皆さま、おばんです！
今晩は２年前の冬に訪れた
身延線・国母（こくぼ）駅の訪問記です。
この日は青春18きっぷを使って身延線を旅していた自分。
旅の予定上、甲府市内で宿泊したくて市内のホテルを予約したら
最寄り駅がここ、国母駅になってまして、
この日は宿泊先から駅まで歩いて来たのです。
国母駅は甲府駅の５つ隣にある駅で、この時は
「市の中心部からずいぶん遠い場所に宿泊予約しちゃったな～」
とか思ってましたけど、
おかげで国母駅のことは、非常に強く印象に残ってましたよ。
旅をしてから２年が過ぎましたけど、
今でも自分、国母駅周辺は地図なしで
国道やスーパー、ホテルまで歩いて行けますぜ☆
国母駅は昭和３年、身延線が国有化される以前の
富士身延鉄道時代に開業した駅だそうです。
駅舎は私鉄時代に建てられた木造駅舎に代わって
昭和11年に建て替えされたモノだそうで。
国母駅は無人駅で出札窓口はシャッターで閉ざされてましたけど、
Wikiによれば、年に一度の花火大会の日だけ開くんですって。
なんかスゲーや。
自分が国母駅を訪れたのは平日の朝のことで
普段でしたら学生さんで賑わっているのでしょうけど、
この日は年の瀬が迫った12月29日。
さすがに待合室には誰もいませんでしたね。
駅舎を出ると構内踏切があり、ここからホームに進入出来ました。
さてさて、国母駅は所在地に注目です。
国母駅はすごくユニークな場所にある駅でして、
甲府市と巨摩郡昭和町の２つの市町に跨って設けられてたのです。
地図で見るとこんな感じ。
ホームが２つの市町に跨って伸びているのがわかりますかね？
構内を境に表裏で市町村が異なる駅は全国各地にありますけど、
境界線が縦断している駅は意外に珍しいのではないかしら？
それでは、なぜ駅のど真ん中に市町の境界があるかというと…
上の写真にご注目ください。
ホームの下を川が流れていているのが見えますかね？
実はこの川が市町の境界だったのです。
駅舎（正しくは駅長室かな？）があるのは昭和町側。
これが理由で国母駅は昭和町を所在地とする駅でした。
ホームの大部分は川の手前側（甲府市内）にあるってのにね。
ホームは身延線内では標準的な、
列車の行き違いが可能な島式ホーム１面２線構造でした。
駅舎が改装され、何もかもが新しくなったように見える国母駅ですけど、
ホーム上の待合室は昭和35年築。
国鉄時代に設けられたモノでしたよ。
待合室の中には木製のベンチが設置されてましたが、
見ての通り、座面にはかなりキツめの傾斜が付けられております。
試しに座ったら、後ろにひっくり返りそうになりました。
これが面白くて、誰もいない待合室で高笑いしてたのですけど…
50近くにもなって
年末をこんな過ごし方してていいのか、自分？
誰もいないのだからいいですよね。
ちょい前は、旅中にビジネスホテルを利用することが多くありましたけど、
※大好きな東横インは今でも宿泊してますからね！
最近は面白くて、健康ランドや
トラックステーションの宿泊施設を利用する機会が増えました。
最近は昭和レトロなラブホにも興味津々な自分。
エアシューターで料金を支払うホテルとか、今でもあるのかな？
これ、今は知らん子たちも多いでしょうけど。
↑（富士駅方面）
柚木駅
竪堀駅
入山瀬駅
富士根駅
源道寺駅
富士宮駅
西富士宮駅
沼久保駅
芝川駅
稲子駅
十島駅
井出駅
寄畑駅
内船駅
身延駅
国母駅（平成27年12月29日）
↓（甲府駅方面）
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