皆さま、こんにちは!
今年もやって来ましたよ。
青い森鉄道・向山駅愛好会が主催する年に1度のお祭り、
おらんどの駅祭り(えぎまづり)です!
向山駅愛好会のブログはこちらから。
開催日はは10月26日(日)ですぞ。
向山駅愛好会・仙台支部長という名の宴会要員、
今年もはりきりますよ。
それにしても、10月半ばは長野県に行く予定だし、
10月19日は青い森鉄道まつり2014もあるし、
仕事の休みが欲しいわ~
個人的には古い木造駅舎も好きですけど、
高度成長期に建てられた、
機能一点張りのRC造りの駅舎にも萌えてましたよ。
今回はそんな駅舎を持つ、こちらの駅です。
青い森鉄道・剣吉(けんよし)駅です!
明治24年の東北本線全通から遅れること6年後の、
明治30年に開業した駅でした。
間もなく開業120周年を迎える、大変歴史のある駅なのですけど、
見ての通り駅舎は丈夫な鉄筋コンクリート造りのモノです。
青い森鉄道に点在するこの手の駅舎は、
東北本線の全線複線電化が完了した
昭和43年前後に建て替えられたものが多いようですね。
見るからに、昔はたくさんの駅員さんがいた駅なんだろうな…
と感じさせる剣吉駅ですけど、
同じ仕様の駅舎を持つ目時駅 、向山駅 、清水川駅が
無人駅になってしまったのに対し、
剣吉駅は現在も駅員さんが駐在されてるのです。
だから冬に訪れても暖かいんですよね。
自分、暖さえ取れれば何時間でも駅にいれちゃうので、
実にありがたいです。
それだけではありません。
駅舎内には書庫(桃季文庫)があって読書も出来ちゃうし、
ちなみに並んでいるのは難しい本ばかりです。
漫画が1冊あったかな?「まんが日本の歴史 卑弥呼」だったような。
駅マニア向けに油庫もある。
鉄板が貼られてますけど、形状的には明治期に造られた煉瓦造りの油庫ではないかしら?
そして、コンテナマニア向けに国鉄C11の廃コンテナまであるときた!
すみません、コンテナマニア向けに用意されたものじゃないです。
更には駅前には、風情ある街並みが残っていて、
駅舎内には地元の皆さんの俳句も飾ってあり、
どこを見てもステキな剣吉駅でした。
「ゴロリンと転がるりんご口むすび えものねらいの包丁デビュー」(向山さん作)
奥が深いっすね。
だから観光名所がとてつもなく遠くても、
剣吉駅は十分に楽しめちゃうのでした。
徒歩1時間…自分にはムリムリ。
そんな剣吉駅、かつては相対式と島式ホームによる2面3線構造で
特急列車の退避も行われていたようですけど、
東北新幹線八戸駅延伸以降、不要となった中線は撤去されたようで。
なお、写真の所々に写っている跨線橋は、
剣吉駅の東西を結ぶ自由通路・あじさい通路だそうです。
おニャン子世代の自分的には「あじさい橋」であってほしかった。
このあじさい通路、剣吉の街並みが望めて、
なかなか良い景色が楽しめちゃうんですよ。
通路内もなかなかユニークな感じです。
そのためか、ママさんたちがチビッコを連れて
行き交う電車を見るために来られてましたっけ。
剣吉駅を含め、魅力たっぷりな駅だらけの青い森鉄道。
10月の3連休と18・19日に使用出来る、
IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道共通の2日間有効のフリーパス、
「IGR・青い森鉄道 鉄道の日フリーきっぷ」を販売するそうです。
通常ですと、
東北新幹線(自由席)・新青森~盛岡間往復で11,220円
青森~盛岡間を在来線往復で10,960円かかるところ、
なんと3,000円で乗車出来ちゃうとか。
この時期は秋の乗り放題パスの有効期間内でもありますので、
思わぬお得な旅ができちゃうかも。
ちなみに自分は仕事…くやしいのうくやしいのう。
訪問駅リスト(第三セクター 私鉄線 ほか)
青い森鉄道
↑(盛岡駅方面)
三戸駅
剣吉駅(平成26年3月9日)
野辺地駅
小湊駅
↓(青森駅方面)