皆さま、こんにちは!
めちゃくちゃ旬が過ぎてしまった話ですけど、
先々週末の3連休中、
IGRいわて銀河鉄道&青い森鉄道で
こんな魅力的な列車が運行されたようです。
盛岡駅~青森駅間を直通する臨時快速列車でした。
青い森鉄道のHPより転載。
同様の臨時快速列車は
それ以前の3連休中にも運行されてたみたいですね。
臨時快速列車は
盛岡駅~青森駅間を3時間弱で運行。
そこで思い出すのは
東北新幹線が開通する以前に運行されていた
国鉄時代の急行列車です。
「速達タイプの急行列車」として知られていた
電車急行「くりこま」の所要時間が
ほぼ、この臨時快速列車と一緒なのですよ。
しかもこの臨時快速列車、
メロディーチャイム付きの車内放送が流れたり
セミクロスシートの車両が就いていたりと、
かつての急行列車を
リスペクトしたものになっているんですって。
この列車、乗りたかったなぁ。
今日はIGRいわて銀河鉄道・いわて銀河鉄道線から
青山(あおやま)駅の訪問記です。
東北本線が第三セクター化されたのちの
平成18年に開業した駅でした。
明治時代に開業した駅が数多く存在する
いわて銀河鉄道線の中で、
平成生まれの青山駅は新参の部類ですが、
バカに出来ない点がありまして…
3階建ての駅舎に注目!
3階部分にはなんと、
IGRの本社が入居しているのです。
故に駅施設がとても充実してるのでした。
1階にはカフェレストラン「びすとろ銀河」がありました…
が、今年の3月に閉店してしまったらしい。
自分が訪れた日は
お盆休み期間中だったためか、
「びすとろ銀河」はお休みでした。
地元の皆さまが集う人気店だったはずですけど、
なぜ閉店しちゃったのでしょう?
それにしてもスイーツの安さときたら。
パルフェは700円の値を付けても
バチが当たらないと思いますよ。
青山駅は県道沿いの狭い敷地に設けられたために
駅前広場はありません。
真上を東北新幹線の高架が通る関係から
様々な方向からの出入口が設けられてます。
こちらは県道の正面に設けられた青山南口。
利用数が一番多い出入口はここかな?
ここを入ると
IGR系列の旅行会社がありました。
東北新幹線の高架の脇に設けられた青山北口です。
そして跨線橋を渡った先にある
構内の反対側に位置する前九年口(東口)。
この向きには
青山北口と並行して設けた上堂口がありました。
何を言っているのか
さっぱりわからんという方は、
下の構内図をご覧くだされ。
駅舎内に出入口がある青山南口以外の出入口は
シェッドで覆われているため、
こんな景色をあちらこちらで見ることが出来ます。
トンネル好きな駅ファンの皆さまは
ワクワクすること間違いなしですぜ☆
改札口を抜けてホームに入ります。
青山駅は2本の相対式ホームを持つ駅です。
真上を東北新幹線が並走してましたよ。
平成18年に開業した青山駅ですけど、
過去にもこの位置に駅があったそうで。
正確には信号場ですけど、
昭和35年から昭和40年までの5年間、
列車の行き違いを目的にした
青山信号場が存在していたとのこと。
様子が知りたくて
国土地理院のサイトに掲載の航空写真を見ると
ありました!
下は東北本線の複線化を目前にした
昭和40年撮影の写真ですが、
信号場時代の駅舎もバッチリ写りこんでました。
たぶん、これが駅舎かと。
駅舎から伸びる構内踏切や
短いホームも写り込んでいるので、
信号場時代の駅舎で間違いないと思います。
この場所に現在は青山駅の駅舎があるワケでして…
地元の皆さまも
信号場が廃止されてから41年後に
まさか駅が設けられるとは
思ってもいなかったでしょうね。
最後は青山駅を発車する電車の写真で〆ます。
冒頭に書いた臨時快速列車ですが、
年明けの1月、2月にも3連休がありますけど
復活しませんかね?
次回運行される際は絶対に乗りますので。
国鉄時代の急行列車を知る
オッサンホイホイな列車だと思っているのは
自分だけでしょうかね?
青山駅(平成29年8月14日)
いわて沼宮内駅
一戸駅
↓(目時駅方面)
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