今回は『イタチの縄張りとマーキング、そして駆除効果』という記事のご紹介!
最近のお問い合わせで
「イタチは
縄張り意識が強くマーキングし、
他のイタチ寄せ付けない。
なので侵入しているファミリーさえ
全て捕獲すれば侵入がなくなると、
業者に言われ依頼したが
次々に捕獲され侵入が止まらない。」
「イタチの天敵の尿成分を含む
忌避剤を屋根裏や家の周囲に
散布すればイタチの侵入が
なくなると言われ使用したが
全く効果がない。」
という内容でアスワットへイタチの完全駆除を
ご依頼されるお客様が多くなりました。
う~ん、害獣駆除専門業者の立場からすると
そのようにお客様に説明する業者さんや、
そういった効果をうたう薬剤販売店、
少し違うんじゃないかな。。。という思いが。
先日、別件の打ち合わせでお会いしたアスワット顧問・渡辺茂樹先生にそんな事を聞いてみると、
『縄張り意識が強いとか
天敵のニオイで来なくなるなんて、
非常に人間的な考え方ですね。
動物の中で縄張り意識を
一番強く持っているのは
人間じゃないかな。
少なくともイタチなどの
哺乳類の動物は
もっと緩やかだと思うけど。』
ついでにイタチのマーキング(ため糞)に関してのアスワットでの考え方は、
排せつ行為であることはもちろんのこと、
餌場や暑さ、寒さをしのぐ場所など
立ち寄り所に対する目印の意味の他に、
『ワタシ、ここに来ましたよ』
という自己主張の証。
要するに名刺がわりの様なもので、
そのニオイ興味を持ち、
いろんな個体のイタチが
入れ代わり立ち代わりやってきて
交尾の時期(イタチでは2月後半~6月中旬)に
オスとメスが出会うお見合いの場所に
なっているのではないかと考えています。
まとめ
かなり緩やかで、天敵のニオイによる
忌避効果はほとんど期待できない。
利用しての駆除効果はほとんど無い
これからイタチ駆除を
自分でしようと思われている方、
駆除業者にこれから
依頼しようとお考えの方、
以上のことも参考にしながら駆除を
進めてくださいね。
少しでもイタチ駆除のお役に立てば幸いです♪