黒部渓谷鉄道でトロッコ電車の旅、富山 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

彼女との楽しい富山旅の続き。

 

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あいの風とやま鉄道、富山地方鉄道を乗り継いで着いたのは、黒部渓谷鉄道の宇奈月駅。

 

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チケットを購入し、トロッコ電車に乗り込む。

号車のみ指定となり、カーゴの中は自由席。

 

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黒部渓谷鉄道は電源開発のために日本電力(当時)が1923年から14年の歳月をかけて建設した鉄道で、関西電力に引き継がれ、その後観光鉄道として関西電力から分離独立した鉄道。

宇奈月駅から欅平駅までの20.1kmの路線で、片道約1時間20分の旅となる。

 

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やっとありついた朝食は、鱒の炙り寿司。

日本酒も飲みたかったが、時間が無く酒の売店まで買いに行けなかった。

 

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トロッコ電車が発車した途端、驚きの景観が現れる。

「うわ~、素敵。やっぱりここまで来て良かったね」と彼女は嬉しそう。

 

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水面の色が限りなく美しい。

 

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このお城のような建物は新柳河原発電所。

 

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発電所用の駅もあるが、これは関西電力用で観光列車は停車しない。

 

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トロッコ電車のすぐ下は断崖絶壁。

景色は良いが、スリル満点のトロッコの旅だ。

 

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白い綱のように見えるのは、猿のための渡橋。

運が良ければ橋を渡る猿を観ることが出来るが、今回は猿は居なかった。

 

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赤く見えるのは、仏石。

鉄道の安全を祈り、お地蔵さんに見える自然石を仏石として祀っているのだそうだ。

 

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途中、幾つかのトンネルを抜ける。

電車が丁度通れるだけの大きさしかなく、手を伸ばせば壁にぶつかってしまうので要注意。

 

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後曳橋から川を見下ろすと、座っていても足がすくんでしまう。

 

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カルビーの富山ヴァージョンのポテチ。

景色を眺めながら二人でポリポリ。

 

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山の斜面はきつく、至る所に急峻な沢が出来ている。

その幾つかには滝のように水が流れている。

 

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土砂崩れが起きている場所もある。

 

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次に見えてきたのは、出し平発電所。

 

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トロッコ電車の客に見えるように、案内板が作られている。

建設年を見て、新しいのに驚く。

 

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途中駅で、山から下りてきた上り電車とすれ違う。

この路線、山に登るのが下り電車で、山から下りるのが上り電車なのだ。

 

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再びトンネルの中。

出発した時は暑いくらいだったが、標高が高くなってきたのか風が冷たく感じる。

 

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鐘釣駅に到着し、下車。

宇奈月駅から終点の欅平までの間に、黒薙駅と鐘釣駅の二つの駅がある。

欅平まで行きたかったが、それでは帰りの飛行機に間に合わないので、宇奈月から一時間弱の鐘釣で下車し、折り返すことにした。

 

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降りた電車が欅平に向けて出発するのを見送る。

かなり標高が高いのかと思い、駅員さんに尋ねると、鐘釣駅で443m、終着点の欅平でも599mと、それほど高くない。

 

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帰りの電車は20分後なので、鐘釣駅周辺を散策。

万年雪展望台があるというので、訪問。

 

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案内板の写真を見ると、川の向こう側に三角形の万年雪があるのだそうだ。

 

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「あら、雪なんて無いわよ」と彼女。

すると近くで落ち葉の掃除をしていた関西電力の職員の方が、「左手に茶色い土を被った白い塊があるでしょ。あれが万年雪の残りです」と教えてくれた。

夏前には大きな万年雪があったが、今年の夏の暑さであんなに小さくなってしまったのだそうだ。

 

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時間があるので山道を散策することに。

緑が深く、胸いっぱいに空気を吸い込むと気持ちが良い。

 

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でも、この標識を見付け、引き返すことにする。

 

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鐘釣駅に戻り、帰りの電車を待つ。

線路に散水されているので駅員さんに聞いたところ、高音の金属音を消すために水を掛けているのだそうだ。

彼女との楽しい富山の旅は続きます。