北九州の小倉で
「あい営繕」さんと
害獣防除業交流会のお話
今回は関西から出て
北九州が舞台。
北九州といえば
宗像三女神で
有名な宗像大社があり、
饒速日を祖とする
物部氏発祥の地とも
言われていたり、
小倉からは
少し離れますが
磐井の乱の舞台でも
ありますよね。
私のような古代史好きに
とって大変魅力的地。
今回は何処へ…
と私的旅行記を
書きたいところですが、
この度は観光ではなく
「害獣防除業交流会」
という仕事のお話しです。
社長と部長が
わざわざお二人でお出迎え！
晴天の新幹線小倉駅に
降り立ったのは先月、3月22日。
わざわざ駅まで
お出迎え頂いたのは、
あい営繕の岩永社長と
吉元部長のお二人。
いやー！
私ごときに会社の
トップ２人が
お出迎えいただくなんて・・・
恐縮です！
今回お伺いした会社は
株式会社 あい営繕 さん。
北九州市小倉に本社を構え、
シロアリ、害獣をはじめとする
防除業者のエキスパートです。
私も以前から
北九州のあい営繕さんは、
かなりヤリ手の
業者さんだなぁと注目。
機会があれば
ぜひ経営者の方々と
お会いしてみたいと
思っていたところ、
偶然にも
岩永社長じきじきのお電話から
トントン拍子に話が進み、
害獣防除業・交流会として
面談が実現しました。
北九州へは2年ほど前に
長崎県五島列島の小値賀島へ
お寺の防除調査に便乗して、
東京農工大学の学生さんと
「シベリアイタチ」「二ホンテン」の
フィールド調査をするため
博多港からフェリー乗船で
立ち寄ったきり、
今回で２度目です。
しかし、
前回と違うところは
社用車ではなく快適な新幹線。
新大阪駅から
約２時間ほどの移動で
あっという間の到着です。
始めて伺った小倉の街。
車で本社へ向かう際、
少しご案内頂きましたが、
大阪や神戸に劣らぬ
大都会といった印象で、
もしアスワットがこのような
街の近くにあったなら
私は退社後、
毎日歓楽街の誘惑に
負けてしまうかも・・・。
まじめにご案内頂いている
岩永社長や吉元部長に
心の内を見せまいと
するどうしようもない
福永なのでした。（申し訳ありません！）
事務所と倉庫をまずご案内から
先ず到着後、
吉元部長に先導され事務所と
倉庫をご案内いただきましたが、
活気をうかがわせる事務所と
整理整頓された倉庫を拝見し、
キッチリ統率のとれた社風を
感じ取ることが出来ましたし、
それにもまして
感心したのが休業日の多さ。
岩永社長に
「あんた、
褒めるのそこかい！」
(関西風のつっこみ)
と、
突っ込まれるかもしれませんが、
わたくし的にはそれが大事。
メリハリある仕事と
従業員を大切にする
心遣いが出来なければ、
お客様を大切にすることは
なおのことできない。
それを実践している
こちらの会社は
素晴らしいなぁ・・と、
わが身を振り返り
伺った序盤から
心の中で猛省するはめに。
さて交流会にはいり、
まず岩永社長からあい営繕という会社を
立ち上げてからこれまでの歩みを
駆け足でお話頂きましたが、
【あい営繕/岩永社長】
その歩みは
現在の安泰な会社の姿からは
想像できない険しい道のり
だったようです。
そのような道のりを
乗り越えられたのは
もちろんご自身の努力に
よるものが大きいと
思いますが、
岩永社長は
全幅の信頼をおく
吉元部長の存在があると
強調されておられました。
その吉元部長。
ホームセンターのCAINZさんが
運営するメディアコンテンツ
「となりのとなりのカインズさん」で
「ゲジゲジを駆除して大丈夫？
益虫と言われる理由と侵入を防ぐコツ」
と題して、
ゲジゲジの駆除方法を
監修している
害獣・害獣防除の防除の
プロフェッショナル。
ゲジゲジを駆除して大丈夫？益虫と言われる理由と侵入を防ぐコツ
【あい営繕/吉元部長】
現在、あい営繕さん安泰の一躍は
実直かつ長い実務の裏付けによる
技術力をもつ彼の存在があれば
こそなのかも・・・と、
私は感じました。
これまでの歩みから、
話は業界の現状へ！
で、話は
害獣防除業界の現状に移り、
現在の害獣防除業者は
全国に多数存在するが、
それぞれの業者のレベルの差が大きく、
お客様自身での選択が難しい。
特に
ホームページには
長期保証を大きく
宣伝表示しておきながら、
実際の契約や施工時には
「お客様宅は会社の
保証規約と違うため
１年保証しかできない！」
施工後、
再侵入があった場合などでも
「自分の会社が
封鎖した箇所のみ保証で、
その他の箇所から
侵入しているため
別途費用がかかります！」
など、
のらりくらりとお客様の
「わからない」を巧身に利用して
成果が出ない
防除施工を次々と繰り返す
悪徳業者の存在が
私たち業界自体の信用低下に
繋がる恐れがあると
憂いておられおられた
岩永社長。
私も同様に感じていた
内容の話をお聞きし、
その憂いは
きっちりお客様に
長期保証を提供する
あい営繕さんや
アスワットとの違いを
お客様に
どうわかっていただくか。
そんな難しい共通の課題にも
話はおよびました。
また、吉元部長からは害獣、
特にその中でも防除が難しい
シベリアイタチの再発率を
出来るだけ減らす技術力アップの
話題提供をいただき、
「ああでもない、こうでもない」
といった
ざっくばらんな情報交換を
お互いさせて頂きました。
交流会後の感想は？
話を終えての感想ですが、
私たちが携わる
動物に例えると
大所帯であらゆる防除を行う
あい営繕さんは、
二ホンテンのような
ジェネラリスト的なプロフェッショナル。
他方、
こじんまりした害獣防除のみに
携わる私どもアスワットは、
シベリアイタチのような
スペシャリスト的なプロフェッショナル。
当然、規模も違えば、
事業に対する考えも違います。
しかし
業界内に心ない業者が
多く存在する中、
「すべてはお客様のために」
という根っこの考え方は
両社とも完全に一致しており、
地域は違えども技術力が高く、
同じ価値観を共有できる
同業者さんがいることに
私は非常に心強く感じられました。
今回の交流会は、
あい営繕さんから
害獣防除研修依頼の
ご要望がきっかけでしたが、
私どもアスワットは、
これからの事業計画を
進めるにあたって
あい営繕さんからの
ご要望にお答えすることが
できないことが心苦しく、
せめてお伺いして
直接お断りの説明をさせて
いただかなければと、
実は気の重い訪問でした。
しかし、
正直に岩永社長、
吉元部長にお伝えすると、
その内容に対して
ご理解・快諾して頂き
ホッとした同時に、
お二人から
いろんな話をお聞きして、
「研修させて
頂くにしても
本当に私がお教えする
ことなんてあるの？」
といったのが正直な感想で、
あい営繕さんが
関西エリアの害獣防除の業者
でなくて良かったぁ！と、
内心胸を撫でおろすほどの
技術力がある業者さんだと思いました。
最後は握手で再会を約束
「辛子明太子」のように
辛口でありながらも懐深い
味わいを感じさせ人を魅了する
岩永社長。
そして
「ぬか炊き」のように
そのコクと旨みが相手を
引き立たせるいぶし銀のようのな
吉元部長。
私から見れば
この業界では
大先輩にあたる方々と
２時間強の短い面談でしたが、
お互いにブログ掲載の写真を
撮り忘れるほど濃厚で
有意義な時間を
共有することが出来ました。
コロナ禍以降、
WEB会議など
便利なツールが普及し、
面と向かって話しする
機会が減りましたが、
やっぱり人は互いに直接会って、
その表情や息遣いなど感じながら
話を聞くことが相手を知る
一番の近道のような気がします。
交流会後、岩永社長じきじきに
小倉駅までお送りいただき、
固い握手でお互いの再会を約束し、
わかれました。
岩永社長、吉元部長。
この度はお世話になりました。
またいろいろ勉強させて頂き、
良きライバル会社、
良き協力会社として、
今後とも末永く
お付き合いお願い致します。
北九州地域で
シロアリ、害獣を
はじめととする
害虫・害獣にお困りの方、
ご相談してみてください。
気持ち良い対応、
キッチリとした施工をして頂けますよ！
で、
関西の家屋侵入する害獣で
お困りの方はアスワットへ
ご相談下さいね！
（一応、私の会社の宣伝も
しておきます・・・苦笑）
PS. あっそうそう！岩永社長、
お土産に頂いた「ぬか炊き」。
お酒のあては当然ながら、
お茶づけにもとても
美味しく現在、マイブームです！
ありがとうございました。
アスワットのこれまでの取り組み
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