皆さま、こんにちは!

 

平成18年に上映された「待合室」って映画をご存知ですか?

申し訳ありませんが、自分はこの映画の存在はりませんでした。

IGRいわて銀河鉄道の小繋(こつなぎ)駅を舞台にした映画らしい。

映画にも登場した雪景色の小繋駅に行ってきましたよ。

f12110/IGRいわて銀河鉄道・小繋駅

小繋駅は明治37年に開業した小繋給水所が起源で

明治42年に駅に昇格したそうです。

駅舎はコンクリート製の土台を持つことから、

戦前に建てられた2代目駅舎ではないでしょうかね?

 

自分は映画の存在を知らずに小繋駅を訪れましたが、

駅舎に入り装飾を見て映画の舞台であることを知りました。

f12112/IGRいわて銀河鉄道・小繋駅

f12113/IGRいわて銀河鉄道・小繋駅

映画のレビューによると、

駅に備え付けられた駅ノートから物語が始まるようです。

ノートには記される人生の苦痛や悩み…

それらの書き込みに対して

励ましの返事を書き続けた駅前の酒屋のお母さんの物語だとか。

実話に基づいたストーリーだそうですが、

このレビューを見ただけで涙が出てきちゃいましたよ。

 

ロケは実際に小繋駅で行われたそうで、

その様子を伝える写真が駅舎の中に飾られておりました。

f12116/IGRいわて銀河鉄道・小繋駅

f12117/IGRいわて銀河鉄道・小繋駅

 

ドラマにも登場する駅ノート「命のノート」。

こちらは現在でも、ドラマに登場した過去の記帳分まで

自由に閲覧することが出来ます。

f12114/IGRいわて銀河鉄道・小繋駅

f12115/IGRいわて銀河鉄道・小繋駅

これ、映画を見たら絶対に泣かされるでしょうよ。

公式サイトに「東北地区で20万人が涙した」と書かれてましたし…

近所のツタヤでは貸出しはなくアマゾンでポチりましたが

見たら感想をブログにアップしますので。

良作でしたら皆さんもぜひ、年末年始のお楽しみにポチってくださいね。


小繋駅の駅設備は完全なる豪雪対策仕様です。

ホームに進入する通路にも雪囲いが備え付けられてました。
f12118/IGRいわて銀河鉄道・小繋駅

 

小繋駅はかつては、列車の待避線を持つ

相対式&島式ホームによる複合2面3線構造でしたが、

待避線は整理され、相対式ホーム2面2線に改められたようです。

f12119/IGRいわて銀河鉄道・小繋駅

f1211a/IGRいわて銀河鉄道・小繋駅

 

撤去された構内配線を眺めたかったですけど…こんなん無理だわ。

f1211d/IGR・小繋駅
標高328メートルの位置にある小繋駅。

線路はここから標高448メートルにある奥中山高原駅まで登上します。

この間にある十三本木峠は古くからある急勾配の難所でした。

小繋駅は、そんな勾配に備えるための給水所だったんでしょうね。

現在は粘着性能が高い交流電化されたために、

電車がこの区間をスイスイ登ってゆくのだからスゴイ。

 

以上が映画の舞台になった小繋駅でした。

f1211c/IGRいわて銀河鉄道・小繋駅

 

駅前にはノートに励ましを記した酒屋さんがあります。

届いたDVDを見た後に訪れる機会があったら

その場で涙しちゃいそうな予感…

f12111/IGRいわて銀河鉄道・小繋駅

年齢が50に近づいてきた途端、涙もろくなったのはなぜだろう?

 

 

訪問駅リスト(第三セクター線 私鉄線 ほか)

IGRいわて銀河鉄道いわて銀河鉄道線

 

盛岡駅(平成26年9月23日)

青山駅

厨川駅(平成28年1月1日)

巣子駅(平成29年8月14日)

滝沢駅(平成29年8月16日)

渋民駅(平成26年9月23日)

好摩駅

岩手川口駅(平成28年1月1日)

いわて沼宮内駅

御堂駅(平成26年3月15日)

奥中山高原駅(平成28年8月12日)

小繋駅(平成26年3月15日)

小鳥谷駅(平成26年3月15日)

一戸駅

二戸駅(平成31年4月19日 )前編 ・後編

斗米駅(平成26年3月15日)

金田一温泉駅

↓(目時駅方面)

 

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