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御手洗潔と進々堂珈琲
島田荘司 著
新潮文庫
島田荘司さんの本格推理小説 御手洗潔シリーズ、第26作です。
01. 占星術殺人事件
02. 斜め屋敷の犯罪
03. 御手洗潔の挨拶
04. 異邦の騎士
05. 御手洗潔のダンス
06. 暗闇坂の人喰いの木
07. 水晶のピラミッド
08. 眩暈
09. アトポス
11. 御手洗潔のメロディ
12. Ｐの密室
13. 最後のディナー
14. ハリウッド・サーティフィケート
15. ロシア幽霊軍艦事件
16. 魔神の遊戯
18. 上高地の切り裂きジャック
19. ネジ式ザゼツキー
20. 龍臥亭幻想 上巻・下巻
21. 摩天楼の怪人
22. 溺れる人魚
23. UFO大通り
24. 最後の一球
25. リベルタスの寓話
26. 御手洗潔と進々堂珈琲
裏表紙に書かれた説明
京都の喫茶店「進々堂」で
若き御手洗潔が語る物語。
進々堂。京都大学の裏に佇む老舗珈琲店に、世界一周の旅を終えた若き御手洗潔は、日々顔を出していた。彼の話を聞くため、予備校生のサトルは足繁く店に通うーーー。西域と京都を結ぶ幻の桜。戦禍の空に消えた殺意。チンザノ・コークハイに秘められた記憶。名探偵となる前夜、京大生時代の御手洗が語る悲哀と郷愁に満ちた四篇の物語。『進々堂世界一周 追憶のカシュガル』改題。
レビュー
３３０ページ、４つの短編、２０１５年２月に文庫化された作品です。
▶ 進々堂ブレンド１９７４
京大を目指して浪人中のサトル。世界一周から帰ってきた御手洗潔から様々な話しを聞く。実家の工場、イカ釣り漁船の話を御手洗に聞かせる。清潔さ、差別、道徳心…色々っと展開…高校生が年上の女性に恋して、ふられた話し？ミステリー要素なし………。
▶ シェフィールドの奇跡
学習障害がある店員に、噛み砕いて注文を伝える御手洗。それを理解したサトル。イギリス、シェフィールドの障碍者団体の話し。これまたミステリーなし！？
▶ 戻り橋と悲願花
京都、陰陽師、式神、鬼などなど平安時代のお話しオンパレード。一転、太平洋戦争、日本陸軍など近年のお話しに。 またまたミステリーなし。お話しは「ためになる」真面目なものですが。
▶ 追憶のカシュガル
嵐山に向かう電車で御手洗とサトルは、桜、ソメイヨシノ、ウイグル族の街カシュガルの話しをする。御手洗を案内してくれた英語の達者な老人や、アキヤマという名のスパイなど 怪しい人は登場しますが、ミステリーではないかなぁ。ウィグル、中東地方が好きな人は楽しめるかも。
この本は、世界一周した御手洗が得た知識を、予備校生サトルに語る感じの作品ばかりで、ミステリー要素はないので、楽しめませんでした。世界史・海外旅行に興味がある方、御手洗シリーズファンの方、島田荘司ファンの方にはお勧めの作品です。
『二十四節気と七十二候』
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楽天のくじ、毎日やるほど暇では無いのですがｗ
たま～に挑戦して、たま～に当たると嬉しいものですね。
