7月のある休日、友人達と広尾で待ち合わせ。
広尾交差点に来ると、「トリュフ・ベーカリー」の香りが食欲を刺激する。
ここは「神戸屋ベーカリー」があったところ。
「神戸屋ベーカリー」は夜になると20%引きになるので、広尾のレストランで食事をした後に何時も買いに立ち寄っていた懐かしい場所。
その上、「神戸屋」のレシートを持って行くと、お向かいの「ヴィノスやまざき」のお会計が10%引きになった。
今日はかずみさんご夫妻を広尾散策にお誘いしたが、猛暑日。
そこで予定を変更し、エアコンが効いた場所を渡り歩くことにする。
皆さんをご案内したのは、「ザ・レストラン」。
ここには12の個性あふれる飲食店が入居している。
ビルの脇道にはテラス席も。
1階には、コーヒーショップ、鯛茶漬け、とんかつ、メキシカン、中東料理、鮨の6店舗。
2階にも、中華、焼鳥、酒亭、ベトナム、スペイン、スナック&餃子の6店舗。
一つのお店のカウンターで食べて飲んでも良いし、共通のテーブルで複数の店舗の料理を楽しんでも良い。
次に向かったのは、「ナショナル麻布」。
若い頃は何時もここで買い物をしていたお店。
海外の食品、チーズ、ワインなどが豊富に揃い、見ていて飽きることがない。
私の目的はここ。
棚の下に置かれたナッツ類を上のマシンに入れてミリングすると、ナッツバターになって出てくるのだ。
ナッツの種類は、ピーナッツ、アーモンド、カシューナッツ、ハニーローストピーナッツの四種類。
ピーナッツバターを作るために無塩ピーナッツを機械の上から投入し、スイッチのボタンを押す。
ピーナッツバターがにょろにょろと出てくるのが面白い。
これが濃厚で美味しいのだ。
オリジナル案では有栖川宮記念公園も散策することにしていたが、スキップして次の場所に向かう。
「エノテカ広尾本店」の中はワインに合わせた室温となっているので、ノースリーブのしづちゃんとmayuさんには寒いくらい。
皆さんワインに詳しいので、30分ほども次々とワインを見ながら大いに話しが盛り上がる。
予約時間となったので、今夜のディナーのお店、『サルシータ』に向かう。
ここは日本におけるメキシコ料理の第一人者であり、「メキシコ料理大全」の著者でもある森山光司氏のお店。
店内に脚を踏み入れると、死者の日の人形たちが迎えてくれる。
私達のテーブルは店の一番奥。
開店と同時に予約客で満席となったので、店内の撮影は控える。
ここで7人目のメンバーが合流し、スパークリングワインで乾杯。
今夜のメンバーは、海の桜さん、かずみさんご夫妻、しづちゃん、ちぃさん、mayuさん、そして私。
乾杯用に抜栓したのは、スペイン、カタルーニャ州のヴィニデルサが造る、ドゥーシェ・シュバリエ、カヴァ、ドライ。
今夜は一番良いコース料理、”メキシコ一周!グルメコース”をお願いしている。
カヴァのお供は、チップス&サルサ・グアカモレ。
カリカリのチップスに、サルサやグアカモレをたっぷり付けて食べると手が止まらない。
アカプルコ風セビーチェ。
プリプリのタコが美味い。
ホットソースは三種。
左はマイルドな辛さ、真ん中はハードな辛さ、右は酸味のある辛さ。
カヴァのボトルは7人で飲むと瞬殺。
続いてはフローズンマルガリータをピッチャーで注文。
各自グラスに取り分けて乾杯。
暑い夏には嬉しい冷たさ。
勢いよく飲むと頭がキーンと痛くなる。
たっぷりテキーラが使われているので、結構酔いが回る。
私がここで飲んだ一番多い量は、5杯。
そして私が知る限り一番沢山飲んだ人はKEiさんで、7杯。
友人達と過ごす、猛暑日の広尾の楽しい夜は続きます。