皆さま、こんにちは!
お盆中は雨が続くな…と思っていたら、再び夏日が戻ってきました。
今日も日中は、気温が30度近くまで上がるそうですよ。
こうなると涼しい日々が恋しくなってきますが、雪の日だけは勘弁です。
駅探訪したくても、肝心の駅が見えなくなっちゃいますからね。
IGRいわて銀河鉄道・御堂(みどう)駅です!
この記事を編集しているだけで、涼しい気分になってきちゃいました。
相変わらず単純だな、自分は。
御堂駅は大正7年に開業した御堂信号所を
沼宮内駅から一戸駅にかけて、
最大23,8パミールの連続する急勾配が続く十三本木峠(中山峠)。
昭和43年の複線化・電化前は蒸気機関車の3重連が見れることで
鉄道ファンの間では有名なスポットでした。
この区間には列車を行き違いさせるための信号場や
列車速度を保持させるためのスイッチバックが数多く作られまして、
御堂信号所(→信号場)もそんな中のひとつでしたの。
昭和34年に駅に昇格しておりますので、
駅舎はおそらく、その際に建てられたものかと。
御堂駅は窓口で硬券切符が販売される
全国的に見ても稀少な簡易委託駅なのですが、
窓口営業は朝7時から10時30分までの3時間半だけなんですって。
ということは、このストーブに当たれるのも朝の3時間半だけってことか…
何はともあれ、駅員さんが不在な時間帯でも
その雰囲気は感じることが出来ます。
綺麗に並べられたパンフレット類、無人駅じゃ、こうはいきませんよね。
それでは、涼を求めて御堂駅構内にれっつらご~!
線路間には列車を待避させるための中線が設けられておりましたが、
昼間の特急・急行列車が廃止された今は撤去された模様。
…雪が積もっていて、その様子はさっぱりわかりませんわ。
2本のホームを結ぶ跨線橋です。
ぐにゃぐにゃの握り棒、握り具合いヨシ!
下り線ホームには駅舎を1/4スケールにしたようなカタチの待合室があり、
興味がふつふつと湧いてきましたけど…
行く手を阻むものアリ!
積雪が深すぎて待合室に入るのは断念しちゃいました。
真夏の今だったら、上半身裸になってダイブしていたのにね。
なお、御堂駅の北側3,5キロの地点には御堂観音があり、
これが駅名の由来になったそうです。
平安時代の征夷大将軍・坂上田村麻呂が祀った観音像だそうで、
観音像が祀られている境内の湧き水はなんと、
北上川の源流でもあるらしいです、すごいわ!
そんなことで、観光要素も高いし、見渡す景色も素晴らしい御堂駅。
でもでも、駅探訪を楽しみ日だけは雪は勘弁してくだされ。
青山駅
厨川駅
巣子駅
滝沢駅
好摩駅
岩手川口駅
いわて沼宮内駅
御堂駅(平成26年3月15日)
奥中山高原駅
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金田一温泉駅
↓(目時駅方面)