ミニ四駆コース自作量産型2号製作開始3ボードに書き足されていく目印 | エコノミライ研究所のブログ

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2015年2月16日に設立した任意団体です。
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2、文化の未来
3、社会の未来
を探求して行きます。

平成31・令和元(2019)年は

 

非常に、忙しい一年でありました。

 

まるで、遊ぶ合間に仕事していたのかもしれない、という印象さえ受けてしまいますが

 

多分、仕事もキッチリ実行していたと確信しています。

 

このような生活環境の中

 

ミニ四駆コース自作に廻す時間が確保できなかったため

 

ボード(床)部分製作のみで収納庫に仕舞い込んだままとなっていました。

 

というわけで(何が)

 

ミニ四駆コース量産型2号コース

 

製作が、翌年の令和2(2020)年に持ち込まれた

 

2号コース製作に関するレポートを開始します。

 

(直線セクションの直線を描く)

 

(ボードへカーブセクションの弧を描く)

 

(材料の切り出し)

 

(即製の自作ミニ四駆用ボードを構成する一枚)

 

(量産型2号のためのパネル製作の様子)

 

 

曲線用ボードと直線用ボードを並べて

 

コース幅が合うように確認しながら

 

 

50cm物差しで直線を描きます。

 

 

ただし、一番端の部分は、例によりまして

 

仮止めテープが貼られていますから

 

 

油性マジックペンで描く線もあります。

 

 

このようにして次々と直線を描いていきます。

 

1枚の直線用ボードには

 

直線を3本描きます。

 

 

製作中のミニ四駆コースは

 

2レーン用コースですので

 

外側・中心・内側

 

の3本の直線を描くワケです。

 

 

また、反対側はレーンチェンジ部分ですので

 

描くのに困難を極める3次曲線については

 

後回しとしました。

 

 

家の者共総出で作成していたことが

 

つい昨日のことの様です。

 

 

続きまして

 

立体交差部分の製作に取り掛かります。

 

 

A4型紙の縦の長さを命一杯活用するべく

 

ミニ四駆マシンが

 

297mm進むことで

 

レーン壁の高さである50mmを登るような坂道を

 

型紙と仮止めテープで構築していくのです。

 

 

必要な部材は、ざっと、このような感じ

 

 

先ずは

 

2階部分の床となるエリアを

 

A4型紙2枚分=A3用紙相当

 

の面積としますので、

 

並べた2枚の型紙間の真ん中にテープ止めをしまして

 

 

貼り合わせる3枚目のA4型紙には

 

 

まんべんなく、木工用ボンドを塗布しまして

 

 

2枚でA3の大きさとした型紙に貼り合わせます。

 

 

ミニ四駆の重量はそれほど有りませんので

 

2階床部分の真ん中の歪みさえなければ良いので

 

強度的には、これで十分です。

 

 

続きます作業は

 

 

坂道の路面となる部分の製作です。

 

 

レーン幅115mm=11.5cm相当の幅ですから

 

そこそこの幅があり

 

型紙1枚ではクルマの重量で床が曲がるおそれもあることから

 

2枚を貼り合わせて強度を増します。

 

 

A4型紙の幅が297mmなので

 

A4型紙1枚当たり、2枚の部材を切り出すことができますので

 

この2枚が1セット

 

合計で2セット製作するため

 

 

2セット目にも着手

 

 

貼り合わせると

 

糊のりが食み出さない程度に塗布して

 

貼り合わせます。

 

 

これで、2セット分の坂道の床材が完成

 

糊が乾くまで、暫く置いておきます。

 

 

坂道部分の糊付けをしたユニットの糊を乾かす間にも

 

次の製作工程に移ります。

 

 

そうです

 

いよいよ、壁部分の構築です。

 

 


 

続きは次回に廻します。

 

 

モノづくりは工具器具作成から

 

次回もお楽しみに!

 

 

・・・・・先回までのおさらい・・・・・

 

ミニ四駆コース自作量産型2号完成! | エコノミライ研究所のブログ (ameblo.jp)2020-05-05

 

公開してから、早、4年もの月日が経過しようとしている話題ですが

 

その間に、ミニ四駆の人気度合い、コースを自作する動きに変化があったのか、よく判りません。

 

ですので、こういう話題は、出したもの勝ち

 

我がニッポンを代表する玩具の一つである

 

ミニ四駆

 

 

筆者楊田の家でも、数年前、ブームが到来

 

危うく、TAMIYAさんのミニ四駆コースを購入させられそうなところ

 

「ものづくり」のチャンスと判断した楊田

 

レーン幅11.5cm

 

コース壁の高さ5cm

 

を基本として、2024年3月現在、主に2種類、都合4セットのミニ四駆コースを自作しました。

 

試作1型零号

20181226ミニ四駆コース自作への道4(最終回ではない) | エコノミライ研究所のブログ (ameblo.jp)

 

使われるごとにコースの傷みが強くなってきたこともあり

 

次回作の製作が待たれることとなりました。

 

その間、たったの3ヵ月!

 

平成最後の年である

 

平成30年の3月頃

 

量産型1号を製作し

 

ミニ四駆コース自作への道17 量産型第一号完成 | エコノミライ研究所のブログ (ameblo.jp)

 

 

必要な部材を切り出し、固定用の100均仮止めテープも次々と買い足し

 

もはや、「材料費ゼロ」が不可能なことも悟りましたが

 

原材料費を1000円程度に圧縮することは、簡単に実現可能なことを実証。

 

こうしてできた量産型初号機

 

 

 

何方(どちら)かのyoutube動画は

 

 

再生回数が60マン回を越えています。

 

そして

 

今回より

 

量産型2号コースの製作記録を綴ろうとしています。

 

 

基本設計は試作型、量産型1号と変わりませんが

 

入手した段ボールのサイズの関係もあり

 

幅900mm強、長さ500mm強のパネルを

 

4枚使う予定です。

 

まずは、材料の切り出しから始めて行きます。

 

平成最後の年である

 

平成31(2019)年4月頃に実施したときの様子です。

 

 

立方体を形成するための段ボールを開いて

 

真ん中を切り出し

 

互い違いとなるよう、重ね合わせることで、板の真ん中部分の強度を高めることができますから

 

この状態で

 

養生用テープを貼り合わせます。

 

 

固定できていないもう一方の端部分もテープ固定していきます。

 

コチラも表面の固定から始まって

 

裏面へもテープで固定しまして

 

2周目のテープカット

 

これにて

 

先ほどよりも更に強度を増したボードとなりました。

 

 

それでも、何か足りない。

 

それは、ボードの端の方の不安定さが気になりましたので

 

板の端部分の養生も実施

 

ボードの端が不安定なので

 

これにて一枚の板として使えるハズです。

 

板を裏返してキレイに貼り合わせ

 

 

 

板の完成です。

 

 

以上のような加工を

 

入手した段ボールで加工できるだけ進めた結果

 

8枚もの板ができました。

 

 

ボード4枚でコース1セット分を製作することができますが

 

直線部分を延ばしたり

 

バンクユニット製作もするかもしれません。

 

今回作成したボードのサイズを確認してみましょう。

 

 

長さが約51cm=510mm

 

 

幅は約91cm=910mm

 

というわけで(何が)

 

コース外周の半径は44cm=440mmであれば

 

直径が88cm=880mmなので

 

91cm×51cm=910mm×510mm

 

に収まるコース製作が可能であることを確認できました。

 

 

そして、組み立て・収納に伴う運搬を容易にするため

 

ボード幅の真ん中、縦方向の端部分に

 

5cm×15cmの穴を空けました。

 

何度か実践するウチに

 

家の者も協力してくれるので助かります。

 

 

取っ手部分の製作のため

 

カッターで次々と切り出してくれました。

 

これで、運搬も楽になります。

 

 

次に部品取りするのは

 

コース壁部分です。

 

コース高さ5cm=50mm

 

のためには

 

幅210mm×長さ297mmというA4サイズの型紙を

 

幅50cmで切断すれば

 

A4型紙1枚あたり

 

4本のコース壁を切り出すことができます。

 

その他にも、別サイズの部品を切り出します。

 

 

立体交差をするためのS字立体カーブユニット製作のため

 

幅11.5cm=115mmの床部分となる部材の切り出しも実施しました。

 

 

コースレイアウト設計図でも

 

切り出した壁部分や立体床部分などの部品点数をメモして

 

必要部数の切り出しができているのかを確認しました。

 

 

立体交差部分の切り出しも

 

目安線を引いていますから

 

自力でカット可能です。

 

このように

 

量産型2号

 

製作のための

 

準備が進みました。

 

 

ところが!!

 

肝心の量産型2号を組み立てたであろう様子のカメラ撮影した記録がありません。

 

それは、どういうことだろう。。。

 

というわけで(何が)

 

情報整理したところ

 

上述のような状況であることを判断しました。

 

 

その翌年である

 

令和2(2020)年に

 

量産型2号コース作成を実施していたということです。

 

壁となる部材や立体交差部分作成に必要な型紙を切り出すため

 

事務用のカッターの存在は貴重です。

 

A4型紙の幅は210mmですから

 

壁の高さ5c=50mmに切り出そうとしますと

 

50 50 50 50 10

 

ということで使える部材は4枚を切り出す作業です。

 

 

幅50mmにガイドをセットすれば

 

次々と幅50mmの部材を切り出せる、という便利グッズです。

 

 

ですが、こうして切り出した副産物として

 

幅10mmの細長い端材が大量に発生してしまいますから

 

 

仮止めテープにて

 

端材を数枚、縦に結び付けまして

 

 

50cm物差しよりも長い部材を作ろうと気づいた次第

 

 

コース設計図には

 

大小、様々なコースレイアウト線を描いていますから

 

最大で440mmの半径となる半円を線引きする必要もありますので

 

 

物差しで440mmとなるよう

 

 

繋ぎ合わせた部材に穴を空けて行きます。

 

空けるのは、部材の端の方に1個

 

 

コンパスの針部分で一刺し、したいところですが、これがナカナカ、刺さりませんで

 

やっとのことで空けることができました。

 

 

そして、空けた穴を物差しと合わせて次に行うのは・・・

 

50cm物差しで

 

ミニ四駆コースのカーブセクション製作のため

 

 

最大半径440mm

 

コースセンター部分の半径325mm

 

コース内側半径210mm

 

となるよう

 

 

物差しのメモリに合わせて

 

紙の部分に記しを付けていきます。

 

 

例えば、この210mm地点の部分に

 

コンパスの針先で紙に穴を空けまして

 

比較的大きめの穴を空けますと

 

鉛筆が突き出る位の穴部分となりますから

 

 

この部分で円を描くことが可能となる

 

という戦術です。

 

自家製の巨大コンパスの完成です!

 

ボード部分と合わせますと

 

ボードの幅が約500mmであっても

 

297mm+297mm=594mm

 

約60cmもの長さを誇りますから

 

余裕で半径44cmの半円を描くことが可能となります。

 

 

早速

 

簡易コンパスにて

 

最大半径440mmの半円を描くこととします。

 

 

写真には写って居ませんが

 

ボード端の真ん中部分には

 

コンパスの針を刺して

 

簡易コンパスの一片が動かないように固定してあります。

 

 

鉛筆による弧(こ)ですから、若干薄いですけれども

 

飽くまでも目安線ですから

 

次々と

 

2本目、3本目の弧を描きます。

 

 

ボードの端から1cmほど内側に中心点を設定しましたから

 

10mmほどの直線部分が存在しますので

 

ここは、短い定規を使って

 

ボードの端まで線を書き足します。

 

 

このとき気付きました。

 

鉛筆だと

 

仮止めテープ部分に線を引くことができないことを。。。

 

 

なので、2枚目のボードからは

 

弧を描くアイテムをチェンジ

 

 

名前ペンの細い側だと

 

芯の太さが

 

簡易コンパスに空けた穴に入るため

 

鉛筆のときよりも、断然、描き易くなりました。

 

 

仮止めテープ部分への描画も

 

ホレこのとおり

 

ストレスなくペン字で描くことができました。

 

 

これで最大直径88cmの円を描くことも簡単になりました。

 

 

カーブセクションさえ出来てしまえば

 

直線セクションの線引きは簡単です。

 

 

 

久しぶりに特集する

 

ミニ四駆コース自作シリーズ

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

 

この記事のシリーズ

20181223ミニ四駆コース自作への道1

 

20181224ミニ四駆コース自作への道2

 

20181225ミニ四駆コース自作への道3

 

20181226ミニ四駆コース自作への道4(最終回ではない)

 

ミニ四駆コース自作への道5 材料費ゼロを目指せ(2019.2.6)

 

ミニ四駆コース自作への道6 床面を極める(2019.2.13)

 

ミニ四駆コース自作への道7 コーナーを傾けるには(2019.2.20)

 

ミニ四駆コース自作への道8 バンクパーツ完成間近(2019.3.6)

 

 

ミニ四駆コース自作への道9 バンク部分完成!(2019.3.13)

 

ミニ四駆コース自作への道10 量産型第一号の製作へ1(2019.3.27)

 

ミニ四駆コース自作への道11 量産型第一号の製作2(2019.4.3)

 

ミニ四駆コース自作への道12 量産型第一号3(2019.4.17)

 

ミニ四駆コース自作への道13 量産型第一号4(2019.4.24)

 

ミニ四駆コース自作への道14 量産型第一号5(2019.5.1)

 

ミニ四駆コース自作への道15 量産型第一号6(2019.5.8)

 

ミニ四駆コース自作への道16 量産型第一号7(2019.5.15)

 

ミニ四駆コース自作への道17 量産型第一号完成(2019.5.22)

 

 

<コース概要>(発砲ボードバージョン)

 

発砲ボード一枚のサイズ

幅60cm×長さ90cm

なので、三枚を併せて

幅90cm長さ180cm

 

・曲線作成

コース外周の外経は88cmの直径のため

半径44cm

 

コース内周の外形は半径44cm-11.5cm=32.5cm

 

コース内周の内径は32.5cm-11.5cm=21cm

 

・直線作成

ボードの端から1cmの遊びを設けるためコース幅11.5cmを確保するには

 

コース外周の内側壁部分は端から12.5cmの直線に壁を設置

 

コース内周の内側壁部分は端から24cmの直線に壁を設置

 

・平面レーンチェンジ部分

壁の高さを7cmとし、二次曲線加工は、ミニ四駆の車幅通りとなるよう、曲線半径の長さに注意すれば大丈夫

ただ、レーンチェンジ開始から終了までの長さの設定に悩んだけれども、A4の幅の二倍である42cmとし、二階部分との整合性を確保

 

・立体交差の坂道部分(二組作る)

(1坂道部分)

型紙サイズがA4なので、坂道の長さが最大で297mmしか確保できないけれども、とりあえず幅11.5cmに切り取り、型紙一枚で二枚切り出し、それらを木工用ボンドで貼り合わせる。

(2坂道壁部分)

一階の高さを7cmとしたため、二回部分の壁を5cm確保するには12cmとしなければならないが、1cm余分に確保した結果

床面29.7cm、切片7cmと13cmの台形の型紙二枚を切り出し

(3床面部分)

A4型紙を幅11.5cmで縦に切り出し(二組作るため、二枚切り出し)

 

上記2、3を先ずテープでつなぎ合わせ、台形状とし、1坂道部分を壁の片方に接着、そして、反対側も接着すれば完成

 

・立体交差二階床面部分

A4型紙を横向に二枚並べて、切り取って余った部材を裏から貼り合わせて床面としての強度を確保

一階レーンチェンジと同様、開始から終了までに42cmで完了するよう、コース壁接着

 

以上のような各パーツを組み立て、組み合わせたのがコチラとなります。

 

 

坂道床面部分には必ず隙間ができますから、幅11.5cmの部材を余分に切り出しておき、適当に隙間を埋めて下さい。

 

 

坂道部分の裏側にも、余った部材で張り合わせ、剛性を高めています。