皆さま、おはようございます!
自分、青森県の魅力にはまってからは、
何かと東北本線の普通列車に乗車する機会が増えたのですけど、
(新幹線に乗らないの?っていうツッコミは嫌っすよ)
石越駅、知らぬ間に駅舎が新しく建て替えられていたんですね。
東北本線・石越(いしこし)駅です!
東北本線の宮城県側にある最北端駅で、
JR東日本・仙台支社の最北駅でもありました。
こちらは平成22年6月にお邪魔した時の写真ですが、
平成23年7月の新駅舎の使用開始に合わせ、
写真の旧駅舎は解体されてしまったようです。
なお現在はホームの改良工事が進められているようで、
そんな石越駅ですが、明治23年4月に開業した駅でしたよ。
相対式と島式ホームによる2面3線構造で、
国鉄時代には貨車の留置線もありましたが、
現在は大部分が整理されたようです。
話しは変わって、石越駅と聞いて忘れちゃいけないのが、
かつて石越駅から細倉鉱山まで延びていた栗原電鉄の存在です。
栗原電鉄、前身は軽便鉄道の栗原軌道で、
細倉鉱山から産出される鉱石輸送によって繁栄、
昭和30年には改軌されて、国鉄と貨物列車の連絡を果たしましたの。
昭和62年の細倉鉱山の閉山によって貨物列車は廃止され、
石越駅で見ることが出来た濃硫酸列車も姿を消してしまいました。
東北本線を行く、でっかな三菱マークを付けた細倉鉱山常備のタンク車、
一ノ関駅側に広がる空き地が、国鉄と栗原電鉄との連絡線の跡地です。
貨物列車の廃止後も、この連絡線の上にはしばらく、
用途廃止になった電気機関車が留置されていたのを
今でもしっかりと覚えておりますよ。
って言うか、その時の写真があったはずなのに見当たらん…
小学館「国鉄全線各駅停車②東北530駅」より
一方の栗原電鉄の石越駅ですが、
長らく放置されていた駅舎も平成20年には解体されており、
それにしても、今さらの話ですが
もっともっと栗原電鉄を見ておくべきでした。
社会に出てから栗原電鉄に向かったのは、
平成7年に気動車化される直前にお邪魔した1回っきり。
今さら悔いても仕方が無いので、
☆お ま け☆
石越駅の跨線橋には100前(1912年)に製造された、
テネシー製の古レールが使われておりますよ。
(跨線橋の竣工年は昭28年でした)
・チャチャワールドいしこし(石越駅近く)で保存中の栗原電鉄の車両たち。
訪問駅リスト(JR線)
東北本線
↑(福島駅方面)
仙台駅
東仙台駅(平成26年7月21日) ・新駅舎(平成28年2月28日)
岩切駅
利府駅
国府多賀城駅
塩釜駅
松島駅(平成21年11月2日・新駅舎画像:平成24年3月10日)
小牛田駅
石越駅(平成22年6月13日) ・新駅舎(平成27年10月22日)
油島駅
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一ノ関駅