皆さま、おはようございます!
今朝は3月15日に開業したばかりのこちらの駅の訪問記です。
青い森鉄道・筒井(つつい)駅です!
東青森駅から1.3キロ、青森駅から4.5キロの地点に誕生した駅でした。
高架線上に設けられた駅で、平成23年に改築された野内駅
(駅の位置が大きく移動している事実上の新駅)に似た、
相対式2面2線構造の高架駅でした。
上の写真は八戸・目時駅方面の上り線ホーム入口で、
(野内駅の訪問記もぜひチェックくださいね)
筒井駅は野内駅には無かった階段の上屋、
更に待合室(上下線階段の中央にあります)まで備わって
駅設備が格段に向上していることがわかります。
筒井駅は雪深い青森市内の駅ですから
これの設置を待ち望んでいたお客さんもさぞ多いのではないかと。
なんたって、筒井駅が開業したこの日は3月も半ばだっていうのに、
これ、かまくらが簡単に作れちゃうレベルでしょ。
その他にも、エレベーターに風除室が設けられていたり、
その風除室の扉も自動化されていたりとバリアフリー対策も万全!
で、この筒井駅が開業に至った経緯ですけど、
駅の目の前には筒井中学校、その奥に筒井小学校、
そして青森高校と、学校が集中しているエリアなのです。
中でも遠方から通う生徒が多い青森高校にとっては、
ここに駅が出来ることは永年の祈願だったそうで、
これまでも、青森高校OBの皆さんらによる
新駅設置に向けての積極的な働きかけがあったのだとか。
筒井駅の駅名標に”青森高校前”が付くのも、
なお、筒井駅は県道40号線と交差する位置にあり、
クロスする地点には新たにバス停も設置されて利便性はバツグンでした。
しかし、手狭な敷地に駅を設けたために、
ワンマン運転時の後方確認とか、
社員さんたちは列車の傾きを心配されてたみたいですが…
いやいや、このカーブは鉄道ファン的にはとても魅力的なんですぜ。
上下の線路間に適度な空間があり、
しかも架線柱が煩くないので編成写真を撮るには持ってこいなのですよ。
寝台特急や貨物列車が行き交う青い森鉄道線、
新たな名所が誕生したかもしれませんね。
最後に、筒井駅開業日の朝は学校は休みだったようですけど、
駅の様子を見たくて多くの高校生が筒井駅を見に来てました。
「すご~い!学校がこんなに近い!」
「きれいな駅!」
「早くここから電車に乗ってみたい!」
皆さんの話を聞いていると、
総じて筒井駅の開業が歓迎されているのがわかります。
自分は地元の人間じゃありませんが、
こんな話を聞くとついつい嬉しくなっちゃいますよね。
そして到着した電車を見てひと言。
ツッコミどころはやっぱりそこなのね。
こんな感じで開業日を迎えた、青い森鉄道の筒井駅でした。
新型車両の青い森703系電車もこの日から導入、
青い森鉄道の新時代の幕開けですよ。
(筒井駅開業当日の様子もぜひチェックください)
祝・青い森鉄道筒井駅開業!青森の都市構造はこの駅から変わる!
↑(盛岡駅方面)
筒井駅(平成26年3月15日)
↓(青森駅方面)
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