ワインは素敵な恋の道しるべ -248ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

10月のこと、銀座でちぃさんとみんみんさんと待ち合わせ。

四人の会なのだが、残念ながらショーコさんはお仕事で欠席。

 

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今夜は『ケントス』で踊ろうという、みんみんさんの企画。

その前に『クロニックタコス』で軽く腹ごしらえ。

2002年創業でアメリカ・カナダに50店舗を展開する『クロニックタコス』の日本一号店(現在は三店舗)。

アナハイムのエンゼル・スタジアム内のお店は有名で、エンゼルスの試合観戦の食べ物として定着している。

 

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料理はMade to orderで調理されるのが特徴。

 

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長いカウンターを右から左に移動しながら、トルティーヤの種類や、中に挟むメイン、チーズ、野菜、ソースを選んでカスタマイズできるのだ。

 

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そしてこのウォールアートが、『クロニックタコス』の名物のひとつ。

 

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生ビールで乾杯。

 

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冷えたプレモルが美味い。

 

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タコスが届く。

各人好きにカスタマイズしたが、私のタコスは以下のとおり。

ソフトなコーン(グルテンフリー)+カーニタス(煮込み国産豚)+チェダー&モッツァレラチーズ+ライム・キャベツ・パクチー・レタス・オニオン+グリーンサルサ。

 

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ビールを飲み干すと、テキーラで乾杯。

テキーラは、サウザ・シルバー。

 

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テキーラは美味い。

テキーラが大好きなショーコさんが居ないのが残念だ。

 

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『クロニックタコス』を出ると、次のお店に向かう。

場所は、正面のビルの9階。

 

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『ケントス』の銀座店に到着。

 

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ハロウィンが近かったので、ジャックオーランタンや骸骨の飾り付け。

でも骸骨はハロウィンというより死者の日(ハロウィンの翌日)を想起させる。

 

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最初のステージまで40分ほどある。

 

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この時間だと客ははだ少ない。

 

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これが30分後には満席になった。

『ケントス』は健在だ。

 

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ワインが届く。

泡と白のボトルを同時に頼んだので、テーブル上がワインクーラーとグラスでいっぱいになってしまった。

 

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泡はスペインのカヴァ、フレシネ、ブリュット。

でもこのボトルは見たことが無い。

上級クラスを除くと、フレシネと言えばブラック・ボトルのコルトン・ネグロ。

このボトルはグリーンで名前もブリュットとしか書かれていない。

 

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三人で乾杯。

 

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カヴァのお供には、ソーセージの盛り合わせ。

 

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ガーリックトースト、ピクルス添え。

 

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さあ、ファースト・ステージが始まった。

楽しい銀座の夜の幕が開けます。

 

 

 

 

 

 

 

ある日のこと、D.I.Y.のお店でお買い物。

買い物を終え店を出て帰ろうとしたところ、駐車場に通じる通路の隅に、シャコバサボテンの葉が一枚落ちているのを見つけた。

鉢が運び込まれた際に、ちぎれて落ちたのだろう。

既にかなり萎れていたが、何となくかわいそうに思い、拾い上げて持ち帰った。

 

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どう見ても枯れかけているので無理とは思ったが、薄い培養液を作り、葉を半分浸して窓際に放置。

すると枯れないばかりか、二週間ほどで白い根が生えてきた。

土に植えることにしたが、ベランダ菜園用の大鉢はいっぱいあっても、こんな小さな植物用の鉢は無い。

そこで朝に食べ終わったプレーンヨーグルトのカップを洗い、底に水抜き穴を開け、培養土を入れて植えてみた。

水受けにはヨーグルトの蓋が役割を果たしてくれた。

 

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それから二週間、小さな新芽が出ているのに気が付いた。

あんな萎れた一枚の葉っぱから、新しい命が生まれてきたことがとても嬉しい。

春にはちゃんとした鉢に植え替えることにするが、この冬はこのまま陽の当たる暖かい窓辺で過ごしてもらおう。

プラスチックの薄い容器なので、日差しで土の温度が上がり過ぎたり夜間に急激に下がったりしないように、断熱材を巻いて窓辺に戻してあげた。

これからの成長が楽しみだ。

 

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以前ご紹介したキダチアロエの花芽もだいぶ伸びてきた。

この花芽は、鎌首をあげた蛇に一層似てきた。

前回の記事はこちら。

紅葉とキダチアロエの花と今夜のお家ワイン、ローソンズ・リトリート、コレクション、オーストラリア

 

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一番大きな花芽を裏から見ると、美しいというべきかグロテスクというべきか、なんとも不思議な造形。

 

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鼻先を出していただけの花芽も、だいぶ姿を現してきた。

この花が一番大きく育ちそうだ。

 

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二週間ほど前のこと、ちょっと離れた町の初めての小道でウォーキング。

途中、銀杏の落ち葉に覆われた小さな公園を見付けた。

黄色い絨毯の中に佇む、もう子供たちが遊ぶことも無い錆びついた滑り台が寂しそう。

 

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公園の主は、三本の大きな銀杏の樹。

自らの葉をまき散らし、ここは自分たちの縄張りであることを主張している。

そんな銀杏の木の上には、鳥の巣。

葉が落ちて目立つようになってしまったが、既に巣立ちを終えているので問題は無い。

ここでも小さな命が育まれたのだろう。

初めての小道での楽しいウォーキングでした。

 

 

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そんな冬の夜、高知で買ってきた日本酒の最後の一本、亀泉を飲むことにした。

高知県土佐市の亀泉酒造が醸す、亀泉 純米大吟醸 兵庫山田錦。

高知での亀泉酒造の記事はこちら。

美味い日本酒と鰹を求めて高知への旅、羽田空港 ANAラウンジ&高知龍馬空港 亀泉酒造

 

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蔵を代表する純米大吟醸に使われる米は、やはり兵庫県産の山田錦。

 

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その山田錦を50%まで磨きこみ、CEL-19酵母で醸されている。

この酵母は高知県工業技術センターで開発された五種類の酵母の内の一つ。

カプロン酸エチルが多く生成され、リンゴの香りを持つ力強い酒が生み出される。

 

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輸出や外国人観光客を意識したのだろうか、英語での説明も書かれている。

 

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このキャップシールは初めて。

柔らかなプラスチック製で外しやすいが、コストは高そうだ。

 

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グラスに注ぐと、甘いリンゴの芳香がふわりと立ち昇る。

米の旨味と酸味が綺麗に融合し、心地よい至福の飲み口を生み出している。

 

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この円やかさはどこから来るのかと思ったら、一年間の低温熟成を経てリリースされているのだそうだ。

高知の旅で購入した、美味い亀泉を堪能した今夜のお家日本酒でした。

 

 

 

 

 

 

西麻布の一軒家フレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』で開催された「第二回美女揃いのディナー会」の楽しい夜の続き。

今夜のメンバーは、azabu-lifeさん、ちぃさん、naonaoさん、nekonekoさん、NORIさん、pink bouquetさん、みぃさん、りりかさん、そして私。

 

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ホール・スタッフの吉良さんが今夜の魚料理に使われる平目を見せに来てくれた。

身長180センチを超える吉良さんと較べてもこの大きさ。

出席者のどなたかが、「この平目を載せる大きさの皿があることも凄い」と感想を漏らされていた。

 

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大物と言われる平目は5~6kg、これは8kgを超える。

背中の肉の厚みが凄い。

浜田市の水産会社、やなぎ水産から仕入れた神経締め平目で、一週間熟成させたとのこと。

 

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白ワインは、ボルドー、グラーヴのシャトー・ブロンデル、2012年。

このシャトーの作付面積は、赤用のブドウが25ha、白用が15haと、赤の生産量の方が多い。

 

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7年を経て熟成感が出ており、今が飲み頃。

グレープフルーツの皮のような爽やかな苦味と渋みが特徴。

ぶどうはセミヨンとソーヴィニヨン・ブランが半々とのこと。

 

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バゲットも届く。

皮はパリパリ、中はしっとり。

 

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やなぎ水産 神経締め平目 ソースノルマンディー、ポム・ア・ラングレーズ添え。

平目はシードルでヴァプールされている。

ソースノルマンディーは、ブールブランソースにシードルを加えたもの。

 

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平目の肉厚が素晴らしい。

ソースノルマンディーにはシャンピニオンがたっぷり。

 

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ポム・ア・ラングレーズは、ポテトにチーズをのせてローストしたもの。

 

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赤ワインは、ロワール、サンセールのアルフォンス・メロが造る、サンセール・ルージュ、ラ・ムシエール、2012年。

アルフォンス・メロはサンセール最大の造り手で、19代続く名門。

 

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ピノ・ノワールの果実味、凝縮感がとても綺麗。

シレックス土壌由来のミネラル感も心地よい。

ラ・ムシエールはサンセールの丘の山頂部の南向き斜面に広がる34haの畑で、サンセール最良の畑と言われている。

 

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最近お気に入りの、白・赤並行飲み。

 

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ケンボローポークのバラ肉のロースト カルヴァドス風味のジューソース 腿肉の軽い煮込み りんごを添えて。

カルヴァドスは、りんごのシードルと洋梨のポワレで造られる、ノルマンディーのブランデー。

ケンボロー(Camborough)ポークは、ケンブリッジ(Cambridge)大学とエディンバラ(Edinburgh)大学が開発した種であることから、両大学の名前を組み合わせて命名されたもの。

浜田市の特産品として、島根ポーク、芙蓉ポークの名前で販売されている。

 

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太田農園 西条柿のタルト ラム酒のアイスクリーム。

浜田市の太田農園の西条柿は糖度20を超えるそうだ。

 

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タルトタタンのりんごを柿に代えて作ったスイーツ。

柿はりんごのような酸味が無いので、バルサミコを使うことにより酸味を補ったとのこと。

 

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9人と人数が多いので、途中でテーブルの反対側に行ってお話ししたり、ワインの説明をしたりと忙しかったが、今回も楽しいディナー会だった。

 

集合写真を撮らなかったが、NORIさんとツーショット。

(写真はNORIさんのブログからお借りしました。)

 

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食事を終えると、建物内の絵画をご紹介しながらレセプションに移動。

20世紀前半に活躍した、女性画で有名なマリー・ローランサンの作品。

 

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こちらはベルナール・ビュフェ。

フランスの第二次大戦後の具象絵画の代表的画家だ。

 

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『レゼルヴ』にある多くの絵画の中で私が一番好きな作品。

19世紀後半に活躍した、若い女性の絵画で有名なシャルル・シャプランの作品。

この絵は彼の代表作の一つで、”A Song Silenced”という名前。

友人達と過ごす西麻布でのディナー会の夜は楽しく更けていきました。

 

 

 

 

 

 

 

11月末のこと、西麻布の”もうひとつの何時ものレストラン”、『レストランひらまつ レゼルヴ』で「第二回美女揃いのディナー会」が開催された。

第一回の記事は、こちら。

美女揃いのディナー会、ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座

 

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西麻布のレストランには六本木からも広尾からも行くことが出来るが、今夜は広尾駅でちぃさんとnaonaoさんと待ち合わせ。

少し早めに集合し、『カフェ・ミケランジェロ』でアペロ。

 

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ここもクリスマスの飾り付け。

マネジャーの酒巻さんが、「え、今夜トラットリアに予約をいただいていました?」と驚きの表情。

 

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この階段を下ると、地下には『トラットリア・ミケランジェロ』があるのだ。

「今夜は西麻布のレゼルヴでディナー会なんですよ。その前にアペロで寄りました」と私。

 

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ちぃさん、naonaoさんと三人で乾杯。

 

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選んだワインは、ロワール、プイィ・フュメの、ドゥ・ラドゥセット、プイィ・フュメ、2009年。

ラドゥセット男爵が率いる名門で、評価の高い、プイィ・フュメ最大の造り手である。

 

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10年の時を経て、素晴らしい熟成感。

強い果実味を持つが活き活きとしたミネラルが健在なので、キリリと引き締まった綺麗な辛口。

ドゥ・ラドゥセットのバック・ヴィンテージのプイィ・フュメをグラスで飲むことが出来るのが、このお店の素晴らしいところ。

 

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広尾の『カフェ・ミケランジェロ』を出て向かったのは、西麻布の一軒家フレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』。

 

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エントランスを入ると、母子像と天使像が迎えてくれる。

この白大理石の階段を上ると、今夜はどんな料理とワインに出会えるか期待が膨らむ。

 

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二階のレセプションで坂元支配人に迎えられ、レトロなエレベーターに案内され、店の前でお会いしたみぃさんを加えた四人で三階のメイン・ダイニングに進む。

 

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私達のテーブルはこちらの個室。

今夜は9人の会なのだ。

 

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テーブルセッティングを見ると、パンフレットが置かれている。

 

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パンフレットを取り除くと、何時ものセッティング。

 

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置かれていたのは島根県浜田市のパンフレット。

今夜は島根県の食材とノルマンディーの料理とのコラボ・ディナーなのだ。

 

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メンバーが揃い、華やいだ雰囲気に。

全員で乾杯。

今夜のメンバーは、azabu-lifeさん、ちぃさん、naonaoさん、nekonekoさん、NORIさん、pink bouquetさん、みぃさん、りりかさん、そして私。

 

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最初のワインは、ブルターニュのシードル。

ル・ブルターニュ、シードル、ヴァル・ド・ランス、クリュ・ブリュトン。

何故ノルマンディー産ではなくブルターニュ産なのか田中ソムリエールに聞くと、上質のブルターニュ産が手に入ったので是非これを飲んでもらいたいとのこと。

 

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りんごの皮の渋みをしっかりと感じる辛口。

シードル用のりんごは果皮が厚く、ポリフェノールが豊富なのだ。

辛口なのでアルコール度数が高いのではとボトルを見ると、6%。

途中で発酵を止めて甘さを残すドゥー(甘口)のシードルのアルコール度数は2%なので、6%は充分に高い。

皮ごと磨り潰して醸造されたシードルはポリフェノール含有量が高く、健康に良いのですよ、などどシードルについてご説明。

 

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浜田港直送 穴子のフリット、柿くうきゃくとリヴァロレーシュのサラダシュヴァリエ。

リヴァロレーシュはノルマンディー地方のリヴァロ村で造られるウォッシュタイプのチーズで、レーシュ(水草)で巻かれたリヴァロ。

 

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穴子は肉厚で、外はカリッと、中はフワフワで美味い。

干し柿の甘みとリヴァロレーシュの塩味の組み合わせが美味い。

 

ところで、”柿くうきゃく”は浜田市の西条柿を使った干し柿のブランド。

浜田市のふるさと納税返礼品にも採用されている。

西麻布の一軒家フレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』で開催した”美女揃いのディナー会”の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

彼女と楽しむ富山の旅の続き。

 

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山を下る”上り電車”に乗車し、再び黒部渓谷の眺望を楽しむ。

行きの電車は臨時列車だったので比較的空いていたが、帰りは通常ダイアの列車なのでかなりの乗車率。

 

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帰りは観る方向が変わるので、行きとは違った景色を楽しむことが出来る。

黒部川第二発電所の右奥に見える絶壁は、ねずみ返しの岩壁。

 

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線路の山側には「冬季歩道」と表示された、ところどころに四角い穴の開いた不思議なコンクリートの壁。

冬には積雪で鉄道は運休となるので、発電所に行き来する関西電力の職員は、この壁の中にある通路を歩いて通うのだそうだ。

 

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今はまだ緑に覆われているが、あと二か月半後には雪に覆われて運行は休止となり、4月までの長い冬眠に入るのだ。

 

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一時間弱の旅を経て、宇奈月まで降りてきた。

 

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奥に見えるのは、宇奈月温泉。

 

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黒部渓谷鉄道の宇奈月駅を出ると、歩いて富山地方鉄道の宇奈月温泉駅に向かう。

来た時には気付かなかったが、ここには”駅の足湯”があるのだそうだ。

 

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何人かの方が足湯を楽しまれている。

時間があれば利用したいが、発車時間が迫っているので諦める。

 

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富山地方鉄道、あいの風とやま鉄道を乗り継いで富山駅に戻ると、「きときと市場とやマルシェ」でお土産を買い、昼食をとることにする。

 

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富山のお土産を販売するお店がいっぱい。

彼女がお土産を買っている間、私は飲食店を探索。

 

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おや、ここにも富山ブラック発祥のお店、『西町 大喜』が入っている。

 

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これが元祖富山ブラック。

食べたい気もするが、昨夜別のお店で食べたのでパス。

 

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鮨屋もあるが、昨日のお昼に食べたので、ここもパス。

 

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選んだのはこちら、『とやま方舟』。

”日本酒スローフード”と書かれているのが気に入った。

 

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カウンターに座ると、目の前には日本酒セラー。

富山の銘酒がずらりと並ぶ。

 

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メニューを開くと、富山の20の酒蔵の名前が並ぶ。

 

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そしてカウンター上には飲み較べセットの案内。

富山で最後に飲むのは秋の酒、ひやおろしと決めていたので、迷うことなく注文。

 

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酒を注いだグラスは名前を記した紙の上に置かれ、その後ろには一升瓶を並べてくれた。

 

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「貴方はどの順番で美味しいと思うか教えて」と彼女。

「僕は越中懐古、曙、若駒の順だね。君は?」と私。

「私は、一番好きなのは越中懐古で、次は曙で、その次は若駒」

「あれ、僕と同じじゃない」

「だから嬉しいの♪」

彼女は少し酔っているようだ。

 

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氷見市の高澤酒造場が醸す、有磯曙 初嵐 特別純米 ひやおろし。

使用米は、氷見産富の香り、福光産五百万石。

 

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魚津市の本江酒造が醸す、北洋 越中懐古 純米 ひやおろし。

使用米は雄山錦。

前日、羽田空港のラウンジで飲んだ酒がまさに越中懐古の純米酒だったので、旅の始まりと終わりが同じ酒とは面白い。

 

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南砺市の若駒酒造場が醸す、若駒 純米酒 ひやおろし。

 

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食事は、ランチメニューの中で一番豪華な海老二種海鮮丼を注文。

 

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生のボタン海老、生の白えび、白えびの天麩羅が入っている。

魚の刺身は二重に重ねて敷き詰められ、食べても食べても酢飯に行きつかない。
新鮮な刺身満載の大満足の海鮮丼だ。

 

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味噌汁の中には魚のあらがたっぷり。

 

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『とやま方舟』でのんびりしすぎ、富山駅発の空港直行バスに走り込みセーフで乗車し、富山きときと空港に到着。

 

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富山空港内にはラウンジが無いので、売店でお土産物を見て時間を潰す。

いよいよ搭乗時間、ブリッジに隠れて飛行機は尾翼しか見えない。

 

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あっという間に羽田空港に到着。

羽田の空は淡い茜色。

彼女と過ごす、楽しい富山の旅でした。

 

 

 

 

 

 

 

彼女との楽しい富山旅の続き。

 

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あいの風とやま鉄道、富山地方鉄道を乗り継いで着いたのは、黒部渓谷鉄道の宇奈月駅。

 

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チケットを購入し、トロッコ電車に乗り込む。

号車のみ指定となり、カーゴの中は自由席。

 

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黒部渓谷鉄道は電源開発のために日本電力(当時)が1923年から14年の歳月をかけて建設した鉄道で、関西電力に引き継がれ、その後観光鉄道として関西電力から分離独立した鉄道。

宇奈月駅から欅平駅までの20.1kmの路線で、片道約1時間20分の旅となる。

 

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やっとありついた朝食は、鱒の炙り寿司。

日本酒も飲みたかったが、時間が無く酒の売店まで買いに行けなかった。

 

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トロッコ電車が発車した途端、驚きの景観が現れる。

「うわ~、素敵。やっぱりここまで来て良かったね」と彼女は嬉しそう。

 

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水面の色が限りなく美しい。

 

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このお城のような建物は新柳河原発電所。

 

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発電所用の駅もあるが、これは関西電力用で観光列車は停車しない。

 

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トロッコ電車のすぐ下は断崖絶壁。

景色は良いが、スリル満点のトロッコの旅だ。

 

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白い綱のように見えるのは、猿のための渡橋。

運が良ければ橋を渡る猿を観ることが出来るが、今回は猿は居なかった。

 

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赤く見えるのは、仏石。

鉄道の安全を祈り、お地蔵さんに見える自然石を仏石として祀っているのだそうだ。

 

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途中、幾つかのトンネルを抜ける。

電車が丁度通れるだけの大きさしかなく、手を伸ばせば壁にぶつかってしまうので要注意。

 

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後曳橋から川を見下ろすと、座っていても足がすくんでしまう。

 

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カルビーの富山ヴァージョンのポテチ。

景色を眺めながら二人でポリポリ。

 

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山の斜面はきつく、至る所に急峻な沢が出来ている。

その幾つかには滝のように水が流れている。

 

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土砂崩れが起きている場所もある。

 

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次に見えてきたのは、出し平発電所。

 

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トロッコ電車の客に見えるように、案内板が作られている。

建設年を見て、新しいのに驚く。

 

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途中駅で、山から下りてきた上り電車とすれ違う。

この路線、山に登るのが下り電車で、山から下りるのが上り電車なのだ。

 

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再びトンネルの中。

出発した時は暑いくらいだったが、標高が高くなってきたのか風が冷たく感じる。

 

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鐘釣駅に到着し、下車。

宇奈月駅から終点の欅平までの間に、黒薙駅と鐘釣駅の二つの駅がある。

欅平まで行きたかったが、それでは帰りの飛行機に間に合わないので、宇奈月から一時間弱の鐘釣で下車し、折り返すことにした。

 

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降りた電車が欅平に向けて出発するのを見送る。

かなり標高が高いのかと思い、駅員さんに尋ねると、鐘釣駅で443m、終着点の欅平でも599mと、それほど高くない。

 

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帰りの電車は20分後なので、鐘釣駅周辺を散策。

万年雪展望台があるというので、訪問。

 

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案内板の写真を見ると、川の向こう側に三角形の万年雪があるのだそうだ。

 

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「あら、雪なんて無いわよ」と彼女。

すると近くで落ち葉の掃除をしていた関西電力の職員の方が、「左手に茶色い土を被った白い塊があるでしょ。あれが万年雪の残りです」と教えてくれた。

夏前には大きな万年雪があったが、今年の夏の暑さであんなに小さくなってしまったのだそうだ。

 

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時間があるので山道を散策することに。

緑が深く、胸いっぱいに空気を吸い込むと気持ちが良い。

 

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でも、この標識を見付け、引き返すことにする。

 

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鐘釣駅に戻り、帰りの電車を待つ。

線路に散水されているので駅員さんに聞いたところ、高音の金属音を消すために水を掛けているのだそうだ。

彼女との楽しい富山の旅は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

一夜明けた朝、私にとっては遅い時間、彼女にとっては早い時間に起床。

 

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ホテルを出ると、富山駅まで散策。

松川の水面は、鏡のようだ。

この写真を撮っているのは、桜橋の上。

 

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昨夜は城址大通りを歩いたが、今朝は桜橋電車通りを歩く。

何故なら、路面電車の写真を撮るため。

 

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今まで電車や汽車には全く興味が無かったが、しづちゃん、vinさん、かずみさんの影響か、折角富山に来たので路面電車を撮影しようと思ったのだ。

 

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富山駅に着くと、あいの風とやま鉄道に乗り、魚津に向かう。

電車の絵がとても目立って綺麗だ。

 

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今日の行程は、あいの風とやま鉄道で富山駅から魚津駅に行き、隣接する新魚津駅から富山地方鉄道に乗って宇奈月温泉駅で下車。

徒歩で宇奈月駅に移動し、黒部渓谷鉄道、別名黒部渓谷トロッコ電車に乗る計画なのだ。

 

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あいの風とやま鉄道の社内は、ガラガラ。

地方鉄道の経営の大変さを実感する。

 

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シートのデザインがとても可愛い。

 

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魚津駅に到着し、今まで乗ってきた電車を見送る。

 

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魚津駅の駅舎を出ると、地下道を通って隣接する新魚津駅に移動する。

 

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広くて長い地下道を歩き、ここの階段を上ると、富山地方鉄道の新魚津駅に出る。

魚津駅側には富山地方鉄道と記載されているが、新魚津駅側には電鉄富山と記載されていて紛らわしい。

ホームに出てみると、すぐ隣のホームが魚津駅。

これなら跨線橋を掛ければ直ぐに移動できるのに、なんで地下道まで掘ってこんなに遠回りさせるのかと思ってしまう。

 

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魚津は蜃気楼が見える街なのだそうだ。

 

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乗ったのはこの電車。

ワンマン運転の電車なのだ。

 

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路線に学校が幾つかあるようで、通学生で二両の電車はほぼ満席。

降車口は一番前しか開かないし、運転士さんが定期券をチェックしたり料金徴収をするので時間が掛かる。

 

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電車の前方には料金表。

まるでバスのようで面白い。

 

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長屋駅に着くと、酒造蔵、銀盤の大きな看板。

 

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線路横には銀盤の蔵が見える。

蔵というより、工場といったイメージだ。

 

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次の駅は、真新しい大きな駅に連結している。

何かと思ったら、北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅だ。
駅名に宇奈月温泉が入っているが、宇奈月温泉はまだ10駅も先にある。

 

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学生が降りてガラガラになった電車は、どんどん山の中に入っていく。

窓すれすれに樹々が迫り、緑のトンネルの中を走っているようだ。

 

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電車がどこかの駅で停車した。

すると、黒部宇奈月温泉駅から乗車してきた見るからに鉄道ファンの二人がホームに降り、カメラを前方に構え始めた。

 

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何事かと思って立ち上がって見ていると、運転士さんが私を手招きし、「もうすぐ来ますよ、ホームに降りてどうぞ撮影してください」とのこと。

 

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そこでホームに降りてスマホを構えていると、緑の壁の中からスマートな電車、特急アルペン号が現れた。

 

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鉄道ファンお二人の一眼レフカメラの連続シャッター音がカシャカシャと響く。

私も負けじとスマホで撮影。

席に戻ると、「何時から鉄道ファンになったの?」と彼女。

「鉄道ファンじゃないけど、撮影しないと運転士さんに悪い気がして」と私。

 

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再び電車は緑のトンネルの中を疾走。

 

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標高が上がり眺望が開けてくると、宇奈月温泉駅に到着。

 

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駅舎を出て坂道を3分ほど進むと、黒部渓谷鉄道の宇奈月駅に至る。

いよいよ黒部渓谷トロッコ電車に搭乗。

彼女と楽しむ富山の旅は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

富山市の『順風満帆』で彼女と海の幸を楽しむ夜の続き。

 

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解禁されたばかりのベニズワイガニの釜あげ。

今夜のお薦めメニューには、”祝 解禁 釜あげ 紅ズワイ蟹”と大きく書かれている。

 

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爪の色艶も食欲をそそる。

表からは見えないが、裏側は殻が切り取られているので簡単に身を取り出すことが出来る。

 

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蟹味噌もたっぷり。

「今回はベニズワイガニは時期が早すぎて駄目かと思ったけど、こんな立派なのを食べられて嬉しい。ありがとう」と彼女は大喜び。

 

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身がぎっしりと詰まっているので、見た目以上に食べ応えがある。

やはり良いお店で食べる蟹は上質で美味い。

 

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満寿泉、羽根屋と飲んだ後は、南砺市の若駒酒造が醸す、特別純米無濾過生原酒 弥久。

富山県産五百万石を用い、精米歩合は55%。

 

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彼女が何かのフライを注文したが、私は食べた記憶が無い。

 

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次の酒は、砺波市の立山酒造が醸す、銀嶺立山 特別純米 愛山 酒中仙。

愛山は好きな酒造好適米。

 

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この注ぎ方が楽しい。

女将さんが親切に富山について色々教えてくれるので、富山ブラックの美味しいお店を尋ねてみた。

すると、「富山ブラックは戦後食べるものが少なかった時に、ご飯のおかずになる塩辛い食べ物として生まれたラーメンなので、決して美味しいものではなく、好き嫌いが分かれます。それを理解したうえで食べて下さいね」と言って、発祥のお店を教えてくれた。

 

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帰ろうと席を立つと、カウンターの端にセイズ・ファームのカベルネ/メルローが置かれていた。

セイズ・ファームは、氷見市にある富山を代表するワイナリーだ。

 

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女将さんに教えてもらったっとおりに歩くと、富山ブラック発祥のお店、『西町 大喜』の駅前店に至る。

 

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でも、「店が閉まるのが早い」と女将さんが言った通り、既に営業を終了していた。

 

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彼女がどうしても富山ブラックを食べてみたいと言うので、城址大通りを駅方向にぶらぶらと歩く。
すると駅前ビルの二階に『麺バル プライド』を発見。

 

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始めて食べる富山ブラックに、二人とも興味津々。

 

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スープの色が濃く、粗挽きの黒胡椒がたっぷりかかっている。

醤油ベースでこの濃さなので確かに塩分が強いが、出汁の旨みも効いている。

 

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このスープには太麺が良く合う。

お腹はいっぱいだと思っていたが、難なく完食。

と思ったら、「ごめんなさいね。半分食べて」と、彼女がお腹がいっぱいだと言ってギヴアップ。

残せばよいものを、彼女の分まで食べてしまった。

富山の楽しい旅は続きます。

 

 

 

 

 

 

氷見から富山に戻ると、ホテルにチェックイン。

 

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富山城近くのホテルから街を眺めると、そろそろ夕闇が迫りつつある。

 

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宿泊料は決して安くはないが、東京のホテルに較べると部屋がとても広く、ベッドもゆったりしている。

しばらくまったりした後、シャワーを浴びて服を着替え、夕食に出かける。

 

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ホテルを出ると、城址大通りを富山駅方面に向かう。

富山城にも灯が燈り始めている。

 

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「日本橋とやま館」のコンシェルジュお薦めの三軒のお店の内、選んだのは一番高級そうなこちらのお店。

 

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板さんの目の前のカウンターに通される。

お通しは、白エビとナマコ。

白エビはこの量で、20尾あまりが使われているのだそうだ。

 

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彼女はソーヴィニヨン・ブランで、私は生ビールで乾杯。

 

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彼女が蟹を食べたいと言っていたので、蟹と蛸のサラダ。

蟹の量の多さに驚く。

 

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ぷりぷりのベニズワイガニの身がとても美味い。

 

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日本酒を選ぶことにする。

富山には20の蔵があり、こうして地図を見ているとどの蔵の酒も飲みたくなってしまう。

 

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彼女は日本酒は酔うのであまり飲まないが、今夜は付き合ってくれるとのこと。

 

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富山市の桝田酒造店が醸す、満寿泉 純米吟醸 山田錦。

使用米は、富山県産山田錦。

 

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このなみなみの注ぎ方が嬉しい。

でも、これでは彼女と乾杯できない。

 

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刺し盛りが届く。

キジエビ、ふくらぎ、アオリイカ、沖縄産クロマグロ、一番手前が何だったか忘れた。

 

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絶品なのは、富山湾のキジエビ。

甘エビとボタンエビを合わせたような美味しさと称されるキジエビは貴重で、魚屋さんで買っても5尾で3,000円もする代物。

 

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次の酒は、富山市の富美菊酒造が醸す、羽根屋 純吟 煌火 生原酒。

使用米は富山県産五百万石で、精米歩合は60%。

 

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羽根屋はよく飲む酒だが、とても美味い。

彼女はまだ最初の酒を飲んでいるので、私のグラスからちょっと味見。

彼女と過ごす富山の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

彼女との楽しい富山旅行の続き。

 

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「富山ぶりかにバス」で到着したのは氷見漁港場外市場の「ひみ番屋街」。

 

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お腹が空いて不機嫌になった彼女を連れて急いで向かったのは、『氷見前寿し』。

ここは「日本橋とやま館」のコンシェルジュ、寺田さんのイチオシのお店。

 

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まずは日本酒を注文。

彼女に何を飲みたいか聞くと、「貴方と一緒でいいわ」と関心が無い様子。

鮨を選ぶのに忙しいのだ。

選んだ酒は、氷見市の高澤酒造場が醸す、獅子の舞、純米吟醸。

 

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酒の肴は、白えびの唐揚げ。

富山に来たら、白えびを食べない訳にはいかない。

 

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白えびの刺身。

これだけで数十尾の白えびが使われている。

海老の身の甘さがたまらなく美味い。

 

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ここは回転寿司なのだが、鮨は回っていない。

所定の用紙に食べたい鮨の名前と数量を書き、板さんに渡せば握ってくれるのだ。

「私は書いたけど、貴方は何にする?」と彼女。

「君と同じで良いから、全部二皿にしてね」と私。

これは”ふくらぎ”。

聞いたことのない魚なので板さんに聞いたら、鰤の若魚で、関東ではいなだ、関西でははまちと呼ばれる大きさなのだそうだ。

 

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かわはぎ。

肝が乗せられていて美味い。

それにしてもここの鮨はネタも充分な大きさがあるが、それ以上にシャリが大きい。

東京で行く鮨屋の二倍はあるので、すぐにお腹がいっぱいになってしまいそうだ。

 

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ひらまさ、だったような気がする。

注文は彼女がしているので、何が届くのかわからない。

 

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のど黒の炙り。

脂がのってとても美味い。

 

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富山湾三種盛り。

紅ずわい蟹、ばい貝、白えび。

 

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彼女はどんどん注文するが、私は日本酒を飲みながら食べているので彼女のスピードに追い付かない。

鮨の写真も断念。

飲んでいる日本酒は、新川郡の林酒造場が醸す黒部峡、純米吟醸。

 

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〆は氷見うどん。

コシがある細麺が美味い。

彼女はうどんが苦手なのだが、これは美味しいと言って完食。

 

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テーブルの隅には皿を置く場所があり、色毎に場所が指定されている。

皿を見ると、二番目に高い皿の鮨ばかり食べている。

 

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店内に出世魚の鰤の、関西・関東・氷見の名前を比較した紙が貼られていた。

ふくらぎは、漢字で”福来魚”と表記するのだそうだ。

 

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番屋街を見て歩くことにする。

最近、世界のいろいろな都市でアンブレラのアーケードを見掛けるが、ここはビニール傘を使っていてちょっとチープ。

 

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彼女がソフトクリーム屋さんを見付けた。

何も言わなくても食べたいと思っていることがわかるので、「何にする?」と私。

 

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店の奥から「氷見ブラックソフトが名物ですよ」と声がかかる。

良く見ると、奥の女性は”氷見ブラックソフト”を考案した方で、新聞の切り抜き記事に顔写真が載っている。

 

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私は”氷見ブラックソフト”。

折角なので写真をMr.vinさんとmayuさんに送信。

黒の色は竹炭を使っているそうで、味は普通のソフトクリーム。

 

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彼女は、”わらび餅入り抹茶ソフトクリームパフェ”。

これはなかなかヴォリュームがあり美味しそうだ。

 

 

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日本酒コーナーも充実している。

 

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ひやおろしはこの季節だけの酒。

富山に戻ったら忘れずに飲もうと思う。

 

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東の番屋、西の番屋、南の番屋と見て歩く。

平日なので来場者は多くは無いが、休日には多くの客で賑わうのだろう。

 

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番屋街の裏に出ると、目の前には日本海が広がる。

 

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帰りの時間になったので、再び「富山ぶりかにバス」に乗り、帰途に就く。

 

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富山駅に戻ると、今夜の宿泊ホテルに向かう。

富山城横の松川には、遊覧船が運航している。

桜の季節には素晴らしい景観を楽しめそうだ。

彼女と過ごす富山の旅は続きます。