内気な兄と陽気な学習障害の弟
それぞれに不登校な兄弟と過ごす
穏やかな日常の記録や
ヒューマンデザインについて発信しています。
元医療職から起業して投資やコンサルを経て
「どこまでも自分らしくあること」を求めた結果
今はヒューマンデザインアンバサダーとして活動しています。
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自己紹介①臨床検査技師から起業して退職を決めるまでの記事はコチラ
自己紹介シリーズ今日でおしまいです!!
福岡伸一さんの著書『世界は分けてもわからない』を読んで、「あぁ、わたしは人生というパズルの作り方を変えたのかもしれないな」と思いました。
一旦立ち止まるまでの私は、ジグソーパズルを外側の枠から作ろうとしていたのだと思います。「この画像を完成させたい」というのを最初に描いて、まずは4隅のピースを、次に枠部分となる四辺のピースを探すところから始めます。このやり方だと逆算思考を働かせ、効率よくパズルを作っていくことができます。普通のパズルなら、最後の1ピースが気持ち良くはまるのだと思います。ただ、自分の人生においてはそうではないのだと思いました。
最初に「こんな形を作りたい」と決めて作り始めても、自分の周りにあるピースと外側のピースが全然合わなくてなかなか形にならなかったり、最後のピースがどうしてもはまらなかったりしました。
そこで、新しいパズルの作り方を試すことにしました。まずは自分というたった1ピースから始めて、その1ピース似合うピースを手探りで探していくやり方です。目に入ったもの、手に触れたもの、なんだか合いそうなものから、とても合うとは思えないようなものまで、手当たり次第に探っていきます。自分に合わせてみて、ぴたりとハマったらまたそれに合うピースを探していきます。
このやり方は効率はよくないけれど、自分に合うものから身につけていくことができます。ズレや違和感を感じることなく、自分というものの形を確認しながら人生というパズルを組んでいくことができるのです。また、目指すべき枠が無いおかげで、自ずと自分の心からの願いに気づくことができるようになりました。「出会うべくして出会ったんだな」と思えるようなタイミングで人やモノと出会えるようになりました。相変わらず私は何者でもなかったけれど、そんな自分を受け入れ、信頼できるようになりました。
「ああ、私はこうやって前に進んでいくのがいいのかもしれない。無理に外側の枠を作る必要はなかったのかもしれない。」
そんなふうに感じていた頃に出会ったのが、ヒューマンデザインでした。ヒューマンデザインは中国の易経や西洋占星術を基にした個性分析ツールの一つだけれど、その背景にある世界観や概念そのものが、「たった一つのピースから自分の世界を作っていく」という生き方に似てるなと感じたのです。
無数にあるピースの中から、自分に合うものを選ぶやり方はとても時間がかかかります。既に形ある枠に合わせていく方が、効率も良いし「既に成功している誰かと同じ形」が作りやすいです。だけど、その形が自分に合うとは限らないし、自分が心から求めている形でもないかもしれない。ヒューマンデザインは、たった一つの「自分」というピースに合う、その周りのピースを見つけていくための手がかりを教えてくれるものでした。また、そうやって自分に合うものを集めていくことで、他の誰とも違う自分だけの形を作っていけるのだということを教えてくれるものでもありました。
去年の10月から1年間ヒューマンデザインのことを勉強して今はリーディングを提供していますが、ヒューマンデザインでやっていることは「唯一無二の存在であるその人に、ぴたりとはまるピースを見つけるお手伝い」だと思っています。ヒューマンデザインを知ることで、自分に合うピースに出会うための手がかりを知ることができるから。それは、枠から埋めていく生き方の人にとっては違和感の解消に役立つだろうし、たった一つの自分に合うピースから見つけていく生き方の人には方向性を示す灯台のような役割を果たすだろうと思っています。
ところで、私の人生のパズルはというと、まだまだどんな画が出来上がるのか想像がつきません。枠から作ろうとしていた時のピースは一度全部バラしてしまったし、たった一つの自分というピースから始めた部分もまだ形になるにはほど遠く、いまだ小さな塊にすぎません。ただ、自分のパズルがどんな色を持っていてどんな画になっていくのか、少しずつ見えてきたような気もしています。それは、毎晩寝る時に「今日1日幸せだったな」と布団に入って、朝目覚めた時に「今日1日をどう過ごそう?」という喜びで始まる、日1日の営みとともにこれからも形作られていくんだろうなと思っています。
自己紹介を書いてみたら、思いのほか長くなってしまいました。全部読んでくださった方がいたら、本当に嬉しいなと思うし、そういう方とはきっとどこかでご縁が繋がるんじゃないかな?なんて思ったりもしています。
最後まで読んでくださってありがとうございました。またどこかでお話しできる機会がありますように。
自分の設計図がわかるヒューマンデザインってなに!?という方はコチラへ。
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長男が小5で不登校になり、9ヶ月かけて登校
できるようになるまでのプロセスを、7万文字の
記事「不登校の海」にまとめました。
この投稿は、数あるエピソードの一つです。
また今回、新たに次男が学習障害から不登校に
なったことや中学に入ってからの長男の取り組み
について、新たに追記しました。
↓↓↓
https://resast.jp/subscribe/235201
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進級進学を控えたこの時期に、同じような境遇にいる方の不安が少しでも軽くなるよう、お役に立てればと思います。
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どうか必要な方に届きますように。
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