エルフェルトのレバー操作まとめ | 初心者向けエルフェルトの話

初心者向けエルフェルトの話

エルフェルト使ってます。
今まで調べたり経験してわかってきた事を書いていきます。
誰か他の初心者の方や、飢婚者の役に立てば幸いです。

GGSTもはじめました。

皆様ごきげんよう。

貴方のハート…射止めてみせます!ちょっとは振り向いてくれますか?

閑話休題。

2019/12/19 加筆修正 2020/01/12 加筆修正  2020/06/15 加筆修正

今回はエルフェルト専用のレバー操作についてのまとめをしようと思います。

操作にも慣れてくるとどうしても出てくるのが、得意なコマンドと、苦手なコマンドです。

更に格ゲーでは右向き左向きもありますから、例えば左向きなら失敗しないけど右向きは失敗ばかり、

なんて事もありますよね。ありませんか?私はそんな事ばかりです(鬱

ほぼ完ぺきに自分の為なんですが、エルフェルトに特化したコマンド入力記事なんて、

恐らく世に存在しないのではと思いますので、備忘録も兼ねて書いていこうと思います。

 

 

■レバーの持ち方について考えてみます

さて、まずはレバーの持ち方ですが、

色々と思考錯誤した結果、私はウメハラ持ちをベースに独自の持ち方に落ち着きました。

持ち方について、まず第一に気を付けている事としては、

小指球(月丘)部分をべったりアケコンに付けておく事を意識しています。

↑小難しい言葉を使っていますが、要するに小指側の手首の付け根の事です。

さて話を戻して、コマンドを失敗する時って、大体焦って手を浮かせてしまったり、

力を入れすぎてアケコン自体を動かしてしまったりして、

手が「今どこにいるのかわからない」みたいになっている事が多いです。

ですので、上記部分をアケコンにくっつけて離れない様にし、基準点としてずれないようにします。

次に親指でコマンド入力の最後までボール部分をホールドする事を意識して操作します。

よくあるのが、214や236の4や6が抜ける事ですね。

これが起きる時って、大抵急ごうとしてレバーを弾くような入力になり、

コマンド途中でレバーがNに戻ろうとしてしまって最後のコマンドが抜けている事が多いです。

ですので、最後まで親指を添えて、しっかり入力しきる事を意識しています。

追記

最近は親指を出来るだけ放さないように持っています。

ダッシュをこまめにする時などはちょっと放したりもしますし、最初は違和感が凄かったんですが、

意識して親指でちゃんとボール部分を持っておくと、迷子になる事減りました。

 

 

■手を置く位置について考えてみます

上記で紹介した左手のレバーの持ち方にて、小指球部分をアケコンにくっつけるとして、

さてでは小指球のX軸をどこに置けばいいのかというのに個人的に悩んでいました。

今までは、レバーに近い位置(薬指の第二関節にレバー支柱が来る位置)が多かったのですが、

こうするとレバーと手の位置が近く窮屈になりますので、

214系のコマンドが非常に入れにくくなり、パイン持てないしトラヴァ持てないしとなりがちでした。

そこで、レバーより少し離れた位置(薬指の第一関節にレバー支柱が来る位置)

くらいになるように調整したのですが、今のところこれが一番しっくりくるようになりました。

また、小指球部分はしっかり固定しますが、

小指の付け根あたりは少し動かせる位の力配分にすることで指に遊び空間が生まれた為、

場合によって被せのように持てたり持ち直しがし易くなり、安定するようになりました。

よって左手の基準は、

①小指球部分をしっかりくっつけて動かない様にする事

②薬指の第二関節をレバー支柱にしっかり引っかけておく事

③親指でコマンド入力最後までしっかりボール部分を支える事

に落ち着きました。

※あくまで私の基準です。

 

次に、右手はアケコンには置きません。浮かせた状態でボタンを押します。

右手をくっつけていると、左手の入力を行う際にどうしても右手の支えを当てにしてしまうのですが、

大体右手は右手でその時その時の手の位置によって支え方の力の配分がまちまちですので、

あまり当てにはならないという結論になりました。

ですので、私の右手はピアノを弾く時の手の形になっています。

幽霊のうらめしやと垂らしている手と表現しても近いかもしれません。

このようにして、両腕と、肩に無駄な力が入らない様に気を付けています。

※疲れると置いてしまいますけどね…

 

 

■ボタンやレバーの入力速度について考えてみます。

ボタン押しは一部連打推奨のコマンドや状況以外は基本的に連打はしません。

パチ、パチ、パチとタイミング良く押すようにしましょう。

最初はそのタイミングが分からず連打しがちですが、何度も反復しタイミングを体で憶えましょう。

わざと技を遅らせたり、相手の喰らい状態に応じて次に押すボタンを変えたりなどを行うのも、

連打ではなくしっかりタイミング良くボタンを押す事で成立しています。

ですので、ことコンボ中のボタン押しは焦って連打していないか気を付けましょう。

 

次にレバーですが、こちらは、

正確に入力する事が何より必要なので、力を入れずゆっくり流れるように入力を心掛ける」、

という事を意識しましょう。

ボタンについてもレバーについても、急ぐあまり連打して無駄なボタンを押していたり、

速く動かそうと力に任せてレバーを動かしてしまうと確度が落ちてしまい、

結局次の動作の入力が遅れがちです。

これでは、スムーズな入力や咄嗟の対応などが出来なくなってしまいますよね。

後述しますが、そこまで高速に入力しようとせずともちゃんと入力は反映されますし、

速く動かすには、力は基本的に要らないです。

 

 

■得意なコマンドと苦手なコマンドを洗い出して分析してみよう

まずは自分にとって何の操作がネックになっているのかを調べてみましょう。

※あくまで以降は私の例です。

 

▼基本的なキャラ操作

前進 左右◎

後退 左右◎

前ダッシュ 左右◎

バックステップ 左右◎

ダッシュ中FDブレーキ 左右△※6N6→4ではなく6N6→1と入力

ジャンプ(前後垂直) 左右◎

空ダ(低ダ) 左右△ ※9N6ですが、急いで入力したい時に大抵失敗します

 

…こうして改めて書いてみると、意外と分かるものですね。

 

・ダッシュ中FDブレーキ

これ単体では別に問題ないです。

例えば6N6でダッシュ→一瞬4FDで止まり再度ダッシュ、というのであれば上手くいきますが、

しゃがみFDからの2Dや2Sが実は苦手です。

※つまり起き攻めの際のしゃがみFD張って2Dがちょくちょく失敗するという事です。悲しい。

これの原因はわりと単純で、後ろ要素と下要素である1が入っていない事で起きるわけですので、

ダッシュ中にFDを張った後2Dを使う場合、6N6→1と入力します。

こうすると、FDを張った後はレバー操作はいらず、Dだけ押せば勝手に2Dが出ます。

※FD後に6Pを打ちたい時だけ、6N6→1→6と入力しなければいけませんので、ひと手間いりますね。

また、2D後は大抵トラヴァを構えることになりますから、レバー操作としては、

6N6→1D→236HSというのが自然で動かし易いかと思います。

 

・低ダ

垂直ジャンプや前ジャンプに化けてしまって、

安易に浮いてしまったところを対空されるなんて事が一体どれほどあったことか…

では失敗する時とはどういう時なのかというと、大体何かの行動を行った後に飛ぼうとした時でした。

その最たる状況と言えば、

JD〆後キレパしようとした時、端でのバックダッシュキレパを試みた時、BE後のキレパなどなど、

私が苦手なのは「低ダ」というより、「キレパを絡めた低ダ」が苦手という事がわかりました。

であれば、解決すべきはキレパをどうするか、ですね。

※こちらは後述のキレパの項目にて、低ダを上手く出す事についてもまとめて記載します。

 

■■■基本的な操作について憶えておくべき事■■■

ダッシュ、低ダ、ブレーキ、と、

ギルティのジャンプ以外の移動操作はボタン押しと異なり、

操作を入力してから実際に行動できるまでに少しタイムラグが出てしまいます

厳密には、ダッシュと低ダは行動が開始されるまでにラグがあり、

ブレーキはブレーキ行動に硬直があり、次の行動に移るまでにラグがある、という仕様ですね。

上記移動操作が上手くいかないとか、自分のエルが動かない!遅い!と感じる場合の多くは、

この移動のラグに慣れていない場合と、とても大事な、

ダッシュと低ダは先行入力が利かない事の認識が無い事のどちらかだと思います。

 

ガトリングコンボやレバーコマンドなどは、今出ている技の硬直前から入力しておいても技が出ます。

例えば端でのBE>ジャッジベターですが、

BEの硬直が終わった後に236236Kを入力するわけではありません。

先行入力が利きますので、

BEの最中に236236を入力しておき、硬直が終わったタイミングでKを押せば技が出ます。

しかしダッシュと低ダは先行入力が利きませんので、自身で硬直後のタイミングを憶えてダッシュする必要があります。

※低ダはジャンプ(上入力)を挟みますので、

 ジャンプキャンセル可能な技からはシームレスに出せますが、

 一つ手前の技を9(7)でキャンセルした後に6(4)を入れる事で低ダが成立していますので、

 厳密には先行入力ではない事がわかりますね。

 

この様に、

手前の行動の硬直が解ける前に入力してしまい、入力が不成立になって動けないか、

入力した後のラグを考慮しておらず、

頭の中のエルの行動のテンポと画面の動きに差異が出てしまうか

このどちらかが起きて移動行動が上手くいかないと感じる事が多いのではと思います。

 

このラグや硬直後の入力タイミングに慣れるには、

移動から移動や移動からコンボへの硬直時間を憶える必要がありますので、

移動を絡めたコンボ練習(操作練習)で慣れていきましょう。

操作練習用動画の記事

 

 

それでは、続いて技のコマンドを見ていきます。

 

▼基本的な必殺技コマンド操作

パイン持ち(236P・214P) △214Pが苦手

BE(214P・236P) △214Pが苦手

トラヴァ(236HS・214HS) △214HSが苦手

ゴロン(236K・214K) △214Kが苦手

リロード(46HS・64HS) ◎

ジェノワ(632146HS・412364HS)

ジャッジベター(236236K(D)・214214K(D)) ○たまーに焦っていると落とす

 

改めてみるとエルってコマンド単体は大して難しくないですね…昇竜もないですし(爆

 

上記のコマンドって、基本的に単体ではやばいぞ出ないぞなんて落とすような事もないです。

ただ、コマンドを落としてしまう事って稀によくあるんですけど、シチュエーションを考えてみると、

その入力をする手前のレバーの位置(技)によって入力しにくい動きになる事があると感じます。

単純に、

①236の6、632146の4など、やはり246コマンドを落としてしまっている

②236PのPなどのボタン入力が遅いor早い為、コマンドが完成していない事になっている

のように、単体で失敗してしまう事もあれば、

③2Dからのジェノワ(2D→632146HS)のように、素早く2から6に飛ばなければいけない時に落とす

のように、特定の技から出そうとすると失敗しがち、などがあると思います。

どうでしょう、よくあると書きましたが、皆さんはそんな事ないでしょうか(汗

 

以下私の対策としては、

①しっかり親指を添えて6や4まで入れ込む事を意識する。

②上記①をしっかりやっていれば、大抵の場合失敗しないですので実質①で解決と考えています。

③ニュートラルに戻さずに一連の技として入力する。

という3点で克服しています。

 

①②ですが、

私は大抵の場合、親指のホールドがコマンド途中で甘くなり、

レバーがNに戻ろうとしてしまう事で、コマンド未完になる事が多いです。

ですので、まずはしっかり親指でコマンド最後までホールドを意識します。

③ですが、

・あるコマンドから次のコマンドまで、別の方向が入力されていても問題ない事

・あるコマンドから次のコマンドまで、Nが入っていなくとも問題ない事

を理解してからは、入力が楽になりました。

例で挙げた2Dからのジェノワであれば、2DN632146HSと入れようとすると、

一回レバーをリリースしている為、レバーの持ち直しの際に滑って上手く掴み直せなくて、

2Dで相手が浮いている間にジェノワコマンドを出せない、となる事が多いのですが、

ここを、2D3632146HSと一連のコマンドとして入力すると、綺麗に出ると思います。

 

追記

私が上記を意識してもそれでも214コマンドを落とす場合があるので、

直したくて一体どういう時に落とすのか調べてみました。

 

・良くコマンドを落とすワースト四天王

①2K>4P>214HS 2P側での前Pからのトラヴァ

②JD>214P 2P側での空中パイン持ち

③射撃締め>214P 2P側での射撃でダウンを奪ってからのパイン持ち

④突き上げ>214K 1P側でのBE

 

…こうして調べてみると明々白々ですね。

私は絶望的に214コマンドが下手のようです。しかしでは、なぜ落としているのでしょう。

調べてみると急いで入力しようと焦って4を入力する前にボタンを押していたり、

2から4に飛んでおり、1が抜けているという事が分かりました。

という事で、アケコンの角に沿ってなぞる様にしっかり214を入れられるように練習をしてみました。

 

①2K>4P>214HS 1→4→78963214とぐるっと回す事で解決

②JD>214P 角に沿ってしっかり214と滑らせるように入力する事で解決

③射撃締め>214P 角に沿ってしっかり214と滑らせるように入力する事で解決

④突き上げ>214K 角に沿ってしっかり214と滑らせるように入力する事で解決

 

さて、①以外はなんてことはない、ただ丁寧に入力しましょうという内容なわけなのですが、

これをやっていると意外な発見があって、今までのコマンド入力に対する考え方が変わりました。

何かというと、そこそこゆっくり入力してもゲーム内では問題なく最速で技がちゃんと出る事、です。

なんだそんな事か、ですよねこれ。

されど、そんな事に気づいていませんでした。

今まではとにかく技を繋げる為に一生懸命腕や指に力を込めて速く入力しようとしていたのですが、

力を入れずゆっくり流れるようにコマンドを入力しても実はちゃんと最速になる事

これが分かってからは、余計な力を入れる事もなく、余裕をもって214を入力出来るようになりました。

 

 

▼その他エルのコマンドでミスが起きやすいコマンドについて

・壁際突き上げ>BE>ジャッジベターの236236K

BEがヒットしないと次のジャッジベターが出ないのですが、

浮きなどによってヒットのタイミングが変わったりします。

そうすると不発になってしまうのですが…入力イメージとしては、ヒット前までに236236を入れておき、

ヒット後Kで丁度出るかと思います。

この時の236236コマンドは多少ゆっくり入れていても大丈夫です。

BEヒット時は少しだけ相手が浮くので、ヒット直後ではなくとも当たります。

※ただしヒット数が多いまたは浮きが低い場合は拾えません。その見極めは頑張って憶えましょう。

※暴発するとしたらゴロンだと思いますが、落ち着いてバクステしましょう。

 パインを持つ時間があればパインを投げてもOKですし、持ったまま射撃から開始でもOKです。

 

・2S>5HS>ジェノワの632146HS

こちらはレバーというよりジェノワの為のHSの押し直しがきつく感じてしまうかと思いますが、

普通に5HSの時点でHS連打しながら632146を入れれば出ます。

※ジェノワが出なかった場合はそのまま5HSが最後まで出ますのでカバーできます。

 

・射撃(パイン爆破)リロ>突き上げc近S>5HS>BEの、射撃からの突き上げ

射撃後すぐリロードするわけですが、46HS後、そのまま6を入れっぱなしにしておき、微歩きします。

時間的には本当に微歩きくらいの猶予時間しかありませんが、

そうして突き上げが相手にめり込むなと思ったあたりで突き上げします。

また、キャンセル近Sの為に236HSを入れると思いますが、タイミングとしては、

突き上げがヒットしたあたりで丁度HSを押すくらいのイメージです。

※低すぎて近Sだと拾えないかもという場合は、5K>近Sか、2P>近Sで拾いましょう。

 

・上記トラヴァでの爆破後ダッシュして突き上げc近Sとする場合のダッシュと近S

爆破した際に相手と距離が離れている場合、微歩きでは間に合わない場合があります。

この場合ダッシュからの突き上げ、近Sと繋げる必要がありますが、

射撃→リロ→ダッシュ、と操作が難しいので、最初は苦労するかと思います。

別の技ではなく一連の技だと思ってロスなく繋ぎましょう。

また、その次の突き上げからトラヴァキャンセル近Sですが、

突き上げからの近Sの入力が遅いと近Sが出ませんので、間を作らず一気に入力しましょう。

※高さが低すぎる場合は近Sではなく5K>近Sから拾いましょう。

近Sの後は5HSかJSやJKなどに繋ぐと思いますが、HSボタンや斜め上にレバーを入れるのは、

近Sがヒットしてからで十分間に合います。

 

・壁際2HS>パイン>近S>バックJHS>着地際パイン投げ>ダッシュコンフィ~の、近S以降一連

近Sを入れた直後に7入力→近Sの硬直が解けて浮いた瞬間HSを最速で行います。

その後空中にいる間に7の位置から4へレバーをずらしていき、着地際に4Pを行います。

着地後すぐに41236Sか、着地後ダッシュでコンフィを構えます。

ダッシュしてから構える場合は相手のいる画面のリスクゲージ下あたりでコンフィを構えます。

これらですが、近S以降Nに戻さずにずらしていくという意識で操作すれば成功し易いと思います。

丁度7から4を探っている間に着地際になるので、わりとパイン投げも良いタイミングで行えるかと思います。

 

・崩し>パイン持ち>強化突き上げ>強化射撃×2回>突き上げ>下投げ(爆破)>強化突き上げ>強化射撃×2回>突き上げcパイン持ち>小突く>射撃~BJ最速キレパ

この連携の最後のバックダッシュキレパですが、

バックダッシュ後はずっと4入力したままパインを投げます。

次の着地のコンフィ(236S)を早く入れたくてついレバーを戻しがちですが、

パインを投げてからコンフィ入力で十分間に合いますので、

着地まではずっと4をいれたまま確実にパインを投げ、着地したらコンフィ、と落ち着いていきましょう。

 

コンボはひとまずこのくらいです。

また何か見つけたら追記していきたいと思いますが、

さて、…ここからはみんな心折れる?キレパについてです。

 

 

■空中移動を絡めたパイン持ち(投げ)の操作について

これも苦手なコマンドの範疇の内容ですが、個別に書いていきます。

まずはキレパの種類や特徴、コマンドから見ていきましょう。

 

前空ダパイン持ち ※9N6N236Pや2369N6P(7N4214P・2147N4P)

後ろ空ダパイン持ち ※7N4N236P(9N6214P)

パインを持ってからの前空ダキレパ ※9N64P(7N46P)

パインを持ってからの後ろ空ダキレパ ※7N4P(9N6P)

 

はい、こうですね。

キレパ自体は別に出来ないからと言って「=戦えない」に直結するような技ではないですが、

BE〆後やJD〆後など、使えると幅が広がるのも事実です。

ただ、いかんせん本当に良く失敗します

頭の中では格好良くキレパしているのですが、現実はその場でジャンプしてパイン投げていた!

…なんて正に日常茶飯事、エルはお見合いに来ているのですから、どっかの御三家の家訓よろしく常に余裕をもって優雅たれとパイン持って飛ぼうとした結果ぐさーっ!と本当にもう何度刺された事か…

正直私にとっては空中移動を絡めたパイン持ち(投げ)は他のどんなコマンドよりも難しいコマンドでした。

 

ちなみに私はどのキレパが失敗するのかと言うと、殆ど2P側のコマンドばかり失敗します。

失敗ばかりで数時間キレパばかり練習する日もありました。

私は使いこなしたいのです。ですので、何がいけないのか調べてみる事にしました。

 

まず、どうして失敗するのでしょう。

というよりそもそもどういう失敗をしているのかですが、

私の場合、低ダが不成立になっている事が多い事が分かりました。

キレパを使いたい場合というのは、

大抵はダウン後が多く、少しでも早く行動したい状況なので、

一生懸命最速のキレパを出そうと思ってコマンドを入れた時に失敗する事が多かったという事ですね。

 

しかし、相手の起き上がりにキレパを重ねる際を想定してみましょう。

例えば、BE後のキレパですと、

最速でパインを持ってキレパをした場合、相手が起き上がる前にキレパが出て重なりません

つまり相手にパインをぶつける為には、最速ではなく少し遅らせる必要があるわけですね。

とすると次に考えるべきは、

一連のキレパの動作の「どの動作部分を遅らせれば良いのか」ですが、

BEの当たり方や手前の技によっては、BE後に相手がダウンする時間や相手との距離がまちまちです。

ですので、「戦闘中に一瞬で最適な待機時間を判断しなければいけない」のが大変です。

あ、ちょっと近いからキレパ当たるかな、とか、あ、ダウンが早い、結構急いで飛ばなきゃ!とか、

そういった、状況毎に咄嗟の判断で操作を変化させなければいけないのが、

キレパが難しい要因の一つかなと思います。

 

という事で、前置きが長くなりましたが、なら逆に、

各キレパ行動の「操作の仕方と操作を行うタイミングを一律」に出来れば、

失敗も減る事もわかりますよね。

 

▼コマンドの入力の仕方

まず、キレパは低ダ後にすぐパインを投げなければいけないというイメージになりがちですが、

失敗するくらいならちょっとゆっくりでも全然OKです。

入力方法ですが、何より飛べないと意味がないので、まずはちゃんと低ダしましょう。

具体的な入力の仕方としては、9N6と4Pを分けて入力するイメージですね。

これを少し視覚的に表現してみましょう。

エ___相 ※エはエル、相は相手とし、BEヒット後で少し距離が離れているとします。

・最速のキレパ

エ___相 この様に、★のタイミングで9N64Pをすべて入れるつもりで入力します。

 

・推奨したいキレパ

★__▲

エ___相 この様に、★で9N6を入れ、低ダで近づいた▲あたりで4Pを入力します。

 

どうでしょう、イメージですが伝わりますでしょうか。

普通に低ダして相手に当たる位置で空中技を当てるのと感覚的にはほぼ同じです。

 

そもそも、低ダは9N6(7N4)の6(4)の入力時間が長いと成功しやすいという仕様がありますから、

低ダ自体の成功率を上げるには、出来るだけ横入力をしておきたいわけです。

しかし、最速でキレパをしようとすると、飛んだ直後にパインを投げたいが為に横入力が疎かになります。

このせいでキレパ(低ダ)の失敗が誘発されているのですが、

上の通り、最速でキレパを出そうとがちゃがちゃ入力する必要はないわけですので、

考え方を変えてみましょう。

キレパは、9N64P、ではなく、9N6>4P、と解釈します。

こうする事で、しっかり低ダを出す事を意識していくわけですね。

また、低ダは基本操作の際にも書きましたが、先行入力が利きませんので、

一つ手前の行動の硬直中にコマンドを入力しても成功しません。

キレパの場合はパインを持つ行動だと思いますが、

パインを持ってエルが手を胸元から下ろしてから入力しないとコマンドが反映されませんので、

キレパを出す場合は、

・直前の行動の硬直が終わった後に低ダコマンドを入力する事

・低ダコマンドを入力してから相手に近づくまで少し間をおいてパイン投げコマンドを入力する事

この2つを意識するだけでかなり成功率が上がると思います。

 

さぁでは、上記を踏まえて、各キレパの入力方法を見ていきましょう。

 

・前空ダパイン持ち

*入力方法*

ちゃんと飛んでから236を入れないと低ダがジャンプに化けるので、9N6>236Pを意識しましょう。

飛んだのを見てから236入力という感覚で十分です。

*入力タイミング*

5HS〆や投げ〆から使う事が多いと思いますが、低ダのタイミングは、相手が接地した瞬間です。

 

・後ろ空ダパイン持ち

*入力方法*

こちらは正しいコマンドとしては、7N4N236Pですが、

直前行動の硬直後に低ダをしっかり入力した後、レバーをぐるっと回し、7N41236Pと入力する事で、

一連のコマンドとして最速で後ろ空ダしつつパインを持つ事が出来ます。

要するに、天板穴の角に沿ってぐるっと回せば確実にパインまで持てるというわけです。

※最近、この行動はあまり使っていないは使っていないです。

 一度のジャンプ中の行動不能時間が長いので、手癖にはしていない、というニュアンスです。

 

・パインを持っている状態からの前空ダキレパ

*入力方法*

直前行動の硬直後に9N6で飛び、飛んでから4Pを入力します。

低ダ自体もパイン投げも十分間に合いますから、焦らず入力しましょう。

9N6>エルが飛ぶ>4Pというニュアンスです。

*入力タイミング*

非常に良くある状況として、BE〆の場合は、BE後すぐにパインを持つのではなく、

BEで吹っ飛んだ相手が接地した瞬間パインを持つ、

その後相手が起き上がり始めた瞬間低ダ、とすると、

どのような状況でBEがHitした場合でも、一定のタイミングでパインを投げられます。

JD〆の場合はエルが着地した瞬間飛びましょう。

 

・パインを持ってからの後ろ空ダキレパ

こちらは、ほかの投げ方と異なり、

空ダの4の入力の後そのままレバーを戻さずPを押せば出せると思います。

キレパの中では一番失敗が少ないですね。

 

▼キレパ全般に対しての追記

キレパは強いです。しかし、デメリットもかなり大きいです。

どういう事かと言うと、

起き攻めの際にキレパをしたい場合、ダッシュをせず飛ぼうとしているわけですから、

失敗すると純粋に起き攻めのチャンスを失ってしまいます

ですので、キレパを焦る原因の一つとして、失敗するとリカバリが利かない事も挙げられます。

しかしそれらを乗り越え、この失敗を軽減出来ると、キレパでの起き攻めの他、

牽制ステップの一つの手札としても非常に優秀なので、立ち回りが強くなります。

実際私は一番苦手な技でしたが、今はようやく手に馴染んできたなと感じます。

上で紹介した動画記事でも操作練習要綱を置いているので、

皆さんもぜひ使いこなす感覚を憶えていただければと思います。

 

エルはインファイターですしダウンを奪える技も多いですが、飛ばしてしまう技も多いです。

それは横押しが強いという事ですし、別に走って行って5Kから重ねれば十分ではあるのですが、

低ダを絡めた攻めが出来ると手札も増えますので、やっぱり使えるようにはなりたいですよね。

 

キレパの低ダについては先の通り、先行入力が利かない事と、

パイン投げをしたくて低ダコマンドを焦って入力しがちなせいで、

前後のコマンドとの時間間隔を掴めるようになるまでは非常に苦労すると思いますが、

大体相手か自分が着地(接地)したらパイン持つ(飛ぶ)と憶えておけば、焦りも減ると思います。

しっかり馴染んでくれば、エルが思った通りに動いてくれるようになると思いますので、

是非頑張ってみてください。

 

 

■■レバー操作まとめ■■

いかがでしたでしょうか。

正直、私の独断と偏見で選んだり解説したレバー操作の説明ばかりですので、

正解かと言われるとそういわけではないと思っていますが、

みなさまも操作の感覚を掴むきっかけになれば、本当に幸いです。

何ならもっといいコマンド入力方法があったら是非とも教えていただきたいです(ぇ

また、今後紹介していくコンボのレバー入力のコツや、今回の中にはなかったですが、

何か思い出した入れにくいレバー操作があった際は、この記事に追記をしていこうと思います。

 

私の経験談ですが、

しっかり操作できて読みあってそれでも負けてしまう時って、

結構明確に「何が悪かったか」も判りますし、相手との対話をした!っていう充足感もあるので、

次に繋がる負け方になっていて、そこまでモチベも落ちません。

ただ、操作が上手くいかずにコンボを落としたり謎ジャンプしてしまって落とされて負けたなんて時は、

もうなんかひたすら楽しくないです。

それこそコンボ完走してたら勝てた試合だったりすると気分は最悪ですよね。

そんなの、お見合いする以前の問題です。

だってどうですか?よく見たらドレスは破れているわメイクは失敗しているわネイルは欠けているわ…

そんな準備不十分な女の子が婚活のステージに立つなんて、相手にも失礼ですよね。

 

ただそうは言っても、

そんなストイック過ぎる事を厳密に言い出したら一生対戦なんて始められないですし、

人と対戦してこそわかってくるセオリーや意識配分なんかもありますので、

対戦数をこなす事と、操作の習熟度を上げる事は、私は同じくらい大事だと思います。

 

最初はコンボ数個でもいいんです。コンボを使えるようにしておく事と、

コンボを実際に相手に仕掛けてみる事、それを続けていくと、段々と、

このシチュエーションで何かプラスでコンボが欲しいなとか、

ここで確定で反撃貰うけど何かないかな、とかが分かってきますので、

そうしたらまたコンボも増やせばいいですし、

状況によって持っているコンボや技を「咄嗟に出す」という練習は、

何回も対戦数を重ねないとなかなか身につかないところです。

対戦をすればするほど色々な課題なんかも見えてくると思いますが、

それを試行錯誤して上達していくのも格ゲーの楽しいところですし、

何なら最悪エルはHS連打してたら勝てたりしますから、

対戦は対戦で、気軽に挑んで貰えればと思います。

 

 

それでは、ひととおりレバー操作の紹介もできましたし、今回はこの辺でお茶にしませんか?

…え?だめ?そういうつもりで私の話しを聞いてくださっていたわけではない?そんな冷たいこと言わないでください、本当にちょっとでいいですから…違う?時間がない?それなら細かい事は今度決めましょうよ、ほら、とりあえず今回はここに判子だけ押してくれたらいいですから…やだそんな、照れなくていいですって、大丈夫私も恥ずかしいんですよ?ほら、ここに押すだけ!押すだけですから!ね?ほら、ねぇ!ねぇまって!