路面電車、あいの風とやま鉄道、富山地方鉄道、そして黒部渓谷鉄道でトロッコ電車の旅 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

一夜明けた朝、私にとっては遅い時間、彼女にとっては早い時間に起床。

 

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ホテルを出ると、富山駅まで散策。

松川の水面は、鏡のようだ。

この写真を撮っているのは、桜橋の上。

 

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昨夜は城址大通りを歩いたが、今朝は桜橋電車通りを歩く。

何故なら、路面電車の写真を撮るため。

 

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今まで電車や汽車には全く興味が無かったが、しづちゃん、vinさん、かずみさんの影響か、折角富山に来たので路面電車を撮影しようと思ったのだ。

 

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富山駅に着くと、あいの風とやま鉄道に乗り、魚津に向かう。

電車の絵がとても目立って綺麗だ。

 

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今日の行程は、あいの風とやま鉄道で富山駅から魚津駅に行き、隣接する新魚津駅から富山地方鉄道に乗って宇奈月温泉駅で下車。

徒歩で宇奈月駅に移動し、黒部渓谷鉄道、別名黒部渓谷トロッコ電車に乗る計画なのだ。

 

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あいの風とやま鉄道の社内は、ガラガラ。

地方鉄道の経営の大変さを実感する。

 

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シートのデザインがとても可愛い。

 

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魚津駅に到着し、今まで乗ってきた電車を見送る。

 

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魚津駅の駅舎を出ると、地下道を通って隣接する新魚津駅に移動する。

 

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広くて長い地下道を歩き、ここの階段を上ると、富山地方鉄道の新魚津駅に出る。

魚津駅側には富山地方鉄道と記載されているが、新魚津駅側には電鉄富山と記載されていて紛らわしい。

ホームに出てみると、すぐ隣のホームが魚津駅。

これなら跨線橋を掛ければ直ぐに移動できるのに、なんで地下道まで掘ってこんなに遠回りさせるのかと思ってしまう。

 

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魚津は蜃気楼が見える街なのだそうだ。

 

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乗ったのはこの電車。

ワンマン運転の電車なのだ。

 

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路線に学校が幾つかあるようで、通学生で二両の電車はほぼ満席。

降車口は一番前しか開かないし、運転士さんが定期券をチェックしたり料金徴収をするので時間が掛かる。

 

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電車の前方には料金表。

まるでバスのようで面白い。

 

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長屋駅に着くと、酒造蔵、銀盤の大きな看板。

 

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線路横には銀盤の蔵が見える。

蔵というより、工場といったイメージだ。

 

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次の駅は、真新しい大きな駅に連結している。

何かと思ったら、北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅だ。
駅名に宇奈月温泉が入っているが、宇奈月温泉はまだ10駅も先にある。

 

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学生が降りてガラガラになった電車は、どんどん山の中に入っていく。

窓すれすれに樹々が迫り、緑のトンネルの中を走っているようだ。

 

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電車がどこかの駅で停車した。

すると、黒部宇奈月温泉駅から乗車してきた見るからに鉄道ファンの二人がホームに降り、カメラを前方に構え始めた。

 

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何事かと思って立ち上がって見ていると、運転士さんが私を手招きし、「もうすぐ来ますよ、ホームに降りてどうぞ撮影してください」とのこと。

 

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そこでホームに降りてスマホを構えていると、緑の壁の中からスマートな電車、特急アルペン号が現れた。

 

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鉄道ファンお二人の一眼レフカメラの連続シャッター音がカシャカシャと響く。

私も負けじとスマホで撮影。

席に戻ると、「何時から鉄道ファンになったの?」と彼女。

「鉄道ファンじゃないけど、撮影しないと運転士さんに悪い気がして」と私。

 

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再び電車は緑のトンネルの中を疾走。

 

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標高が上がり眺望が開けてくると、宇奈月温泉駅に到着。

 

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駅舎を出て坂道を3分ほど進むと、黒部渓谷鉄道の宇奈月駅に至る。

いよいよ黒部渓谷トロッコ電車に搭乗。

彼女と楽しむ富山の旅は続きます。