ワインは素敵な恋の道しるべ -249ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

富山旅行の当日の朝、羽田空港国内線第二ターミナルで彼女と待ち合わせ。

 

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何時ものとおり待ち合わせ時間よりだいぶ早く到着し、待ち合わせ場所でエスカレーターを上ってくる人達を眺めながら過ごす。

 

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ラグビー・ワールドカップの開催が迫っていた時期なので、ターミナル内はラグビー一色。

 

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彼女と落ち合うと、まずはANAビジネスラウンジへ。

実は前夜飲み過ぎていたので、トマトジュースとリポビタンDで回復を図る。

 

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元気が出てくると、ワインや日本酒のコーナーを見に行く。

何種類かある日本酒の中に、富山の酒を見付けた。

魚津市の本江酒造が醸す、越中懐古 純米酒。

 

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コックをひねり、酒を注ぐ。

少しだけ味見をするつもりだったが、写真を撮っているとカップがほとんど一杯になってしまった。

 

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朝から一合酒とは、飲み過ぎ。

「今から富山に美味しいものを食べに行くのに、出発前にもう飲むのね」と彼女はあきれ顔。

私もこんなに飲むつもりではなかったが、飲んでみるとなかなか美味い。

使用米は富山県産雄山錦で、精米歩合は60%。

 

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そろそろ搭乗開始時間。

マイナーな路線はターミナルのはずれのゲートなので、ずいぶん遠くまで歩かなければならない。

外にはANAの機材が並ぶ。

 

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機内で爆睡していると、あっという間に富山空港に到着。

 

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飛行機を降りると、急いでリムジンバスに乗り、富山駅に移動。

目的のバスの出発時間が迫っているので、綱渡りなのだ。

 

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目的のバスは、”富山ぶりかにバス”。

飛行機の富山空港到着時間が10時45分、そしてこのバスの出発時間が11時40分だが、何とか10分前に駅に到着。

富山は空港が街に近いので便利。

平日はこの一本だけしか運航されていないので、これに乗り遅れるとアウトなのだ。

 

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このバスの主要な行き先は、「新湊きっときと市場」と「ひみ番屋街」。

 

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海王丸パークが見えてきた。

帆船、海王丸を係留してできた海の公園である。

 

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次が、「新湊きっときと市場」。

”きときと”とは富山弁で新鮮という意味なのだそうだ。

 

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市場の中の天井には、大漁旗がずらりと並ぶ。

 

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色々な魚が並ぶが、ベニズワイガニは解禁となったばかりでまだ数が少ない。

 

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この立派なサゴシが1,000円とは安い。

サゴシは鰆の幼魚の関西での呼び名。

富山も関西圏とは思っていなかった。

 

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富山の地酒販売店も覗いてみる。

気が付くと、トイレ休憩時間が過ぎようとしている。
ここでは10分間の休憩なので、急いでバスに戻る。

 

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他の客は全員「きっときと市場」で降車したので、バスの中には私たち二人だけ。

運転手さんとの話も楽しい。

 

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氷見の海はどこまでも青いが、太平洋側よりも色が濃い。

 

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ようやく「ひみ番屋街」に到着した。

 

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ここは氷見漁港場外市場で、海産物や名産品のお店、そして飲食店が幾つも入っている。

 

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彼女は「お腹が空いた」とご機嫌斜め。

急いで「日本橋とやま館」のコンシェルジュ、寺田さんお薦めのお鮨屋さんに向かう。
彼女と氷見で過ごす楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

九月のある日、彼女が富山に行きたいと言い出した。

新潟も金沢も行ったことがあるが、富山には行ったことが無いのだそうだ。

そこで、その場で週末のANAのフライトを予約し、帰宅後富山市内のホテルも予約した。

 

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実は私も富山には出張で一度行ったことがあるだけ。

そこで翌日、日本橋にある富山県のアンテナショップ、「日本橋とやま館」を訪問し、情報収集することにした。

 

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ここに来ると、富山に行くことの現実味が高まってくる。

 

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手前のスペースでは、富山の工芸品の展示会が行われている。

 

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奥の部屋には各種の名産品が並ぶ。

 

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手前には鱒寿司、奥には日本酒。

 

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富山の地酒の知識を仕入れておく。

20の酒蔵があるそうだが、写真は何故か18種類。

飲んだことがある銘柄は、半分の9種類。

 

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これは面白い。

各蔵の名前が刻印された桝が並んでいる。

 

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観光案内のブースに行くと、とても素敵な女性が迎えてくれた。

コンシェルジュの寺田さんにご相談し、観光のコースを組み立て、飲食店の推薦をいただく。

寺田さんは海外経験も豊富で、色々な国への旅の話しで盛り上がる。

今年クロアチアを訪問したとお話しすると、何とザグレブに三年間住んでいたことがあるのだそうだ。

 

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最後には富山県美術館に割引で入館できるカードもいただいた。

これで旅の準備は出来た。

寺田さんに親切な対応と楽しいお話しの礼を述べ、「日本橋とやま館」をあとにする。

 

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良い天気なので、ちょっと街歩きをし、寄り道をすることにする。

日本橋を渡る時には、毎回麒麟像を撮影してしまう。

 

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今日は時間があるので、日本橋を横から撮影してみる。

この位置に高速道路を造るセンスが本当に信じられない。

早く撤去してもらいたいと思う。

 

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中央通りを進み、京橋を抜け、銀座に至る。

向かった先は、ギンザシックス。

 

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目的のお店は、『エノテカ』。

 

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試飲コーナーでワインを軽く一杯飲んで帰ることにしたのだ。

 

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日本橋から銀座まで歩いてきて喉が渇いたので、選んだのは泡。

チリでミゲル・トーレス・チリが造る、サンタ・ディグナ・エステラード、ブリュット、ロゼ。

スペイン・ワイン界の雄、トーレスがチリで造るワインだ。

ミゲル・トーレス・チリの設立は1979年と古く、欧州ワイナリーとして初めてのチリ進出だった。

 

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フランボワーズやクランベリーの赤い果実の香り。

キリリと引き締まった爽やかなボディが心地よい。

ぶどうはチリの土着品種、パイス100%。

色々なワインコンクールで、数々の受賞歴を持つワインなのだ。

 

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いただいた飲食店のパンフレットを検討し、お店を絞り込む。

 

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一杯だけ飲んで帰るつもりだったが、赤も飲みたくなった。

フランス、ラングドック・ルーション地区のジェラール・ベルトランが造る、コルビエール・ブートナック、ドメーヌ・ド・ヴィルマジュー、2016年。ジェラール・ベルトラン氏はラグビーの元フランス代表選手。

父親の40haの畑を引き継ぎ、今では500haの畑と7つのワイナリーを有する南仏屈指の造り手となっている。

 

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プラム、赤果実のジャム、スミレ、タバコの葉、コーヒーのニュアンス。

とても濃い果実の凝縮感を持つが、重すぎずバランスが良い。

ぶどうは、カリニャン、グルナッシュ、シラー、ムールヴェードルで、樹齢は50~60年と高く、栽培はビオディナミ。

 

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外に出ると、四丁目交差点の上に青空が広がっている。

今日はおとなしく帰宅し、旅行荷物の準備をすることにしよう。

 

 

 

 

 

 

六本木の国立新美術館にあるフレンチ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

 

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平目とオマール海老とほうれん草のグラチネ、アメリケーヌソースとオランデーズソース。

アメリケーヌとオランデーズの二つのソースを合わせて使うとは面白い。

 

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上には大きな平目の切り身。

そして下にはオマール海老がごろごろ。

なんとも贅沢でしかもヴォリューム満点。

これがリヨン料理の醍醐味。

 

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合わせて飲んでいるのは、アルフォンス・メロのコート・ド・ラ・シャリテ、レ・ペニタン、2011年。

 

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赤ワインは彼女が好きな銘柄。

ボルドー右岸、フロンサックのシャトー・オー・バレ、2009年。

グラスの写真は撮影忘れ。

10年の熟成を経てタンニンは豊かな果実味の中に溶け込み、強いながらも綺麗なバランスのフルボディとなっている。

先にレ・ペニタンのエチケットが変わったことを記したが、シャトー・オー・バレのエチケットも2011年VTでは変更となっている。

 

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マグレ鴨のロースト、エピスの香る赤ワインソース、栗南瓜のピューレと茸のボルドレーズ。

フォアグラの前菜に始まりマグレ鴨のメインで終わるとは、植田シェフの料理はウィットも効いている。

マグレ鴨とはフォアグラを取るために肥育した鴨なのだ。

 

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濃厚な味わいのマグレ鴨と、スパイスを効かせた赤ワインソースが良く合って美味い。

 

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デセールは、ヴァニラ風味の洋梨のコンポート、キャラメルのアイスクリームと共に。

 

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洋梨は丸々一個がコンポートにされている。

これは美味しいが、リヨンの料理はヴォリュームがあるのでもうお腹はいっぱい。

でも、何とか完食。

 

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「ミュゼのお料理は美味しいわね。ワインも好きなものばかりだから飲み過ぎちゃった」と彼女。

「少し酔いが回った君も、とても素敵だよ」と私。

 

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コーヒーが出てきても、私は〆にクレマン・ド・ブルゴーニュのロゼ、ミレジム、2016年。

食後の泡が好きなのだ。

 

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松尾支配人に見送られ、満ち足りた想いで店をあとにする。

 

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三階から見下ろすと、コーン型のエントランスにのみ明るく照明が点いている。

 

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国立新美術館を出ると、振り返って美しい造形を再度眺める。

 

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目の前には、樹々の向こうに六本木ヒルズが聳え立つ。

 

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東京ミッドタウン六本木に戻ると、地下のプレッセ・プレミアムに向かう。

 

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今夜はそれほど遅い時間ではないので、サラダの種類が豊富だ。

彼女の朝食用のサラダを何品か購入。

 

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ここのリカーコーナーも充実しているので一度じっくり見たいと思うが、何時もディナーのあとに立ち寄るのでその時間が無い。

彼女と過ごす六本木の夜は素敵に更けていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

10月のこと、彼女と東京ミッドタウン六本木で待ち合わせ。

 

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ミッドタウン六本木を出ると、外苑東通りを渡り、国立新美術館に向かう。

 

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ミッドタウン・ガーデンでは何かの催しが行われている。

 

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国立新美術館に到着。

 

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何度来ても、この造形は美しいと思う。

設計者は黒川紀章氏。

 

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この時間、展示スペースは既に閉じている。

今から入館しようという人は、私達と同じ目的のはずだ。

 

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今夜のお店、『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』は、この上にある。

 

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エレベーターを三階で降り、お店に通じるブリッジに向かう。

ここから見ると、高所恐怖症の人はこのテーブルで食事をすることを躊躇いそうだ。

 

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今夜はどんな料理に出会えるか楽しみだ。

植田シェフの料理は、リヨン本店の味を継承する正統派ポール・ボキューズ料理なのだ。

 

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このロゴを見るだけでパブロフの犬状態になってしまう。

 

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最初のワインは、ヴーヴ・アンバルが造る、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ロゼ、ミレジム、2016年。

ヴーヴ・アンバルは1898年創業の、クレマン・ド・ブルゴーニュの元祖と言えるクレマン専業メゾン。

 

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フランボワーズのふくよかな香り。

豊かな果実味を持ちながら、キレのあるブリュット。

ヴーヴ・アンバルのロゼは昨年まではNVだったが、今年からミレジムになった。

このミレジムは、『ひらまつ』のためのスペシャル・キュヴェ。

 

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温かいバゲットが届く。

ポール・ボキューズの各店で、バゲットの味は微妙に異なる。

ここのは少し細目で、焼きが強いので皮がパリっとしていて美味い。

 

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お供は、カレー風味の鶏のリエット。

これが美味いのでバゲットがどんどん進む。

 

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フランス産鴨フォアグラのポワレ、根セロリのフラン、ポルト酒のソース、じゃがいものゴーフレット添え。

 

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ポール・ボキューズの料理にフォアグラは欠かせない。

輸入量が少なく高価なフランス産のフォアグラを使う所がポール・ボキューズの矜持。

日本で食べられているフォアグラのほとんどは安価なハンガリー産なのだ。

 

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じゃがいものゴーフレットを取り除くと、大きなフォアグラのポワレが現れる。

外側はカリッと焼かれ、中はとろっと柔らかなフォアグラが美味い。

 

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白ワインは、二人が好きな銘柄。

ロワールの名門、アルフォンス・メロが造る、コート・ド・ラ・シャリテ、レ・ペニタン、2011年。

このワインは今まで何度も登場しているので、細かな説明は省略。

 

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驚いたのは、エチケットのデザインが変わったこと。

同じ2011年VTでも、今まで飲んでいたボトルと全く違うのだ。

 

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これが今までのデザイン。

「前のデザインの方が良かったわね」と彼女。

私もそう思う。

 

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でも、飲むと変わらぬ美味しさ。

豊かな果実に深い熟成感。

酸味とミネラルのバランスも素晴らしい。

実に上質のシャルドネだ。

産地のコトー・シャリトワはAOCに認定されていないのでレ・ペニタンもIGP扱いだが、いずれAOC認定されるのではないだろうか。

彼女と過ごすミュゼのフレンチ、『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』での楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

錦糸町の『作39』で友人達と過ごす楽しい夜の続き。

今夜のメンバーは、きゅーさん、茶目子さん、ユックさんと私。

 

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メイン料理は、鎌倉野菜と牛タンのしゃぶしゃぶ。

 

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そして美しい牛タン。

 

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ポン酢と塩だれ。

 

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しゃぶしゃぶなのだが、野菜の量が多いので牛タンをしゃぶしゃぶできない。

 

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何とかしゃぶして口の中へ。

焼いた牛タンも美味いが、茹でた牛タンもなかなかのもの。

 

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しゃぶしゃぶには冷酒。

銘柄はわからないが、辛口の本醸造だと思う。

 

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〆はうどんと雑炊から選べる。

鎌倉野菜の旨味をまとった雑炊が美味。

 

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〆のお酒は柚子サワー。

 

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お口直しは、ティラミス。

 

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食後のスイーツは美味しい。

 

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お店を出るときに、小さなお土産をいただいた。

四人それぞれ違う小菓子で、みんなで手のひらにのせて差し出し写真を撮った記憶があるが、私のスマホには残っていない。

私のは、コーラ風船ガム。

 

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中にはガムの玉が四つ。

見た目はむかごみたいだ。

 

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あと一杯だけ飲んで帰りましょうということで、錦糸町駅の南口に向かう。

皆さんが選んだお店はワインの酒場、『ディ プント』。

色々なところにあるチェーン店なのだそうだが、私は初めて。

『ディ プント』はプロントが展開する、”働く女性のためのほっと一息つけるお店”なのだそうだ。

 

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既に夜も遅いが、店内には客がいっぱい。

 

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テーブルの上にはトマトの水煮缶が四つ。

茶目子さんによると、この上に料理を乗せるのだそうだ。

 

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さっそくワインで乾杯。

Vサインをしているのは、ユックちゃん。

 

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選んだワインは、ディプント、ランブルスコ・エミリア・セッコ。

 

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イタリア、エミリア・ロマーニャ州で造られた、『ディ プント』のオリジナル・ランブルスコ。

 

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まずパンが届く。

茶目子さんの話のとおり、缶の上に置かれた。

 

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お腹はいっぱいなので、料理は一品のみ注文。

鴨とオレンジ。

いっぱいお話ししたのだが、記憶は曖昧。

すっかり出来上がってお店をあとにする。

 

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お店を出て錦糸町駅まで徒歩1分もかからない。

友人達と過ごす、楽しい錦糸町の夜でした。

 

 

 

 

 

 

コレド室町2で映画、「ターミネーター:ニュー・フェイト」を観た後は、友人達との待ち合わせ場所の錦糸町に茶目子さんと共に向かう。

 

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待ち合わせ場所は、錦糸掘公園の河童の前。

茶目子さんが予約してくれたお店が河童のすぐ横なので、折角だから河童を見て行きましょうと私が提案。

錦糸町には北側に錦糸公園が、そして南側に錦糸掘公園があるので紛らわしいが、河童の像があるのは錦糸掘公園。

”おいてけ堀”の河童の像だ。

 

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”おいてけ堀(置行堀)”は本所七不思議の奇談・怪談のひとつ。

本所界隈には掘割が多く、魚が良く釣れた。

錦糸町付近の水路で釣りをした人がいっぱい釣れた魚を持って帰ろうとすると、水の中から「置いてけ」と恐ろしい声がして恐怖に逃げ帰ったとの奇談。

声の主は河童だとの説が有力で、この像が錦糸掘公園に設置されている。

 

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外で待つのは寒いので、お店集合に変更。

今夜のお店は、『作39』。

 

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奥に個室、手前にはテーブル席が二つ、そしてカウンター席もある。

上を見ると、中二階に天井の低い席もあるようだ。

 

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すぐに全員が集合し、生ビールで乾杯。

今夜のメンバーは、きゅーさん、茶目子さん、ユックさん、そして私。

茶目子さんが、牛タンしゃぶしゃぶのコースと二時間半飲み放題を予約してくれている。

 

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最初の料理は、鎌倉野菜のバーニャカウダ。

 

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蕪、人参、大根、ズッキーニ、キュウリ等々の新鮮な野菜が美味い。

 

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カンパチとホタテのカルパッチョ。

 

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蟹味噌パテ。

黒い粒は黒コショウかと思ったら、小振りの正露丸のようなもの。

 

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蟹味噌に目玉を付けて、”ファントム”と遊んでみる。

ここで”正露丸”と”征露丸”のお話しを披露。

こんな話をすると、歳がばれてしまう。

 

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生ビールを二杯飲んだ後は、白ワイン。

グラスが可愛い。

赤ワインも飲んだが、写真が無い。

 

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釜揚げしらすと明太子のアヒージョ。

 

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アヒージョのお供は、もっちりバゲット。

 

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白・赤ワインのあとは、生レモンハイ。

 

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牡蠣のマスカルポーネグラタン。

濃厚な味が美味い。

 

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いよいよ今夜のメイン料理、鎌倉野菜と牛タンのしゃぶしゃぶ鍋が届く。

 

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綺麗な色の牛タンだ。

錦糸町の『作39』で友人達と過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

コレド日本橋の『メゾン・カイザー』でランチを済ませた後は、コレド室町2のTOHOシネマズ日本橋に向かう。

 

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上映時間まで40分ほどあるので、少し寄り道をすることに。

福徳神社の境内を抜けると、その先に目的のお店が見えてきた。

 

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『はせがわ酒店日本橋店』は、昨年6月にできた新しいお店。

 

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店の左半分は大きな日本酒セラーになっている。

 

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茶目子さんと私は右側のバーコーナーへ。

 

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茶目子さんのお酒は、栃木県さくら市のせんきんが醸す、仙禽 雪だるま。

しぼりたて活性にごり酒なのだ。

使用米はさくら市産山田錦で、精米歩合は麹米50%、掛米60%。

 

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私のお酒は、青森県八戸市の八戸酒造が醸す、陸奥八仙 ヌーボー 特別純米 生原酒 直汲み。

使用米は青森県産まっしぐらで、精米歩合は麹米55%、掛米60%。

 

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茶目子さんと乾杯。

次のお酒は千葉県の東魁盛 純米吟醸 山田錦50を飲むつもりだったが、お店の方に「映画の上映開始まであと15分」と話すと、「早く行かなきゃ」と急かされて店を出る。

 

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コレド室町2までは徒歩30秒。

ネットで購入しておいたチケットを発券し、化粧室を済ませると丁度良い時間となる。

 

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スクリーンエリアに入場する時に、メタバリアEXのサンプル・プレゼント。

これを飲めば今夜いっぱい食べても大丈夫、なのだろうか。

 

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スクリーンは、一番大きな7番。

 

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スクリーンでは今後封切となる映画の予告編が始まったところ。

 

観た映画は、「ターミネーター:ニュー・フェイト」。

「ターミネーター」は1と2が好きだったが、これはその2の続編とのことで期待大。

 

考えてみれば、「ターミネーター」は1984年、「ターミネーター2」は1991年の作品。

第一作からは35年の月日が経っているのだ。

 

サラ・コナーが戻ってきたのは嬉しいが、リンダ・ハミルトンはもうよいお歳。

観ていると、自分も同じく歳を取ってしまったことを感じてしまう。

 

そしてシュワちゃん。

幾つになっても僕らのヒーローだ。

移民一世でなければ、トランプの代わりに共和党大統領になれていたかもしれない。

 

リンダとシュワちゃんの老年パワー炸裂の作品かと思ったら、ちゃんと新しい顔、グレースとダニーも。

結末が容易に想像できる既視感に溢れる作品ではあるが、それでも充分に楽しく面白い「ターミネーター:ニュー・フェイト」でした。

 

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コレド室町2の窓の下には福徳神社。

今も参拝客が手を合わせている。

神社の右奥の明かりは、ここに来る前に日本酒を楽しんだ『はせがわ酒店日本橋店』。

映画を観終わった二人は、次の目的地に向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

ある平日の午後、茶目子さんとコレド日本橋で待ち合わせ。

 

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この日は快晴。

青い空に日本橋一丁目三井ビルディングが聳え立つ。

コレド日本橋はこのビルの低層階を占めている。

 

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ここは東急百貨店日本橋店が閉店した後に再開発されたビル。

日本橋周辺では最初の大規模再開発だったので、これが出来たときには非常に目立つ存在だった。

東急百貨店の前身は、都市伝説「白木屋ズロース伝説」で有名な白木屋デパートである。

 

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茶目子さんと待ち合わせたのは、『メゾン・カイザー』。

でもここでパンを買うのではなく、ランチの予定。

 

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お目当ての場所は、このレストランコーナー。

 

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テーブルの横には、今日のランチメニュー。

 

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グリルド・ビーフを注文すると、スパークリングワインで茶目子さんと乾杯。

 

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オーストラリアのアンゴ―ヴ・ファミリー・ワインメーカーズが造る、チョーク・ヒル・ブルー、バブルス。
「このワインは新丸ビルで一緒に飲んだね」と話すが、茶目子さんは覚えていないとのこと。
その記事はこちら。

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フレッシュな果実味を持つ爽快なスパークリング。

さすが『メゾン・カイザー』、出すワインが悪くない。

ぶどうはコロンバールとシャルドネ。

 

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『メゾン・カイザー』のランチの人気は、このパン食べ放題。

最初はお店が選んだパンが四種類届く。

 

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人気のクロワッサンは一人半個、バゲットは一人一切れだけで、食べ放題には入っていない。

あとの二種類はクルミのパン、サツマイモのパン。

クロワッサンとバゲットは温められている。

 

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クロワッサンはやはり美味い。

 

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クロワッサンとバゲットを食べ終えたところで、オリーブのパンを追加。

 

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牛ロースのステーキ、和風オニオンソース。

 

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あまり厚みは無いが、ランチには充分な量。

 

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パンを五種類食べきったので、新たに出してもらう。

 

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ターメリック、イチジク、サツマイモ。

 

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映画の前なのでワインは一杯だけにしようと話していたが、二杯目を注文してしまう。

 

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さらにパンを追加。

ターメリック、デリスペカン、シナモン。

 

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あたらしくトマトが出されたので、追加。

 

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食後にはコーヒー。

シナモンのパンが甘くて美味しかったので、デザート代わりに出してもらう。

スプーンの上には小さなフィナンシェ。

 

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映画館のある室町に移動するため一階に上がる。

日本橋一丁目町会神輿。

 

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そしてクリスマスツリー。

茶目子さんと過ごす日本橋の午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ウィーン最古のレストラン、『グリーヒェンバイスル』の「マーク・トゥエインの間」で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

ここは1500年頃から営業しているお店で、この部屋は著名な作家や音楽家のサインが壁一面を飾る特別な場所。

 

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白ワンのボトルを飲み干し、赤ワインを選ぶ。

「ねえ、お店の方にお薦めを聞いてみましょうよ」と彼女。

そこでスタッフを呼んで好みを伝え、選んでもらったのがこのボトル。

ヴァイングート・ゲルハルド・マルコヴィッチが造る、マルコヴィッチ・ルビン・カルヌントゥム、2017年。

カルヌントゥムはウィーンの近くに位置する910haの小さなワイン産地で、近年、優秀な赤ワインの産地として注目されている。

そしてこのカルヌントゥムで最良の造り手と称されるのが、このマルコヴィッチ。

 

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マルコヴィッチは、あるピノ・ノワールの試飲会で第一位を獲得したことで有名になった造り手とのこと。

それは世界各国のワイン会の著名人がテスターとなって開催された試飲会で、ブルゴーニュのDRC、ニュージーランドのフェルトン・ロード、オレゴンのドメーヌ・セリーヌ等を抑え、第一位に選出されたのだ。

あとでワインリストで調べてみると、一番高いワインを勧められたことがわかった。

”良いものは結局お得です”という言葉を思い出し、美味しかったので良しとしよう。

 

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2017年とまだ若いので、コルクも真新しい。

香りも良い。

 

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良いワインを注文したからか、デキャンタージュをしてくれた。

 

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しっかりした果実味、心地よい樽のニュアンス。

まだ若いことは否めないが、タンニンは綺麗に果実味に溶け込み、バランスの良いボディを生み出している。

確かにこれは上質のツヴァイゲルトだ。

 

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サラダに続き、私のメイン料理が届く。

あまりの大きさに目が点になる。

ドイツには数十回行っているので料理のヴォリュームには慣れているつもりだったが、ここの料理も侮れない。

 

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豚のすね肉のロースト、シュバイネハクセ。

オーストリアではシュテルツと呼ばれる。

好物のザワークラウトがたっぷり添えられているのも嬉しい。

 

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彼女は大好きな仔羊を選択。

肉厚なラムチョップが四本も入っている。

 

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取り皿をもらい、豚肉を彼女にお裾分け。

 

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彼女からもラムチョップのお返し。

 

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肉はジューシーで、パリッとローストされた皮も美味い。

 

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彼女はお腹がいっぱいで最後の一本を残してしまった。

 

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そして私も残りわずかではあるが、ギヴアップ。

 

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サラダもまだこんなに残っている。

 

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壁のサインを見上げ、どれがモーツァルトでどれがベートーヴェンでどれがヨハン・シュトラウスだったのか二人で探すが、もうわからなくなっている。

 

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どのサインの主も、きっと当時は有名な方達だったのだろう。

 

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満ち足りた思いで『グリーヒェンバイスル』をあとにすると、腹ごなしに街を散策。

 

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シュテファンスプラッツに出ると、右折してグラーベン通りに歩を進める。

もう夜9時になろうかというのに、この明るさ。

これはペスト記念柱。

 

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その先の右側には、ペーター教会。

平日は午後に、土日は夜にオルガンコンサートが開かれている。

 

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グラーベン通りからコールマルクトにかけては高級ブランドの店が軒を連ねる。

 

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コールマルクトの先には王宮が見える。

 

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王宮の前まで来た。

今日はここでのミサに始まり、美術史博物館、ベルヴェデーレ宮殿を巡った長い一日だった。

そろそろホテルに引き揚げることにしよう。

彼女と過ごすウィーンの旅は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

彼女とウィーンで過ごす楽しい旅の続き。

ベルヴェデーレ宮殿からリンクに戻ると、ホテルで服を着替え、ディナーに出掛ける。

 

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夜になってもまだこの明るさ。

シュテファン寺院が青い空に映えている。

 

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今日は聖霊降臨祭なので、街はお祭り気分。

 

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この三日間の祭日用に特設された出店の真ん中では、楽団の賑やかな演奏。

 

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観光客相手の馬車も多く出ている。

見た目は良いが、実際には馬糞の臭いが鼻を衝く。

 

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ウィーンが初めての彼女のために、今夜は特別なレストランを日本から予約しておいた。

 

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ここがウィーン最古のレストラン、『グリーヒェンバイスル』。

1500年頃から営業しているのだ。

 

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入り口から奥に進み、左側の古めかしい第二の入り口に入る。

まさに”歴史的なレストラン”である。

 

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中には7つほどの部屋があるが、確保しておいたテーブルは「マーク・トゥエインの間」、通称「サインの間」の中。

 

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「マーク・トゥエインの間」の入り口は狭く、中から見ると外には他の新しい部屋が見える。

 

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昔の陶器製の暖炉がそのまま置かれている。

その右側に見えている竹竿には意味があり、後ほどご紹介。

 

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まずはミネラルウォーターを注文。

今日も暑かったので水が美味い。

 

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白ワインのボトルを選ぶ。

ヴァイングート・クリストが造る、ビザムベルク、グリューナー・フェルトリーナー、2017年。

 

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グリューナー・フェルトリーナーらしく、色合いはとても淡いレモン色。

グレープフルーツやハーブの香り。

キレのある酸味と活き活きとしたミネラル。

今回の旅で彼女はグリューナー・フェルトリーナーがお気に入りとなっている。

 

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料理の注文を終え、一息つくと、部屋の壁に書かれたサインの説明が始まる。

サインを指し示すのに使われているのが、先ほどの竹竿。

 

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マーク・トゥエインのサインに続き、有名な音楽家のサインが次々と指示される。

左の方にはベートーヴェン、真ん中あたりにはモーツァルト。

 

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そしてシューベルト、ブラームス、ワーグナー、ヨハン・シュトラウスと錚々たる名前が続く。

 

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直ぐ近くの天井に、エゴン・シーレのサインを見付けた。

と思ったら、そのすぐ下には假屋崎省吾さんのサインも。

 

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そしてお店の方が「とても美しい日本人女優」と表現したのは、米倉涼子さん。

 

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注文したサラダが届いた。

写真では少なく見えるが、実際には凄いヴォリューム

 

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ホワイトアスパラガスやグリーンアスパラガスがごろごろといっぱい入っていて美味い。

イチゴ、そしてうずらの卵まで入っている。

ウィーン最古のレストラン、『グリーヒェンバイスル』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。