内気な兄と陽気な学習障害の弟
それぞれに不登校な兄弟と過ごす
穏やかな日常の記録や
ヒューマンデザインについて発信しています。
元医療職から起業して投資やコンサルを経て
「どこまでも自分らしくあること」を求めた結果
今はヒューマンデザインアンバサダーとして活動しています。
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昨日、ちょっと胸熱なことがありました。
中2長男の通うフリースクールでの、ハロウィンイベントでのこと。
10月といえば運動会シーズンですが、子どもたちが通っているフリースクールもオルタナティブスクールも運動会はありません。
私も少し前までは、子どもたちが当たり前に学校に行って、当たり前に運動会に参加するものだと思っていたから、4年前に長男(当時小5)の長男が学校に行けなくなったときは「なんとかして運動会だけでも参加させてあげたい」って思っていました。
ちょうど付添登校してた時期で会議室までは入れていたので、長男といっしょに運動会の練習をこっそり見学したり、家でソーラン節の練習を家族みんなでやったりしてました。(おかげで私も今でも踊れる😆)
結局、運動会の当日一緒に参加することはできなかったけれど、見学してクラスのみんなと一緒に集合写真だけは撮ることができたのでした。
頑張って見学した5年生の運動会も、また学校に行けるようになって当たり前に参加できた6年生の運動会も、「ああ、よかったな」って当時の私は思ってました。
だけど、中一で再び不登校になり、同じく次男も小学校を不登校になって、学校に所属しないことに慣れた今は運動会に対する「参加させたい」という思いも無くなったみたいです。「慣れる」ってすごいですね。以前はあんなに「運動会に参加させたい」って思ってたのに!
今思えば、私だけ必死になってたけど長男はそれほど参加したいわけじゃなかったかもなぁ、って振り返っています。
「みんなと同じことを同じようにできなきゃいけない」と、私1人がこだわってたのだろうなと。
昨日のハロウィンイベントでは長男がバンド演奏をしたのですが、彼がギターを弾く姿を見て特に感じました。
毎日欠かさず練習している大好きなギターで、友達と一緒に大好きな曲を演奏している長男は、本当に本当に嬉しそうだったから。
思わず笑ってしまうというような笑顔で、ギターを弾いていたから。
その姿を見て、「本当にやりたいことをやれてる人ってこんな顔するんだ…」って、ハッとしました。
これまで参加した運動会も楽しそうではあったけれど、彼のこんな表情は絶対に見られませんでした。「楽しくて嬉しくて仕方がない様子」がひしひしと伝わってきました。
ギターを弾く以外にも、ライブでは黙々と機材の準備をしたり、他の子が演奏するときも楽しそうにリズムに乗っていました。
フリースクールで彼は自分の役割を見つけて、いろんなことを自分で選択しながら過ごしているようです。
今日は長男のそんな姿が見られて、彼の居場所はここなんだなって、あらためて感じました。
一緒に行った夫は、「ずっと泣きそうだった」と話してくれました。
私も、全く同じ気持ちでした。
あ、でも小学校時代の運動会も、とってもとっても良い思い出です‼︎
いろんな資質や特性を持つ子が自分の個性を発揮できる場が増えるといいなと思っています😊
自分の設計図がわかるヒューマンデザインってなに!?という方はコチラへ。
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長男が小5で不登校になり、9ヶ月かけて登校
できるようになるまでのプロセスを、7万文字の
記事「不登校の海」にまとめました。
この投稿は、数あるエピソードの一つです。
また今回、新たに次男が学習障害から不登校に
なったことや中学に入ってからの長男の取り組み
について、新たに追記しました。
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進級進学を控えたこの時期に、同じような境遇にいる方の不安が少しでも軽くなるよう、お役に立てればと思います。
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