ワインは素敵な恋の道しるべ -78ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

7月のある休日、友人達と神楽坂のフレンチで待ち合わせ。

 

神楽坂通り(早稲田通り)の両側には提灯が並び、華やいだ雰囲気。

 

来週末は神楽坂祭りなのだ。

 

神楽坂通りから神楽坂仲通りに右折。

 

さらに神楽坂仲通りから小路を右折。

まず現れるのは、フレンチの『ル・クロ・モンマルトル』。

神楽坂は東京のモンマルトルと言われている。

 

その先にあるのが今日のランチのお店、同じくフレンチの『ル・コキヤージュ』。

コロナ前は時々利用していたが、コロナのためしばらく休業し、再開するか心配した。

再開後は人気が一層高まり、最近は予約が取り辛くなっている。

 

開店と同時に入店。

今日も満席の予約なのだそうだ。

 

どんどん客が入店するので店内の撮影は諦め、壁をパチリ。

パリの街角のビストロに居るような気分になれるお店だ。

 

まずはスパークリングワインで乾杯。

暑い日なので冷えたスパークリングが美味い。

今日のメンバーは、幸子さん、NORIさん、momongardenさん、そして私。

幸子さん、NORIさんとはお久し振り、そしてmomongardenさんは初めまして。

 

抜栓したワインは、南アフリカ、ステレンボッシュのヴィリエラ・エステートが造る、ヴィリエラ、トラディション、ブリュット、ロゼ。

 

淡いピンク色。

濃厚な果実味を持ちながら、キレの良いブリュット。

セパージュはピノ・ノワール35%、ピノタージュ30%、シャルドネ30%、ピノ・ムニエ5%で、瓶内二次発酵方式で造られている。

 

パンが届く。

柔らかなパンで、ソースを掬うのに丁度良い。

 

NORIさんとmomongardenさんの第一の前菜は、ヴィシソワーズ、北海道産のホタテ貝のポワレを添えて。

夏らしい料理だ。

 

幸子さんと私の第一の前菜は、ビストロの定番、パテ・ド・カンパーニュ。

 

私はここに来ると毎回パテカンを食べている気がする。

ヴォリュームがあって美味い。

 

幸子さんとmomongardenさんの第二の前菜は、ガランティーヌのプチガレット。

ガレットの上には鶏のガランティーヌ。

このソースはザクロなのだろうか。

 

ガレットにはパルミジャーノ・レッジャーノがすりおろされる。

 

ガレットもなかなか美味しそうだ。

 

NORIさんと私の第二の前菜は、本日の鮮魚のカルパッチョ。

今日の魚は伊佐木(イサキ)。

 

コロナで休業中は新しい料理の開発に注力したと聞いていたが、コロナ前より一段と料理が洗練されている。

友人達と過ごす、神楽坂の楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

7月のこと、ちぃさんと池袋で過ごす休日の楽しい午後の続き。

この日は猛暑日、フレンチ/イタリアンの『GINTO』でシャンパーニュ・ランチを楽しんだ後は、あまりに暑いのでデパートで涼むことにする。

 

池袋東武の地下の酒販コーナーでは、新潟県南魚沼市の青木酒造の試飲販売。

鶴齢や雪男のボトルが並ぶ。

 

そのお隣には、秋田県湯沢市の両関酒造のブースも。

 

日本酒コーナーを抜け、「エノテカ」へ。

丁度ソファー席が一卓だけ空いていたので、ひと休み。

 

ランチでシャンパーニュを二本と赤ワインのグラスを飲んだばかりなのに、「今日は白ワインを飲んでいないよね」とオーダー。

イタリアの名門、アンティノリ家のサンタ・クリスティーナがフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州で造る、サンタ・クリスティーナ、ピノ・グリージョ、2022年。

 

ちぃさんと乾杯。

淡いモスグリーン。

青リンゴやライチの香り、フレッシュでふくよかな果実味、綺麗な酸。

フリウリのピノ・グリージョは美味い。

 

おつまみは、コンテ、カマンベール、そしてブルーは何か聞き忘れた。

 

白を一杯だけのはずが、「ピノ・ノワールも飲みたいね」ということで、赤ワインも。

 

ドイツ、バーデン地方のクランプが造る、ギプスコイパー、シュペートブルグンダー、2020年。

クランプはバーデンのライジングスターと称される、人気の家族経営のワイナリー。

 

ギプスコイパーは土壌の名前で、重い石灰質泥土岩。

ぶどう栽培はオーガニックで、エコヴィンとユーロリーフのオーガニック認証を得ている。

 

カシスやブラックベリーなどの黒果実の香り。

洗練された果実味、シルキーなタンニン、強いミネラルを持つ素晴らしいシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)。

ぶどうの平均樹齢は30年、熟成は2~4年使用のフレンチオークの樽で14ヶ月。

 

ほろ酔い加減で気持ち良く「エノテカ」をあとにする。

 

売り場を見ていて、面白いワインを見付けた。

シャトー勝沼のワインでは、鳥居平(とりいびら)や菱山のワインが好きだ。

いずれ買いに来ることにしようと思う。

 

帰途に就くはずが、電車の中で小腹が空いてきたということで、北千住で下車。

 

最近人気の新しいラーメン屋さんを訪問。

看板がどこにも見当たらない。

ここは、『北千住煮干中華蕎麦 かれん』。

 

2022年8月8日に開店したお店なので、店内はとても綺麗。

ここは『亀戸煮干中華蕎麦 つきひ』の二号店。

 

ワインをいっぱい飲んできているが、店が変ればリセットビール。

ハートランドを一人一本ずつ注文。

 

ちぃさんと乾杯。

猛暑日なので、キンキンに冷えたビールが美味い。

 

ビールのお供は、豚チャーシューと鶏チャーシューの切り落とし。

 

私が頼んだのは、濃厚煮干中華蕎麦。

少し緑がかった濃茶のスープが驚くほど濃厚。

 

ちぃさんは煮干中華蕎麦。

スープが澄んでいるので、スープの中の麵が見える。

 

菅野製麺所特製の中太ストレート麺に濃厚な煮干しスープが絡んで美味い。

 

スープまで完食。

今日は猛暑で汗をいっぱい流したから塩分を補給しなくちゃね、と自分に言い訳。

 

池袋のフレンチ/イタリアン、『GINTO』でフルコース料理とシャンパーニュをたっぷり味わい、「エノテカ池袋東武」でワインを飲んで涼み、北千住の人気のラーメン店、『煮干中華蕎麦 かれん』で〆ラーをした、楽しい休日の午後でした。

 

 

 

 

 

 

7月のこと、ちぃさんと池袋のフレンチ/イタリアン、『GINTO』で過ごす素敵な午後の続き。

 

活〆穴子のベニエ、万願寺とうがらしと金糸瓜のエキゾチック。

 

カラッと揚った穴子のベニエが美味い。

ソースはバルサミコ。

 

穴子のベニエの下には、マンゴーソースを纏った金糸瓜。

 

料理に合わせて飲んでいるのはシャンパーニュ。

 

ディディエ・ショパンが造る、シャンパーニュ、ヴーヴ・ド・ノーザック、ブリュット、ブラン・ド・ノワール。

セパージュは、ピノ・ムニエ70%、ピノ・ノワール30%。

 

肉料理が届く前に、石窯焼きパンを追加。

温かなこのパンが美味い。

 

特選A5三重松阪牛サーロインの低温熟成グリエ、クラシックシャリアピンソース。

 

肉の焼き色が食欲をそそる。

 

肉料理には赤ワインをグラスで。

 

チリのコンセンティア、ウンドラーガ、カベルネ・ソーヴィニヨン。

 

やはり牛肉にはカベソーが良く合う。

 

サシがしっかり入っているが、脂は口の中でとろける美味しさで胸に支えない。

クラシックなシャリアピンソースが松阪牛の美味さを引き立てる。

 

食後は再びシャンパーニュ。

これで二本を飲み干してしまった。

 

デセールが届く。

 

赤桃のムースとライチのジュレ、タイベリーソースと白ワインコンポートの白桃と共に。

皿に散りばめられているのは、スーパーフードのカカオニブ。

 

赤桃のムースはとても滑らか。

白桃は白ワインの香り。

 

食事の〆は、熱々のコーヒー。

 

と思ったら、コーヒーのあとに更に飲んでしまった。

ちぃさんは生ビール。

 

そして私はブラックニッカのダブルをオンザロックスで。

 

ところで、このレストランはかなり広い。

右側には半個室が並び、左側には大人数用の個室。

 

入り口側にはボックスシートが並ぶ。

 

満腹満足で店を出る。

外は抜けるような青空で、猛烈な暑さ。

ちぃさんと過ごす、池袋での楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

7月のこと、ちぃさんと池袋で待ち合わせ。

 

今日はフレンチ/イタリアンのお店、『GINTO 池袋』でシャンパーニュ・ランチの予定。

以前は『GINTO 銀座』を利用していたが、残念なことに閉店してしまった。

 

『GINTO 銀座』訪問記事はこちら。

二次会で立ち寄った『大阪百貨店』も残念なことに、今はもう無い。

 

 

 

 

私達のテーブルは、この半個室。

奥の壁が鏡張りになっているので、正面から撮影すると私の姿が映ってしまう。

 

部屋の照明は、天井からぶら下がるこのバルーンライト。

”GINTO”は”銀兎”なので、このバルーンを月に見立て兎の絵を描けば可愛いと思ってしまう。

 

今日のテーブルセッティング。

Wメインのフルコースを予約しているので、カトラリーの数が多い。

 

バルーンライトに描けば可愛いと思ったのは、トレードマークの銀の兎。

 

猛暑の中を駅から歩いてきた(と言っても3分弱だが)ので、まずはシャンパーニュを抜栓し、喉を潤す。

 

ディディエ・ショパンが造る、シャンパーニュ、ヴーヴ・ド・ノーザック、ブリュット。

ディディエ・ショパンはコスパの良いシャンパーニュ造りで有名な、家族経営のメゾン。

 

ちぃさんと、今日もいっぱい飲みましょうの乾杯。

 

勢いのある泡立ち。

蜜入りリンゴや熟した洋梨の香り。

黒果実を思わせる強い果実味と熟成感。

調べてみると、セパージュはピノ・ムニエ70%、ピノ・ノワール30%のブラン・ド・ノワールだった。

 

前菜が届く。

ミナモトファーム野菜を詰めたアメーラトマトのファルシー、鴨の燻煙ローストとバジルのタブレ。

 

ミナモトファームは千葉県一宮町にある、オーガニック野菜の生産農場。

アメーラトマトは静岡県で開発された栽培法によって生産された高糖度トマト。

 

アメーラトマトの中には、野菜や、ぶどう、メロン、イチジク、そして鴨肉がたっぷり詰まっている。

ソースは、クスクスバジルソースとオレンジのソース。

 

焼き立て石窯焼きパンが届く。

 

続いてはスープ。

糖度18度ゴールドラッシュの濃厚なコーンポタージュ、ケークサレと練乳クリームのガトーを浮かべて。

 

とてもお洒落なスープ。

 

コーンポタージュが濃厚。

ゴールドラッシュは、糖度が高く粒皮が薄いトウモロコシ品種。

 

続く料理は、カナダ産オマール海老のカリビアンロースト、バニラ香るクリュスタッセとココナッツの泡。

クリュスタッセは甲殻類のこと。

テーブル上でアメリケーヌソースが注がれる。

 

野菜は、ほうれん草、ポテト、シメジ、マイタケ、香り付けはフェンネル。

そして驚きの、焼きバナナ。

 

中にはオマールエビがゴロゴロ。

これはシャンパーニュが進む。

ちぃさんと過ごす、池袋の楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

7月のこと、日本橋のリストランテ、『代官山ASO チェレステ日本橋』で開催された”夏の晩餐会”に彼女と共に出席した素敵な夜の続き。

今夜は、『リストランテASO』の高階総料理長と、『代官山ASO チェレステ日本橋』の菊池料理長の二人によるコラボディナー。

 

今夜の赤ワインは、トスカーナ州ボルゲリのテヌータ・デル・オルネライアが造る、レ・ヴォルテ・デル・オルネライア、2016年。

 

サッシカイアと人気を二分するスーパータスカン、オルネライアの血統を引き継ぐサードワイン。

 

紫がかった濃いガーネット。

カシス、プラム、ブラックベリーなどの黒系果実の豊かな香り。

フィネスに富んだ果実味、滑らかなベルベットのようなタンニン、ボディを引き締める酸、長い余韻。

セパージュは、メルロー67%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、サンジョヴェーゼ13%。

 

二種類目のフォカッチャは、黒オリーブ入り。

彼女はこれが大好き。

 

セコンド・ピアットは高階総料理長の担当。

ドライトマトとバジルのペーストをまとった骨付仔牛のロースト、シャンピニオンデュクセルと仔牛のスーゴ、ポルチーニバターで絡めた温野菜。

 

骨が二本付いた仔牛の背肉は厚みがある。

ペーストには、ドライトマト、バジル、パセリ、アンチョビが使われている。

そう言えば、『リストランテASO』で、高階総料理長が調理した牛のトマホークを食べたことを思い出した。

 

その時の記事はこちら。

 

 

仔牛肉はとても柔らかいので、このくらいの火入れが美味い。

フランスのステーキは成牛の肉を使うのでレアが主流で、アルゼンチンのステーキは仔牛の肉を使うので、しっかり火入れをする。

シャンピニオンデュクセルにポルチーニバターと、キノコの香りも素晴らしい。

 

仔牛肉とレ・ヴォルテとの相性も良い。

 

レ・ヴォルテが美味しいので、三杯目。

 

ドルチェは、『リストランテASO』の横田シェフパティシエの担当。

 

ラズベリーと薔薇のババ、宮崎県産ライチとハーブ香るグレープフルーツのソルベ。

 

ババのイメージが変わってしまう美しさ。

 

ドルチェにはイタリアンローストのコーヒー。

 

パスティッチーニは、徳之島産、貞山さんのフレッシュパッションフルーツ。

添えられているのは、パンフォルテとココアのサブレ。

パンフォルテはシエナの伝統菓子。

 

国産のパッションフルーツを食べるのは初めて。

 

プチプチの歯応えが良く美味い。

 

食後は、菊池料理長、そして高階総料理長が挨拶に来てくれた。

今は『リストランテASO』が改装中で訪問出来ないので、高階さんと記念撮影。

(『リストランテASO』は9月16日に営業再開済みです。高階さんはひらまつグループの統括料理長に昇進され、『ASO』の料理長には沖太一さんが就任されています。)

 

大友支配人に見送られ、満腹満足で店をあとにする。

 

お腹がいっぱいなので、今夜も大手町まで二人で散策。

 

常盤橋タワーの「トウキョウ・トーチ・テラス」に通じるアプローチの灯りが美しい。

彼女と過ごす、日本橋の夜は素敵に更けていきました。

 

 

 

 

 

 

 

7月のこと、日本橋のリストランテ、『代官山ASO チェレステ日本橋』で開催された”夏の晩餐会”に彼女と共に出席した素敵な夜の続き。

今夜は、『リストランテASO』の高階総料理長と、『代官山ASO チェレステ日本橋』の菊池料理長の二人によるコラボディナー。

 

支配人の大友さんが、「今夜は私が高原様のテーブルを担当させていただきます」と次のワインを持って現れる。

 

ヴェネト州のピエロパンが造る、ソアヴェ・クラッシコ、カルヴァリーノ、2020年。

ピエロパンはソアヴェ最高の造り手。

そしてカルヴァリーノはイタリア最高の白ワインの一本と評されている。

 

ぶどう栽培はオーガニックで、バックラベルにはEUのオーガニック認証のユーロリーフが付いている。

カルヴァリーノはピエロパンが誇る単一畑で、急斜面にあるぶどう栽培者泣かせの畑。

名前の由来はキリストが十字架に架けられた地、”カルヴァリオ”。

イタリアでは苦しいことがあった時に”カルヴァリオ”とつぶやくのだそうだ。

ぶどうの樹齢は30~60年と古木が多い。

 

輝く黄金色。

レモン、ハーブ、洋梨、蜂蜜の香り。

素晴らしい果実の凝縮感、活き活きとしたミネラルと引き締まった酸。

どんなに苦しいことがあっても、このワインを飲めば”カルヴァリオ”とつぶやくことは無くなりそうだ。

セパージュは、ガルガーネガ70%、トレッビアーノ・ディ・ソアヴェ30%。

 

アンティパスト・フレッドが届く。

ここから三品は、『代官山ASO チェレステ日本橋』の菊池シェフの担当。

シェフによると、冷たい料理、常温の料理、そして熱々の料理と、温度変化を楽しんで下さいとのこと。

 

まずは冷たい料理。

鹿児島県鹿屋市の三ツ星カンパチと佐渡島産南蛮エビ、マスクメロンと胡瓜のガスパチョ、自家製リコッタと山葵のアクセント。

 

冷たいガスパチョの中には、マスクメロンと胡瓜。

ガスパチョには、ハタハタのしょっつるが隠し味として加えられている。

 

中央の島は、カンパチと南蛮海老。

 

フォカッチャが届く。

スープを綺麗に拭って食べるのにフォカッチャは丁度良い。

 

アンティパスト・カルドは常温の料理。

八幡平サーモンのコンフィ、発酵トマトとスパイスの2種のソース、黒ゴマと黒胡椒のクロッカンテ。

 

八幡平サーモンは、岩手県八幡平市で養殖されているニジマス。

43℃の油で1時間かけて調理され、生の食感を味わうことが出来る。

黒い板状のものは、黒ゴマと黒胡椒のクロッカンテ。

 

赤は発酵トマトのソース。

緑はピスタチオとスパイスのソース。

 

この料理には、少し温度を上げたピエロパンのカルヴァリーノがグラスに注がれる。

素晴らしい料理に素晴らしいワイン、それを細心の温度管理で食べる幸せ。

 

続くワインは、また好きなものが出された。

トレンティーノ・アルト・アディジェ州のコルテレンツィオが造る、ラフォア、シャルドネ、2020年。

 

ラフォアはコルテレンツィオ最上級のキュヴェであり、紛れもなくアルト・アディジェで最高の白の一本。

 

少し緑がかった麦藁色。

パイナップル、メロンの芳醇な香り。

果実の熟成感、心地好い酸、仄かな樽のニュアンス。

まだまだ熟成のポテンシャルを感じる素晴らしいボディ。

 

プリモ・ピアットは熱々の料理。

自家製パンチェッタと味来のカネロニ仕立て、にらのジェノベーゼソース、味来とローズマリーのジェラート。

カネロニはエミリア・ロマーニャ地方の巻いて作るパスタで、”大きな葦”という意味。

 

熱々のカネロニの上に冷たいジェラートが乗せられる。

 

カネロニの中には味来の粒がぎっしり。

味来はミラクルスイートコーンと呼ばれる品種で、平均糖度は12度以上。

熱いカネロニと冷たいジェラートを同時に味わう楽しさ。

今夜も菊池シェフの料理は創意工夫に富んでいる。

 

食べ終えた後もラフォアを注いでもらい、プリモ・ピアットの余韻を楽しむ。

彼女と過ごす、日本橋での”夏の晩餐会”の素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

7月のこと、彼女と日本橋のリストランテで待ち合わせ。

 

夏の陽は長く、ディナーの開始時間になっても日本橋はまだこんなに明るい。

 

今夜のお店は、「三越日本橋本店新館」の最上階。

 

受付開始時間より少し早く到着したが、もう客が入店し始めている。

 

今夜のお店はイタリアンの『代官山ASO チェレステ日本橋』。

 

7月は高知県の食材を使った料理のフェアーが開催されている。

でも今夜ここで開催されるのは、”CENA DI GALA ESTIVA 夏の晩餐会”。

代官山の『リストランテASO』の高階総料理長と、『代官山ASO チェレステ日本橋』の菊池料理長による、一夜限りのコラボディナー会なのだ。

(現在の『リストランテASO』の料理長は沖太一さんで、高階さんは「ひらまつグループ」の統括料理長に昇進されています。)

 

大友支配人に迎えられ、店内に歩を進める。

入口には今夜のワインが用意されている。

 

人気のシェフお二人の特別ディナー会ということで、今夜は満席の予約。

 

私達の席は何時ものとおり、半個室。

 

今夜ここで高階総料理長に会えるのは嬉しい。

何故なら、『リストランテASO』は開業26年目を迎え、5月29日から改装工事のため休業中で、営業再開は9月16日の予定。

(現在は営業再開しています。)

 

カトラリーと同じく、セルヴィエットにも”Celeste”の名前。

 

彼女が到着すると、大友支配人が乾杯用のカクテルを届けてくれる。

イタリア定番の食前酒、アペロール・スプリッツ。

オレンジ等で造られたリキュールのアペロールをプロセッコで割ったカクテルだが、今夜はプロセッコの代わりにヴーヴ・アンバルのクレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ミレジム、2019年が使われている。

何とも贅沢なアペロール・スプリッツだ。

 

ストゥッツィキーノは高階総料理長の担当。

桃とブッラータのピンサ。

ピンサとは古代ローマで皿の代わりに使われていた平らなパンのこと。

ピザの原型と言われ、ピザよりも低カロリーでヘルシーということで、近年イタリアで人気となっている。

 

もちっとした生地は、小麦粉に米粉と大豆の粉を混ぜて作られている。

桃と蜂蜜の甘味とビゴール豚の生ハムの塩味が良く合って美味い。

 

ピンサが美味しく、アペロール・スプリッツが進む。

結局4杯も飲んでしまった。

 

大友支配人の挨拶で”夏の晩餐会”が始まる。

左が高階総料理長、右が菊池料理長。

高階シェフは『ひらまつ』のイタリア部門の総括も務められている。

 

二人のシェフによる料理の紹介のあとには、『リストランテASO』の横田シェフパティシエによるドルチェの紹介。

私たちが居る半個室は、メインダイニングとはサービスカウンターで仕切られているので、説明するシェフを後ろから見ることになる。

 

大きなボウルからホイップバターがスプーンで掬われ、ボテッとバター皿に置かれる。

 

これが美味しくてパンが進んでしまう。

 

温かなパンも届く。

 

日本橋の大好きなイタリアンで彼女と過ごす、素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

7月のこと、友人達と広尾のメキシカン、『サルシータ』で過ごす楽しい夜の続き。

ここは日本におけるメキシコ料理の第一人者であり、「メキシコ料理大全」の著者でもある森山光司氏のお店。

 

トルーカ風自家製チョリソのケサディーヤ。

今夜は”メキシコ一周グルメコース”をお願いしているので、メキシコ各地の名物料理が次々と出される。

 

トルティーヤを開き、中にサルサとグアカモレをたっぷり入れる。

 

再び閉じてかぶりつく。

 

トルティーヤスープが届く。

 

フローズンマルガリータのピッチャーを飲み干すと、再びピッチャーで作ってもらう。

ピッチャーからカクテルスプーンで掻き出してグラスに移す。

 

二杯目はテキーラが一段と濃くなっている気がする。

ここのフローズンマルガリータはテキーラがたっぷり入っているので美味い。

そして、酔いが回る。

 

カニとアボカドのサラダ。

これは四人分で、もう一皿は三人分。

 

カニがたっぷりなのが嬉しい。

 

四人用は私が皆さんに取り分け。

 

ミチョアカン風豚肉のタコス。

これにもホットソースをたっぷり掛けていただく。

 

スパークリングワインを1本とフローズンマルガリータのピッチャーを二つ飲んだところで、赤ワインに切り替えて乾杯。

今夜のメンバーは、海の桜さん、かずみさんご夫妻、しづちゃん、ちぃさん、mayuさん、そして私。

 

アルゼンチン、メンドーサのクロッタが造る、クロッタ、マルベック、2019年。

アルゼンチンのワインで、メンドーサ、マルベックとくれば、美味しくないはずがない。

 

ベラクルース風海老のにんにく唐辛子炒め。

 

お腹はもうかなりいっぱいだが、にんにくと唐辛子が効いているので美味しくライスまで完食。

 

マルベックを飲み干すと、もう一本赤ワインを抜栓。

ティオ・ペペで有名なスペインのシェリーメーカー、ゴンザレス・ビアスのワイナリー、フィンカ・コンスタンシアが造る、アルトザーノ、テンプラニーリョ・シラー、2021年。

黒果実の凝縮感を持つ、美味いワインだ。

 

〆の料理は、プエブラ風鶏のモレソース。

このコースではユカタン風コチニータピビルが出されるが、皆さんにチョコレートを使ったモレソースを食べてもらいたくて、予約時に森山シェフにお願いしてこの料理に代えてもらった。

 

森山シェフのモレソースは絶品。

大きな鶏肉の存在感が素晴らしい。

 

既にお腹はいっぱいでも、美味しいので完食。

モレソースは作るのに手間がかかるのだが、お願いを快諾してくれた森山シェフに感謝。

 

食後はコーヒーでのんびりお話し。

 

でもデザートもしっかりある。

メキシカンデザートの盛り合わせは、プリン、バニラアイスクリーム、アロス・コン・レチェ、白とピンクのグレープフルーツ。

アロス・コン・レチェは米を牛乳と生クリームで煮たスイーツ。

 

店に開店と同時に入ったのに、気が付くと店内に客は僅かを残すのみ。

時計を見て驚いたが、4時間近くもここに居たようだ。

 

お店の前で記念撮影。

海の桜さんが居ないと思ったら、お化粧室だった。

 

こちらは海の桜さんが入ったバージョン。

かずみさんの顔が大きすぎてマスキングが大変。

友人達と過ごす、広尾の楽しい夜でした。

 

余談だが、この日皆さんと一緒に訪問した「ナショナル麻布」で買ったピーナッツバターのご紹介。

 

無塩ピーナッツをこのミリングマシンに投入しスイッチを押すと、ピーナッツバターがにょろにょろと出てくる。

 

料理に使ってもトーストに塗っても美味しく、広尾に行くと「ナショナル麻布」で何時も購入している。

 

完全なペーストではなく、細かなピーナッツグレインも残っていて歯触りも良い。

また買いに行くことにしよう。

 

 

 

 

 

 

7月のある休日、友人達と広尾で待ち合わせ。

 

広尾交差点に来ると、「トリュフ・ベーカリー」の香りが食欲を刺激する。

ここは「神戸屋ベーカリー」があったところ。

「神戸屋ベーカリー」は夜になると20%引きになるので、広尾のレストランで食事をした後に何時も買いに立ち寄っていた懐かしい場所。

その上、「神戸屋」のレシートを持って行くと、お向かいの「ヴィノスやまざき」のお会計が10%引きになった。

 

今日はかずみさんご夫妻を広尾散策にお誘いしたが、猛暑日。

そこで予定を変更し、エアコンが効いた場所を渡り歩くことにする。

 

皆さんをご案内したのは、「ザ・レストラン」。

ここには12の個性あふれる飲食店が入居している。

 

ビルの脇道にはテラス席も。

 

1階には、コーヒーショップ、鯛茶漬け、とんかつ、メキシカン、中東料理、鮨の6店舗。

 

2階にも、中華、焼鳥、酒亭、ベトナム、スペイン、スナック&餃子の6店舗。

一つのお店のカウンターで食べて飲んでも良いし、共通のテーブルで複数の店舗の料理を楽しんでも良い。

 

次に向かったのは、「ナショナル麻布」。

若い頃は何時もここで買い物をしていたお店。

海外の食品、チーズ、ワインなどが豊富に揃い、見ていて飽きることがない。

 

私の目的はここ。

棚の下に置かれたナッツ類を上のマシンに入れてミリングすると、ナッツバターになって出てくるのだ。

ナッツの種類は、ピーナッツ、アーモンド、カシューナッツ、ハニーローストピーナッツの四種類。

 

ピーナッツバターを作るために無塩ピーナッツを機械の上から投入し、スイッチのボタンを押す。

 

ピーナッツバターがにょろにょろと出てくるのが面白い。

 

これが濃厚で美味しいのだ。

 

オリジナル案では有栖川宮記念公園も散策することにしていたが、スキップして次の場所に向かう。

 

「エノテカ広尾本店」の中はワインに合わせた室温となっているので、ノースリーブのしづちゃんとmayuさんには寒いくらい。

皆さんワインに詳しいので、30分ほども次々とワインを見ながら大いに話しが盛り上がる。

 

予約時間となったので、今夜のディナーのお店、『サルシータ』に向かう。

ここは日本におけるメキシコ料理の第一人者であり、「メキシコ料理大全」の著者でもある森山光司氏のお店。

 

店内に脚を踏み入れると、死者の日の人形たちが迎えてくれる。

 

私達のテーブルは店の一番奥。

開店と同時に予約客で満席となったので、店内の撮影は控える。

 

ここで7人目のメンバーが合流し、スパークリングワインで乾杯。

今夜のメンバーは、海の桜さん、かずみさんご夫妻、しづちゃん、ちぃさん、mayuさん、そして私。

 

乾杯用に抜栓したのは、スペイン、カタルーニャ州のヴィニデルサが造る、ドゥーシェ・シュバリエ、カヴァ、ドライ。

 

今夜は一番良いコース料理、”メキシコ一周!グルメコース”をお願いしている。

カヴァのお供は、チップス&サルサ・グアカモレ。

カリカリのチップスに、サルサやグアカモレをたっぷり付けて食べると手が止まらない。

 

アカプルコ風セビーチェ。

プリプリのタコが美味い。

 

ホットソースは三種。

左はマイルドな辛さ、真ん中はハードな辛さ、右は酸味のある辛さ。

 

カヴァのボトルは7人で飲むと瞬殺。

続いてはフローズンマルガリータをピッチャーで注文。

 

各自グラスに取り分けて乾杯。

 

暑い夏には嬉しい冷たさ。

勢いよく飲むと頭がキーンと痛くなる。

たっぷりテキーラが使われているので、結構酔いが回る。

私がここで飲んだ一番多い量は、5杯。

そして私が知る限り一番沢山飲んだ人はKEiさんで、7杯。

友人達と過ごす、猛暑日の広尾の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

7月のこと、大学同期の友人のお宅のベランダで焼鳥BBQの楽しい夜の続き。

 

牛タンをどんどん焼きいっぱい食べると、お腹がそこそこ満たされてきた。

葱醤油のたれが美味い。

 

奥様お手製のたれなのだそうだ。

 

牛タンに合わせて飲んでいるのは、私が持参したサウスオーストラリア州のカベルネ・ソーヴィニヨン、2020年。

 

夏の陽は長く、なかなか日が暮れない。

それでも風が出てきたので、団扇をパタパタしなくても大丈夫になってきた。

 

牛タンをたっぷり食べた後は、再び串焼き。

 

チェリートマトのベーコン巻き。

ガブリと食べると、甘酸っぱい果汁が口に広がる。

 

再び鶏もも肉。

横に置かれた鍋は、チーズフォンデュ。

 

続いて砂肝。

 

薄くスライスしたバゲットで溶けたチーズを掬って食べると美味い。

友人が、ボンベイ・サファイアの封を切ってくれた。

 

ソーダは、サントリーの山崎プレミアム・ソーダ。

 

ボンベイ・サファイアのソーダ割りにライムをきゅっと絞る。

これは美味い。

 

砂肝も程よく焼けてきた。

 

友人が酔っ払って気が大きくなったのか、バランタインの21年の封を切ってしまった。

 

これはストレートで。

やはり美味い。

あまり飲んでしまっては申し訳ないので、二杯だけいただく。

 

もうすっかり日が暮れ、風が気持ち良くなってきた。

 

バランタイン21年のあとは、再びボンベイ・サファイア。

 

ボンベイ・サファイアを三杯飲んだので、だいぶ酔いが回ってきた。

奥様は歌舞伎ファンで、友人は片岡仁左衛門さんとお知り合いなので、澤瀉屋、松島屋など、歌舞伎の話しで盛り上がる。

 

並行して、チーズフォンデュに合わせてイタリア、トスカーナのフレスコバルディが造る、レモーレ、ビアンコ、2021年も飲んでいる。

 

これだけ飲むと、写真も酔眼になっている。

 

デザートはサクランボ。

このフレッシュな甘さがたまらなく美味しい。

 

友人と奥様に今夜のお礼を述べ、帰途に就く。

前回は友人宅に泊ったのだが、明日のランチの約束があるので今夜はお暇することにした。

 

無事家に帰り着くことは出来たが、何と最寄り駅への電車は終電の一本前だった。

友人に感謝の、楽しい焼鳥BBQでした。