皆さま、こんにちは!
平成18年に上映された「待合室」って映画をご存知ですか?
申し訳ありませんが、自分はこの映画の存在はりませんでした。
IGRいわて銀河鉄道の小繋(こつなぎ)駅を舞台にした映画らしい。
映画にも登場した雪景色の小繋駅に行ってきましたよ。
小繋駅は明治37年に開業した小繋給水所が起源で
明治42年に駅に昇格したそうです。
駅舎はコンクリート製の土台を持つことから、
戦前に建てられた2代目駅舎ではないでしょうかね?
自分は映画の存在を知らずに小繋駅を訪れましたが、
駅舎に入り装飾を見て映画の舞台であることを知りました。
映画のレビューによると、
駅に備え付けられた駅ノートから物語が始まるようです。
ノートには記される人生の苦痛や悩み…
それらの書き込みに対して
励ましの返事を書き続けた駅前の酒屋のお母さんの物語だとか。
実話に基づいたストーリーだそうですが、
このレビューを見ただけで涙が出てきちゃいましたよ。
ロケは実際に小繋駅で行われたそうで、
その様子を伝える写真が駅舎の中に飾られておりました。
ドラマにも登場する駅ノート「命のノート」。
こちらは現在でも、ドラマに登場した過去の記帳分まで
自由に閲覧することが出来ます。
これ、映画を見たら絶対に泣かされるでしょうよ。
公式サイトに「東北地区で20万人が涙した」と書かれてましたし…
近所のツタヤでは貸出しはなくアマゾンでポチりましたが
見たら感想をブログにアップしますので。
良作でしたら皆さんもぜひ、年末年始のお楽しみにポチってくださいね。
小繋駅の駅設備は完全なる豪雪対策仕様です。
小繋駅はかつては、列車の待避線を持つ
相対式&島式ホームによる複合2面3線構造でしたが、
待避線は整理され、相対式ホーム2面2線に改められたようです。
撤去された構内配線を眺めたかったですけど…こんなん無理だわ。
線路はここから標高448メートルにある奥中山高原駅まで登上します。
この間にある十三本木峠は古くからある急勾配の難所でした。
小繋駅は、そんな勾配に備えるための給水所だったんでしょうね。
現在は粘着性能が高い交流電化されたために、
電車がこの区間をスイスイ登ってゆくのだからスゴイ。
以上が映画の舞台になった小繋駅でした。
駅前にはノートに励ましを記した酒屋さんがあります。
届いたDVDを見た後に訪れる機会があったら
その場で涙しちゃいそうな予感…
年齢が50に近づいてきた途端、涙もろくなったのはなぜだろう?
青山駅
好摩駅
いわて沼宮内駅
小繋駅(平成26年3月15日)
一戸駅
金田一温泉駅
↓(目時駅方面)
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