11月末のこと、西麻布の”もうひとつの何時ものレストラン”、『レストランひらまつ レゼルヴ』で「第二回美女揃いのディナー会」が開催された。
第一回の記事は、こちら。
⇒美女揃いのディナー会、ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座
西麻布のレストランには六本木からも広尾からも行くことが出来るが、今夜は広尾駅でちぃさんとnaonaoさんと待ち合わせ。
少し早めに集合し、『カフェ・ミケランジェロ』でアペロ。
ここもクリスマスの飾り付け。
マネジャーの酒巻さんが、「え、今夜トラットリアに予約をいただいていました?」と驚きの表情。
この階段を下ると、地下には『トラットリア・ミケランジェロ』があるのだ。
「今夜は西麻布のレゼルヴでディナー会なんですよ。その前にアペロで寄りました」と私。
ちぃさん、naonaoさんと三人で乾杯。
選んだワインは、ロワール、プイィ・フュメの、ドゥ・ラドゥセット、プイィ・フュメ、2009年。
ラドゥセット男爵が率いる名門で、評価の高い、プイィ・フュメ最大の造り手である。
10年の時を経て、素晴らしい熟成感。
強い果実味を持つが活き活きとしたミネラルが健在なので、キリリと引き締まった綺麗な辛口。
ドゥ・ラドゥセットのバック・ヴィンテージのプイィ・フュメをグラスで飲むことが出来るのが、このお店の素晴らしいところ。
広尾の『カフェ・ミケランジェロ』を出て向かったのは、西麻布の一軒家フレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』。
エントランスを入ると、母子像と天使像が迎えてくれる。
この白大理石の階段を上ると、今夜はどんな料理とワインに出会えるか期待が膨らむ。
二階のレセプションで坂元支配人に迎えられ、レトロなエレベーターに案内され、店の前でお会いしたみぃさんを加えた四人で三階のメイン・ダイニングに進む。
私達のテーブルはこちらの個室。
今夜は9人の会なのだ。
テーブルセッティングを見ると、パンフレットが置かれている。
パンフレットを取り除くと、何時ものセッティング。
置かれていたのは島根県浜田市のパンフレット。
今夜は島根県の食材とノルマンディーの料理とのコラボ・ディナーなのだ。
メンバーが揃い、華やいだ雰囲気に。
全員で乾杯。
今夜のメンバーは、azabu-lifeさん、ちぃさん、naonaoさん、nekonekoさん、NORIさん、pink bouquetさん、みぃさん、りりかさん、そして私。
最初のワインは、ブルターニュのシードル。
ル・ブルターニュ、シードル、ヴァル・ド・ランス、クリュ・ブリュトン。
何故ノルマンディー産ではなくブルターニュ産なのか田中ソムリエールに聞くと、上質のブルターニュ産が手に入ったので是非これを飲んでもらいたいとのこと。
りんごの皮の渋みをしっかりと感じる辛口。
シードル用のりんごは果皮が厚く、ポリフェノールが豊富なのだ。
辛口なのでアルコール度数が高いのではとボトルを見ると、6%。
途中で発酵を止めて甘さを残すドゥー(甘口)のシードルのアルコール度数は2%なので、6%は充分に高い。
皮ごと磨り潰して醸造されたシードルはポリフェノール含有量が高く、健康に良いのですよ、などどシードルについてご説明。
浜田港直送 穴子のフリット、柿くうきゃくとリヴァロレーシュのサラダシュヴァリエ。
リヴァロレーシュはノルマンディー地方のリヴァロ村で造られるウォッシュタイプのチーズで、レーシュ(水草)で巻かれたリヴァロ。
穴子は肉厚で、外はカリッと、中はフワフワで美味い。
干し柿の甘みとリヴァロレーシュの塩味の組み合わせが美味い。
ところで、”柿くうきゃく”は浜田市の西条柿を使った干し柿のブランド。
浜田市のふるさと納税返礼品にも採用されている。
西麻布の一軒家フレンチ、『レストランひらまつ レゼルヴ』で開催した”美女揃いのディナー会”の楽しい夜は続きます。