今回の記事は、私がワーホリに行く決意をするまでの過程をざっくりとご紹介します。
仕事や家庭があると、なかなかワーホリに行きたくても行けない、という方もいると思います。
事実、私も色々なメンタルブロックに苦しみました。
気軽にワーホリなんていけない、と考えている人に読んでいただきたいと思います。
私がワーホリに行く決意をするまでの心の葛藤
今のご時世、知らない人なんていないんじゃないかと思われる「ワーキングホリデー」という制度。
通称、ワーホリ。
ワーホリとの出会い
何を隠そう、私は20代後半になるまでこの制度のことを知りませんでした。
Σ(・ω・ノ)ノ! エッ
27歳でやり直し英語を決意して、通い始めた英会話教室。
友達もたくさんでき、英語力も少しずつ上がってきたのが実感できるようになり、徐々に、日本の外に目が向き始めたころ。
そこで、英会話教室のカウンセラーさんと話をしているときに、偶然知ったのです。
え?ワーホリ?
働いてもいいんですか?
学校にも行けるんですか?
はい。
・・・は?
年齢制限がある?
30歳?
へぇ。
そんな制度があるなんて、
ちっとも知りませんでしたよ~。
えぇ。興味ありますね、すごく。
はい。
うちに帰って色々調べてみます。
・・・という感じで、偶然耳にしたワーキングホリデーという言葉。
あの時、カウンセラーさんが教えてくれなかったらきっと今の私はなかったに違いありません。
当時の私の状況
当時の私は、自他共に認める働きマンでした。
会社での待遇や評価、お給料の面からいえばとても良いほうだったと思いますし、満足していました。
が、移り変わりの激しい業界であった上に、業績がトップクラスの割には従業員数の少ない私の会社では、個々に求められるスキルと、仕事量が半端ではなく、帰宅が深夜をすぎることが毎日で、精神的、肉体的に疲れ切っていたことも事実です。
家に帰ると、ご飯も食べずにシャワーだけ浴びてベッドに入る。
・・・目が覚めると朝で、また会社に行く。
仕事にやりがいや、充実感を感じている一方で自分が何のために働いているのか、わからなくなることが多くなっていました。
本来、生きるために仕事をしているはずなのに、仕事のために生きているような気がして生きている意味がわからなくなったことを覚えています。
そんな状況の中で、「ワーキングホリデー」というキーワードは、深く私の心にヒットしたのでした。
メンタルブロックとの闘い
ワーホリに行く、と決意するまでは、ずっと気持ちがグラグラしていました。
仕事がキツイから辞めると思われるのではないか。
現実逃避なのではないか。
英語の勉強なら日本にいてもできる。
現実逃避なのではないか。
英語の勉強なら日本にいてもできる。
と、できない(やらない)理由を探していた気がします。
変化が怖くて、失うかもしれないものが怖くて(実際は何も失わなかったのだけど)、変化しなくて済む理由を無意識に探していたのだと、今となっては気づきます。
自分と向き合う・決意
メンタルブロックによって、できない理由を探していた時、とある出来事があって、しがらみ抜きで本当に私がやりたいと思っていることを考える機会がありました。
口には出さなかったけれど、何となく気になっていた「英語」。
自分では気づいていなかったし、実現できるとも思っていなかった「英語を使った仕事」。
「もっと現実をみなよ」と言われるのではないかと、あえて心の奥深くにしまっていた「海外で生活してみたい」という希望。
自分では気づいていなかったし、実現できるとも思っていなかった「英語を使った仕事」。
「もっと現実をみなよ」と言われるのではないかと、あえて心の奥深くにしまっていた「海外で生活してみたい」という希望。
とにかく余計なことは考えずに、単純に「今やりたいと思っていること」は?
海外生活を体験してみたい!
自分の知らないことを経験したい!
英語で仕事がしたい!
自分の知らないことを経験したい!
英語で仕事がしたい!
口に出したことで、あえて、気づかないふりをして心の奥底にしまいこんでいた、自分が挑戦してみたいと思っていたことが、明確になった瞬間でした。
これが、私がワーホリに行くと決意した瞬間です。
それからの生活は、日々の仕事に追われながらも、休日は英語を勉強したり、ワーホリ実現に向けてリサーチしたり、毎日がとてもイキイキしていたのを覚えています。
そして、今。
ワーホリも終わり、その後1年間のカナダ生活を終え、今は日本でエンジニアとして働いています。
カナダでの2年間は、私の宝物です。
出会った人達
旅行した場所
色々な体験
様々な価値観
旅行した場所
色々な体験
様々な価値観
全てが、今の私のベースになっています。
どれが欠けていても、今の私にはなれなかったと思います。
勇気を出してカナダに行って本当によかった。
これが、私のワーホリに対する感想です。
ワーホリに行くかどうか迷っている人へ
本当はやりたいことがあるのに、心の底にしまっている夢はありませんか?
今自分の身体一つだけだったら、何のしがらみもなかったら、やりたいことはありますか?
私のように、メンタルブロックがかかってできないと思い込んでいるだけ、という場合もあります。
やると決めたら、あとは問題をどう解決していくか、という思考に切り替わるので、まずは決意できるかどうかが大切です。
とは言え、今はどうしてもできないという事情がある場合もあるでしょう。
そういう場合は、無理にワーホリとして渡航する必要はないと思います。
そういう場合は、無理にワーホリとして渡航する必要はないと思います。
基本的に、「ワーホリが目的」ということはないですよね?
ワーホリ制度を利用して、〇〇がしたい、ということなので、ワーホリはあくまでも手段の一つ。
30歳のあなたも、今がその時ではないのなら、その時が来たらワーホリではありませんが、海外に行くことは、これから何度でも可能なはずです。
あなたの本当にやりたいことが、ワーホリでしか実現できないということはないと思います。
一番大切なことは、自分が本当にやりたいことに耳を傾けてあげること。
あなたなりの正解を見つけてください。
あなたなりの正解を見つけてください。
今回のワーホリ特集は、私自身のワーホリ体験記と言うことで、ワーホリについての記事が中心になっていますが、ワーホリに限らず、海外に行くときに共通して言えることも多くあります。
ワーホリとして渡航する人も、そうでない人も、海外に興味があれば、是非今後の記事も読んでみていただけるとうれしいです。