皆さま、おはようございます！
前回のブログで、アニメ「ゆるキャン△」に登場した
身延線・甲斐常葉駅の訪問記をUPしました。
（前回のブログもぜひチェックくださいね）
【まったり駅探訪】身延線・甲斐常葉駅に行ってきました（平成27年12月29日）
ちなみに甲斐常葉駅がアニメに登場したのは第８話でのこと。
この回ではこんなシーンも登場したのですよ。
はだかじま…裸島駅？
いえいえ違います、波高島駅ですからね。
「波高島」はこの地にリアルに存在する地名で、
元々は畑作が盛んだったことから付いた地名「畑ヶ島」が
いつの日か、富士川が急流で「波が高く島のように見える様子」から
「波高島」に変わったとのこと。
近くにヌーディストビーチがあるのではないかと邪推した皆さん、
山梨県は海がありませんので念のために言っておきます。
そんな波高島駅には自分、今から3年半前に訪れてました。
上にUPした駅名標の画像に写り込んでる
オレンジ色のポールの正体が気になりましたので、
訪問時に撮影した写真をチェックしたのですけど、
あれ？ポールが見当たらないのですが…
よくよく見たら裏表が逆だったようで。
そこで反対側から撮った写真を見直すと…
ありましたよ！
ポールの正体は後方確認用のミラーでした。
今のアニメって、ここまでリアルに再現しているんだ。
アニメファンが「聖地巡礼」でロケ地を周りたくなる気持ち、
わかるような気がしますね。
さて、そんな波高島駅は身延線の前身である富士身延鉄道の手により
昭和２年に開設された駅とのこと。
駅舎は私鉄時代から使われてる木造駅舎だそうですよ。
その証拠に建物財産票の写真もUP。
左側にも何かが貼られていた形跡が見えますけど、
国鉄時代の建物財産票でしょうかね？
ただし残念なことに、自分が訪問する１か月前に新駅舎が竣工して、
木造駅舎は解体されてしまったんですって。
木造駅舎の左側に見えるのが新駅舎なのですけど…
ずいぶんと小っちゃくなっちゃったなぁ。
波高島駅は無人駅なのでサイズの小ささは仕方がないか？
今の時代、列車の到着時刻はネットで簡単に調べることが出来るので、
駅の待合室に滞在する機会自体が稀ですもんね。
旧駅舎は柵が張られて中に入ることは出来ませんので、
柵の外から中を撮影します。
自分がこの駅舎を見ることが出来るのもこの日が最後ですから。
「こんなんだったら木造駅舎が現役の頃に波高島駅を訪れたかった…」
と悔やんでいたのですが、構内を覗くと
その後悔はよりデカいモノに変わりまして…
その理由はのちほど。
新駅舎を抜けると構内踏切が現れその先にホームがありました。
波高島駅は列車の行き違いが可能な島式ホーム１面２線構造です。
身延線内の列車交換が可能な駅はこの配線が基本。
相対式ホームを持つ駅は、身延駅以北の甲府口では見られません。
さてさて、波高島駅をもう少し早い時期に訪れたかった
もうひとつの理由ですが、ホームで何やら工事が行われてたのです。
これってひょっとして…？
何かが撤去された感じ？
後で知ったのですけど、甲斐上野駅に現存するモノと同タイプの、
富士身延鉄道時代に建てられた待合室が
ここにも存在していたんですって。
ちなみにこちらが甲斐上野駅の待合室です。
待合室と上屋が一体化した富士身延鉄道のオリジナルデザイン、
これはぜひ見てみたかったなぁ。
構内には、やはり私鉄時代に立てられた鉄製架線柱がありましたが、
こちらも姿を消す日が近いかもしれませんね。
架線柱が愛おしくて、思わずナゼナゼしちゃいました。
かわいいのぅ かわいいのぅ
こうしてこの日の波高島駅探訪は終了。
身延線内の駅巡りは身延駅以南が未訪問ですので、
波高島駅にも近い時期に再訪したいと考えてましたが、
今はどのような姿に変わったのでしょうかね？
私鉄時代の面影がわずかでも残っていると嬉しいのですけど。
↑（富士駅方面）
柚木駅
竪堀駅
入山瀬駅
富士根駅
源道寺駅
富士宮駅
西富士宮駅
沼久保駅
芝川駅
稲子駅
十島駅
井出駅
寄畑駅
内船駅
身延駅
波高島駅（平成27年12月29日）
↓（甲府駅方面）
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