皆さま、おばんです!
明日ですが、今年初めての遠出をしてきます。
…といいましても、毎度おなじみの青森なんですけどね。
明日の天気予報は曇りのち雪だとか…
今年こそは、雨男の汚名を返上しようと思っていたのに。
お昼前頃には現地に到着する予定でした。
明後日が晴れマークなのが、せめてもの救いかな?
この2日間、じっくりと青森を満喫してきますぜ☆
そんな晴れ渡った青森に思いを馳せながら、
青い森鉄道・北高岩(きたたかいわ)駅です!
大正12年の開業当時の木造駅舎が残る駅でした。
最近は、駅舎が取り壊されて簡易待合室だけになった駅が増えましたけど、
懐かしい雰囲気を留める駅舎が残るだなんて、
北高岩駅、ステキすぎじゃありません?
どうでもいい話ですけど、
昭和58年頃の北高岩駅の写真が載っている本を見ながら、
ブログを打っていたのですが、
駅前に並ぶプランター、30年前から並んでいるものっぽいですよ。
北高岩駅、物持ちがいいっすね~
プランターのことはともかくとして、
北高岩駅の真ん前に生えている大木、イチイと呼ばれる木でして、
イチイの手入れはもちろんですが、
無人駅だというのに、こんなにきれいにお花が咲いているんですよ。
青い森鉄道の駅活スタッフの皆さま、本当にご苦労様です。
そんな北高岩駅ですが、相対式と島式による複合2面3線構造で、
中央の2番ホームが、かつて運行されていた優等列車の通過ホームでした。
この構内配線は、この辺りの駅ではよく見られるものでして、
盛岡駅~八戸駅間の待避線を持つ駅は、大半がこの構造になってるようですね。
もともと単線であったこの区間、昭和43年のダイヤ改正に合わせて
ほぼ同時期に複線化させたために、
いずれの駅も同じ構内配線になっているのだと思われ。
さてさて、北高岩駅にはでっかなモーリーくんがいるんですよ。
北高岩駅は2本のホームを結ぶ跨線橋とは別に、
駅舎とは反対側にある国道104号線に出るための
2つの跨線橋がある珍しい駅なのですよ。
駅舎を通らずに外に出るための跨線橋…
JR移行後の無人駅にあるあるな話ですが、
実はこれ、国鉄時代には既にあったみたいで。
この跨線橋、もともと駅自体が小高い場所にあるために、
国道や蛇行する馬渕川、
そして東北新幹線をも願望できる絶景スポットだったりします。
もはやここが、駅の入り口とはわからぬ感じに。
しかも国道に出れる場所が、やたらと遠い。
一応言っておきますけど、この細い道のためにあの跨線橋があるのでした。
こちらの入り口の利用客も多いようですけど、
いっそのことモーリーくんは跨線橋のこちらの面に描かれていた方が
よかった気もするのですが (;^ω^A
新幹線の停車駅である八戸駅から、たった1駅電車に乗るだけで
こんな素敵な木造駅舎に出会えちゃう青い森鉄道。
そんな青い森鉄道を満喫出来るよう、明日は雪に見舞われませんように。
青い森鉄道
↑(盛岡駅方面)
三戸駅
北高岩駅(平成24年10月21日)
野辺地駅
小湊駅
↓(青森駅方面)