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皆さま、こんにちは!

 

先週半ばに憩室炎を患ってしまい

週末に予定していた福井旅行を1か月延期しました。

原因は不規則な食事らしいです。

 

原因に身に覚えがあるといえば…

近所に激安な精肉店があるので

ことあるごとに大量のお肉をゲットし、

毎日、脂ギッシュな食事を摂ってたことです。

治療を開始し今日で4日目、

食生活を改善したら4キロも痩せましたよ。

これからも脂を控えた食事を続けますけど

冷蔵庫の中にある大量のお肉はどうしよう…?

 

今日は4年前に訪れた

東北本線・有壁(ありかべ)駅の訪問記です。

大正13年に開業した駅でした。

この駅は、駅舎はともかくとして…

 

駅周辺の景色に風情があり、とてもイイのです。

古風な旅館や商店が並んでいるのですよね。

奥に見えるのが有壁駅でした。

 

駅側から見るとこんな感じです。

 

駅のそばを横断する道路は

この先で国道4号線有壁バイパスと交差する県道187号線。

画像に写る高架橋は国道バイパスではなく

東北新幹線ですので、念のために言っておきますね。

自分はここで引き返してきちゃいましたが

有壁地区の真骨頂はこの先にあったらしく。

県道を右折した先には

江戸時代に藩重臣が移動の際に宿泊した

「旧有壁宿本陣」があるんですって。

当時使われていた宿場を見ることが出来るのに…

ブログでは何度も言ってますが、

下調べは重要です。

 

そんな環境の中にある有壁駅。

JR移行後もしばらくは

開業当時に設けられた駅舎が使われてましたが、

平成10年に簡易駅舎に建て替えられたとのこと。

岩手県内のJR駅でよく見かける仕様のコレです。

 

駅舎内はご覧の通りでした。

 

隣りにある駅便(駅の便所)の方が立派とか

言っちゃいけませんからね。

 

すぐそばには、有壁駅の接地に尽力された

佐藤庄助先生の銅像がありましたよ。

 

先生は有壁駅を接地する際に資材を投じたほか、

先の県道の敷設にも尽力されたそうです。

衆議院議員として2年間活動されたそうですけど、

今の政治家の皆さんにも

目に見える改革を実現してほしいです。

増税はかんにん。

 

それでは構内を眺めましょう。

有壁駅は相対式&島式ホームによる複合2面3線構造…改め、

中線が廃止されたために

現在は単式ホームを2面持つ構造でした。

2本のホームは跨線橋で結ばれてます。

 

こちらの跨線橋、

戦後(昭和30年代?)に設けられたモノでしたが

使われている支柱に注目くだされ。

レールが用いられているのですよ。

 

支柱に使われている刻印を見ると、

国産製に交じって輸入レールも多数あり。

下は1922年製造のテネシー(米国)製のレールでした。

レールの製造年が1922年(大正11年)で

駅の開業年(大正13年)と見事に一致しますが、

跨線橋が造られたのは戦後だったはず…

駅の建設部材として持ち込まれたレールが

長期保存されていたのか、

それとも他所から持ち込まれたレールなのか?

こんな謎解きが駅趣味の醍醐味だったりします。

 

謎と言えばこちらも。

旧・島式ホームに古い待合室があるのですけど、

壁に貼られている駅名標に注目です。

ぱっと見た感じは

JR東日本の公式的な様式に見えますけど…

なぜアルファベット表記にハイフンが入ってるのでしょ?

 

普通はこちらの表記ですよね。

 

そしてそして…謎をもう一個だけ。

駅舎の東側には朽ちた貨物ホームがありました。

有壁駅では昭和57年まで

貨物の取り扱いがあったそうです。

 

有壁駅にどんな貨車が出入りしていたのだろうと、

国土地理院のサイトに掲載中の

古い航空写真を見ると、

貨物ホームに無蓋車(トキ15000?)が2両写る

昭和37年撮影の写真がありました。

バラスト輸送なのか、

それとも木材の出荷に就いてたのか?

 

謎はそれではなくて、

昭和22年に撮影された下の写真をご覧ください。

旧2番線ホームに停まるこの列車って

なんだと思います?

この時代にはコンテナ貨車はないはずですし、

直方体が連なる列車の正体が気になってましたよ。

 

他にも島式ホームが古い石積みに対し、

駅舎寄りのホームが新しめなブロック積みな理由も

知りたかったですけど、

この辺りは地震が多発していた地域なので

補修された形跡と、勝手に判断しました。

最後は謎ばかり投げましたが、

有壁駅は風情ある街並みが徒歩圏内で楽しめる

ステキな駅でした。

…駅舎はアレですけどね。

 

 

 

 

 

訪問駅リスト(JR線)

東北本線 

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新利府駅(平成24年7月9日)

利府駅

陸前山王駅(平成25年4月23日)

国府多賀城駅

塩釜駅

松島駅(平成21年11月2日 ・新駅舎画像:平成24年3月10日)

愛宕駅(平成21年8月16日)

品井沼駅(平成22年6月6日)

鹿島台駅(平成22年6月6日)

松山町駅(平成27年9月3日)

小牛田駅

田尻駅(平成21年7月8日)

瀬峰駅(平成24年4月7日)

梅ヶ沢駅(平成24年4月7日)

新田駅(平成24年4月7日)

石越駅(平成22年6月13日) ・新駅舎(平成27年10月22日)

油島駅(平成31年4月21日)

花泉駅(平成31年4月21日)

清水原駅(平成24年9月15日)

有壁駅(平成31年4月21日)

一ノ関駅

↓(山ノ目駅・盛岡駅方面)

 

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