特別養子縁組くんの風邪をもらってしまいました
なかなか熱が下がらなくて
ヒーヒー言ってました
年々、
回復が遅くなるような気がします
今は復活してます
私は、
体調が悪くなると
子どもの頃のことを思い出すんだ。
あんなに毎日
イライラしていた母だったけど、
私が病気になったときだけは優しかった。
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中学2年生のときに
腎盂炎で入院して
入院前後で1か月ほど学校を休んだんだけど、
そのときに作ってくれた
味噌味のおかゆが
とっても美味しくってね~…。
人生の最後に何が食べたい?って聞かれたら
今でもそのときのおかゆって言うよ。
私にとっての最後の晩餐に選ぶくらい
そのときの記憶が鮮明に残ってるんだよね。
母は、
料理が苦手でも
一生懸命に作ってくれたんだ…って
思ったことを覚えてる。
父は、
子どもが体調不良になると
怒鳴る人だった。
「弱い」
「情けない」って言って
すごくイヤそうな顔をしてたことを覚えてる。
私は、
母が優しかったのは嬉しかったけど
このときの父だけは嫌いだった…というか
怒る父が怖かった。
私が病気になることで
両親がケンカをすることが
とてつもなくイヤだった。
病気になった私が悪いんだって自分を責め続けてきた。
自閉症スペクトラムくんが生まれたら…
今は亡き夫が
自閉症スペクトラムくんと
一緒にいるだけで
母に
「さおりは子どもを夫に押し付けている」
と言われてきたし
家事を手伝ってもらおうとしたら
「なんか申し訳ないわ~。そんなんさおりにさせればいいよ」
と言われてきた。
とにかく
母は私を働かせようとした。
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母は私に休憩を与えない
母はいつも私と子どもを一緒にいさせたがる
母は、
私が子どもの頃は
ずっと家事してるイメージだったから
母親って家では働きまくるものなんだ
と思い込んでたところがあって…
ずっと
子どもと一緒にいることや
夫に家事を手伝ってもらわないことを
そんなもんなんだと思い込むしかなかった。
私を働かせようとする母が憎くて
本当に納得いってなかったけど
そんなもんなんだと思い込むことで
私の正気は保たれた。
そのイヤな気持ちに気づいて
自分の気持ちのままに行動してしまったら
私は何をしでかすか分からないくらい
衝動的なものが眠ってた。
だから
私は、
母の言うとおりに働くことや
嫌味を黙って聞いて我慢することや
取りたくもない母の機嫌を取ることで
衝動的なものを抑え込んできた。
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そういう毎日を送ってきた私は
「休む」っていうことに
すごく罪悪感を感じる人になった。
体調が悪くなっても
病院に行くっていうことを
なかなかしない人だった。
インフルエンザって診断されても
仕事に行ったり
本当にしんどかったけど
ご飯を作ったりしてた。
しんどい、苦しい、ツラい、痛い、イヤだ…
これらが言えなくてねー。
マジでしんどかったなー。
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カウンセリングに出会って
自分を責めるってことを
止められるようになってから
休むことへの罪悪感は小さくなっていった。
本当に心からお疲れさまでした。
もう、そんなことしなくてもいいんだよ。
って、当時の私に私に伝えたい。
今は、
私を無理やり動かそうとする人はいない。
休んでも
誰からも怒られない。
嫌味を言われない。
安心していいんだよ。