一言も、英語を話せなかった・・・ということもありました。
1日に開講されているクラス数が少ないほど、予約は難しいですし、連続でクラスをとるのが難しいので遠くに住んでいると、より大変だと思います。
あとは、所詮無料なので、内容に不満が残るところではあります。
無料で英会話クラスの体験ができるところもあるので、エージェントの下見を兼ねて、参加してみるとよいと思います。
各種ワークショップ
A社はワーホリ前とワーホリ後にワークショップがありました。
自己分析やワーホリの目的などを事前に明確にしてワーホリを意義のあるものにしよう、といった内容だったと思います。
クラスの人数は、日によって異なりましたが、20人くらいでした。
当時、すでに自己分析などできていて、ワーホリの目的もはっきりしていた私にはあんまり意味のある内容だったとは思えませんでした。
でも、単に海外に行ってみたい!という感じでワーホリを選択した人にとっては、いい自己分析の機会になるのではないかと思います。
私のように20代後半(もうすぐ30歳)という人は、これまでの社会人生活で色々自分のことを把握していると思うので、どちらかというと18歳~20代前半の人向け、といった感じでした。
帰国後ワークショップは、事前に立てた目標の反省や、ワーホリ体験の今後の生かし方などが内容だったと思いますが、私はすっかり忘れていて参加しませんでした。
お知らせメールが来たかどうかも覚えてないですね・・・。
(゜д゜;)) 来たんだろうか。
さらには、オプションで帰国後の就職相談(転職エージェント?)にも申し込んでいたのですが。
利用しませんでした・・・。
(゜д゜;))) お金払い損です・・・。
利用しなかった理由としては、日本帰国前には利用できなかったことと、帰国後は、色々あわただしくて、そんなオプションにお金を払っていたことなんてすっかり忘れていたんですね。
しかも、後でわかったことなのですが、とくに就職先を斡旋してくれるわけでもないようです。
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/050.png)
転職のアドバイス的なカウンセリングはしてくれるようですが。
今となって思えば(こればっかりですがww)、
帰国前には利用できないって、どゆこと?
転職のアドバイスって具体的に何をしてくれるの?
転職のアドバイスって具体的に何をしてくれるの?
という疑問さえ抱かずに、全てお任せだった愚かモノのわたくし。
さらには、結局利用できなかったとはいえ、私の住んでいる地域は田舎なので、そんな地域の就職状況までカバーできるわけでもなく・・・。(以下略)
このサービスについては、お金、完全に無駄にしました。
みなさんは、横着しないでちゃんと調べてください。![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
会員専用ホームページ
いろんな人の体験談が見られたり、現地の情報が見られたりして、気持ち的にちょっと安心できると思います。
ただ、一度カナダに足を踏み入れた後はcraigslistや、e-maple(カナダに住む日本人向け情報サイト)を利用していたので、全く閲覧することなく終わりました。
渡航前の気休めと、情報収集には役立つと思いますが、渡航後は・・・。(以下略)
カウンセリング
A社のカウンセリングは、とても親切でした。
行きたい国を決めるにあたって、カウンセラーさん自身の体験談を聞いたり、色々アドバイスをもらったりと心強い存在であったことは間違いありません。
やはりここでも、「安心感」でしょうか。
自分で決めて自分でできちゃう人には特にいらないサービスかもしれませんね。
ビザ取得の手続き代行
これは良かったです。
失敗することがないという安心感と、常に最新の情報でもって対応してもらえるという確実性。
このために、エージェントを利用したといっても過言ではありません。
ただし、今となって思えば自分でも全然できたと思います。書類を記入して送るだけですから・・・。
安心感・・・、ここでも登場です。
でも、ここはワーホリに行けるかどうかの重要なところなので、事をスムーズに進めるためにも、私は使ってよかったと思っています。
航空券・海外旅行保険の手配
これもすべてお任せなので、とっても楽ちん。
使ってよかったです。
特に、航空券はオープンチケットだったこともあり、激安。
自分でやっていたら、もっと高かったと思います。
ただし、オープンチケットの利用は後にも先にもこれっきりなので、もしかしたら自分でやっても大して変わらないのかもしれません。
海外旅行保険の手配は、すでに利用する保険会社が決まっていて、進められるがままに、一番高いのを申し込んだ記憶があります。
結果として、利用したことは利用したのですが、キャッシュレスで見てもらえる病院が近くになく、一旦クレジットカードでお金を支払いました。
選ぶ保険会社と提携している病院の場所などは事前に良く確認しておいたほうがよいと思います。
あとは、一番高いプランにすれば安心は安心ですが、そこまで保証してもらうが必要があるかどうかは検討の余地が十分にあると思います。
私はは400ドルくらいしか使わなかったので、ものすごい損した気分です・・・。
まぁ、安心料だと思えばよいのですが。(←また出たw)
エージェントを通したからといって、安くなっているような感じではありませんでした。
外貨送金のサポート
個人でやるよりレートが良いので、高額のお金の場合は結構お得です。
が、結局エージェントにお金を払っているので、実際お得なのかどうかは微妙なところです。
ホームステイ先の斡旋
ホームステイの料金は、個人で契約するよりも高めですが、ステイ先は安全だと思います。
エージェントを通しても、ホストファミリーに当たり外れはありますが、安全面を考慮するなら、良いサービスといえるでしょう。
まとめ
ビザ取得の手続き代行や航空券の手配、ステイ先の斡旋を安心して任せられる点はメリット。
無料セミナー等の無駄なサービスが多いのがデメリット。
今の私だったら、そういうサービスはいらないので安くしてほしいと思います。
無駄な(と思われる)サービスについては、エージェントによってはオプションなので、自分の必要なサービスを検討したうえでエージェントを決めることが重要だと思います。
次回は、渡航中のサービスについて考察したいと思います。