最近SNSでも良く見るのが
「中学に合格しました！」
「大学に合格しました！」
という、合格報告！！！
国立はセンター試験も終わって
2次試験の勉強真っ只中ですが
私立はもう、合格の通知がどんどん届いている頃
ですもんね（＾＾）
今のところ受験予定の無い我が家。
（小4と年中男子です）
まだまだ人ごとなので
思わず「おめでとうございます～♪」と
手放しで喜びながら
人様の報告にコメントする日々です(笑)
ただ、このおめでたい話題と同時に聞かれるのが
教育資金や学費のお話。
先日も、娘さんの海外留学が決まった知人が
「今から学費を試算します」と
登校しておられました（切実…）
実際、私もこの時期良く聞かれるのが
学資保険の話。
実は、投資講座を始めてから
一番聞かれるのが
「学資保険って入った方がいいですか？」
という質問なんです。
教育資金は
人生の3大出費の一つ
ですもんね。
それに備えたいと思うのは
当然のこと。
そこで出てくる学資保険ですが
「学資保険」そのものがどういうものなのか？
よくわかっていない方も多いようです。
子連れで郵便局や銀行の
窓口に行ったりすると
「利回りがいいので」と
学資保険のパンフレットを
渡されたりしますよね。
「定期預金よりは増えますよ」
なんて言われると
「入った方がいいのかな？」と
思うのも、無理はないかもしれません。
で、私の答えはズバリ
「人（条件）による」
「目的による」
なんですけどね。
郵便局や銀行ですすめられるから
勘違いしがちなのですが…
あれは、あくまで「保険」です。
保険ということは
親に何かあった場合の「保障」が
ついていますよね。
もし、既に生命保険や
家を購入した時の団体信用保険に入っているなら
わざわざ保障のついた学資保険に入る必要があるかどうか？
考える必要があります。
また、気になる返礼率について。
正直なところ、今の日本の学資保険て
あんまり「返礼率」には
期待できません。
なぜなら、
日本の金利自体が低いから！！
保険でお金が増えるって
どういう仕組みか、
考えたことありますか？
保険会社がお金を上乗せしてくれる・・・
訳ではもちろんなくて！！
（何なら保険会社の収益は保険料に含まれる手数料ですよ）
もちろん保険会社が
預かった保険料を運用して
返戻金に上乗せしてくれる
という仕組みです。
何で運用するか？というと
円建ての保険なら、日本国債。
ドル建ての保険なら
海外の国債や投信です。
いま日本の金利がこれだけ低いのに
日本国債で運用していて
それほど増えるはず
無いですよね？
今、学資保険はじめ
国内の保険商品がどんどん外貨建てに切り替わっているのは
日本が低金利だから、です。
じゃあ、ドル建ての学資保険ならいいのか？
というとそうでも無くて、
ドル建てなので為替リスクがあるし
何よりも！為替手数料がかるんです。
（契約書に小さい文字で書いてあります(笑)）
というわけで、
保険という保証も含めて
銀行より少しでも増えたらいい
というスタンスなら、学資保険もありかな？
と思います。
学資保険とは別に
生命保険や医療保険に入っていて
まとまったお金をしっかり育てたい…
というならば、
学資保険は対象外、だと思います。
もちろん、我が家は後者なので
学資保険には入っていません
学資保険に限らず、ですが
やっぱりお金のことは
「なんとなく良さそうだから・・・」ではなくて
しっかりメリットとデメリットを見極めて
選びたいですね(^^)
それでは今日も
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