MuddyFox(MF26-EXP-F)を再整備とカスタムし始めて頻繁にライドするようになったのですが、ケイデンスセンサーでデータ取るようになると「心拍計で心拍データも残したい」と考えるようになりました。
参考リンク:ケイデンスセンサーを買ってみました
と言うか、ジムトレでエアロバイク(エルゴメーター)やトレッドミル、ヴァリオなどをこなしていると「マシンの心拍計」で心拍は取れるのですが「スマホアプリと連携」と言う点で弱い。「Technogymのマシン」が採用されていて、「MyWellnessのクラウドサービス」が導入されていればスマホアプリで様々なトレーニングデータを管理できるのですが、私の通っているスポーツクラブでは導入されていません(Technogymのマシンは一部導入されています) その為、トレーニングの記録をスマホでどの様に記録するを試行錯誤していたのです。
幸いなことに、Runtastic Orbitを使うようになったおかげで心拍を除くアクティブトラッキングに関しては「Runtasticアプリ」で一括管理するようになりました。ただし、体重や体脂肪率などはWithings(=Nokia Health Mate)で管理してiPhoneのヘルスケアで連携させています。
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本音を言えば、Runtastic純正で脈拍計付きのリストバンドを出してくれれば良いのですが現状ではチェストバンドタイプしかラインナップにありません。
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また、睡眠ログもOrbitでは自動で取れず「ボタン操作」が必要です。睡眠状態を自動判別してログ取り出来る製品はアナログウォッチ型の「Moment」シリーズだけで日本では公式には販売されていませんし、脈拍計は非内蔵です。
デザインは良いんですよね、Moment...。上記リンクのはClassicと言うモデルですが、BasicやFunと言うモデルも色を選べばカジュアルになり過ぎないデザインです。
ですが、基本機能はOrbitで間に合っているのも事実としてあって、不満があるのは「脈拍計がない」ということだけです。なので、中華製の低価格なアクティブトレッカー(スマートバンド)の多機能ぶりが羨ましくもRuntasticアプリと連携不能という点で不満をつのらせていたといえます。
そんな中華製スマートバンドで「若干手間では有る」もののRuntasticアプリで心拍計として使える製品を見つけました。と言うか、発売開始当初から「Runtasticと連携できる」と紹介されていたようです。
そのスマートバンドと言うのがコレ。
Xiaomiと言う中華ベンダーの「Mi Band2」です。電話の着信だけでなく、各種SNSの通知も知らせてくれる上に一定の距離を離れると教えてくれる機能付き。オマケにバッテリーも長持ちするらしい。
Runtasticアプリで脈拍計として使うには、Mi Band用の「Mifit」と言うアプリで設定して使用時もMifitでアクティビティをスタートしておく必要があります。Mifitアプリを使うには「Mi Community」のアカウントを作る必要があります。
Mi Band2は意外にもしっかりしたパッケージに入っています。ちょっとApple製品っぽいパッケージですね。紙箱の作りもApple製品を意識している感があります。
開けてみてもApple製品のパッケージを意識しているのがわかりますね。ちょっとパッケージに凝りすぎてませんか、コレ。
中身はコレだけ。本体とバンド、充電用のアダプター、説明書。説明書は日本語ではないので、設定などに不安がある人はネットで検索したほうが良いでしょう。
Runtastic Orbitと比べると更に小さい。厚みはほぼ同じ。これで脈拍計が付いているとか恐るべし中華ベンダーと言ったところですね。
裏側には脈拍計用のLEDと受光センサーがあります。これで脈拍を記録するわけです。
Runtastic Orbitと2本着けしてみました。意外と邪魔にならないですね。幅だけみればダイバーズウォッチ位のものです。
Mi Band2は、表示したい項目をアプリでオン・オフできます。なので、私は時間と脈拍、バッテリーレベルの3つに絞って表示させることにしました。
まずは睡眠ログからですが、意外と正確に睡眠を検出しているようです。これは併用してみようかと思っています。
次にRuntasticアプリで脈拍計として。
心拍計としてRuntasticのmountain bikeアプリで機能しています。ただし、Mifitでトレッドミル以外の「屋外のアクティビティ」を選ぶと「MifitでGPS利用を許可(使用中のみで可)」しないと脈拍計が起動しません。GPSを2つのアプリで同時利用するとバッテリー消耗が激しいのでジャケット型モバイルバッテリーを使う必要がありました。
トレッドミルを選んだ場合はGPSがオフでも動作するようですが、安定して接続維持されるかは試してみないと判りません。
仕様に際してお作法のようなことが必要だったり、バッテリー消耗が激しかったりしますがお作法の方は慣れの問題ですし、バッテリーは先に書いたようにモバイルバッテリーで対処できなくもないので「Runtasticで心拍も記録したい」と言う人には低価格で良いかと思います。