休日のディナーは友人達とメキシカンで、サルシータ、広尾 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

7月のこと、友人達と広尾のメキシカン、『サルシータ』で過ごす楽しい夜の続き。

ここは日本におけるメキシコ料理の第一人者であり、「メキシコ料理大全」の著者でもある森山光司氏のお店。

 

トルーカ風自家製チョリソのケサディーヤ。

今夜は”メキシコ一周グルメコース”をお願いしているので、メキシコ各地の名物料理が次々と出される。

 

トルティーヤを開き、中にサルサとグアカモレをたっぷり入れる。

 

再び閉じてかぶりつく。

 

トルティーヤスープが届く。

 

フローズンマルガリータのピッチャーを飲み干すと、再びピッチャーで作ってもらう。

ピッチャーからカクテルスプーンで掻き出してグラスに移す。

 

二杯目はテキーラが一段と濃くなっている気がする。

ここのフローズンマルガリータはテキーラがたっぷり入っているので美味い。

そして、酔いが回る。

 

カニとアボカドのサラダ。

これは四人分で、もう一皿は三人分。

 

カニがたっぷりなのが嬉しい。

 

四人用は私が皆さんに取り分け。

 

ミチョアカン風豚肉のタコス。

これにもホットソースをたっぷり掛けていただく。

 

スパークリングワインを1本とフローズンマルガリータのピッチャーを二つ飲んだところで、赤ワインに切り替えて乾杯。

今夜のメンバーは、海の桜さん、かずみさんご夫妻、しづちゃん、ちぃさん、mayuさん、そして私。

 

アルゼンチン、メンドーサのクロッタが造る、クロッタ、マルベック、2019年。

アルゼンチンのワインで、メンドーサ、マルベックとくれば、美味しくないはずがない。

 

ベラクルース風海老のにんにく唐辛子炒め。

 

お腹はもうかなりいっぱいだが、にんにくと唐辛子が効いているので美味しくライスまで完食。

 

マルベックを飲み干すと、もう一本赤ワインを抜栓。

ティオ・ペペで有名なスペインのシェリーメーカー、ゴンザレス・ビアスのワイナリー、フィンカ・コンスタンシアが造る、アルトザーノ、テンプラニーリョ・シラー、2021年。

黒果実の凝縮感を持つ、美味いワインだ。

 

〆の料理は、プエブラ風鶏のモレソース。

このコースではユカタン風コチニータピビルが出されるが、皆さんにチョコレートを使ったモレソースを食べてもらいたくて、予約時に森山シェフにお願いしてこの料理に代えてもらった。

 

森山シェフのモレソースは絶品。

大きな鶏肉の存在感が素晴らしい。

 

既にお腹はいっぱいでも、美味しいので完食。

モレソースは作るのに手間がかかるのだが、お願いを快諾してくれた森山シェフに感謝。

 

食後はコーヒーでのんびりお話し。

 

でもデザートもしっかりある。

メキシカンデザートの盛り合わせは、プリン、バニラアイスクリーム、アロス・コン・レチェ、白とピンクのグレープフルーツ。

アロス・コン・レチェは米を牛乳と生クリームで煮たスイーツ。

 

店に開店と同時に入ったのに、気が付くと店内に客は僅かを残すのみ。

時計を見て驚いたが、4時間近くもここに居たようだ。

 

お店の前で記念撮影。

海の桜さんが居ないと思ったら、お化粧室だった。

 

こちらは海の桜さんが入ったバージョン。

かずみさんの顔が大きすぎてマスキングが大変。

友人達と過ごす、広尾の楽しい夜でした。

 

余談だが、この日皆さんと一緒に訪問した「ナショナル麻布」で買ったピーナッツバターのご紹介。

 

無塩ピーナッツをこのミリングマシンに投入しスイッチを押すと、ピーナッツバターがにょろにょろと出てくる。

 

料理に使ってもトーストに塗っても美味しく、広尾に行くと「ナショナル麻布」で何時も購入している。

 

完全なペーストではなく、細かなピーナッツグレインも残っていて歯触りも良い。

また買いに行くことにしよう。