皆さま、おはようございます!
来月・11月18日に、
青い森鉄道・向山駅の駅舎内にある、向山ミュージアム
(1周年を機に向山ミニミュージアムから改称しました。)
の、1周年記念イベント「おらんどの駅祭り」が催されます。
この日は自分もスタッフとして参加させて頂きますが、
ひとつ、自分には目標がありまして、
なんとかこの日までに、
青い森鉄道の全駅を回れないかと考えていたのですよ。
そんなことで、一昨日も数駅にお邪魔させて頂きました。
今回はその中の、こちらの駅をご紹介したいと思います。
青い森鉄道・小柳(こやなぎ)駅です!
国鉄がJRへの移行が迫った昭和61年11月、
お隣の矢田前駅 とともに開業しました。
駅の周囲には、次々と新しい団地が建ってるようで、
まだまだ発展しそうな小柳駅周辺でした。
それにしても駅舎(待合室)
プレハブなんですね (ノДT)
ほとんど変わらない位の大きさなんですもん。
いくら無人駅でも、これはちょっと淋し過ぎでした。
同じ日に開業した矢田前駅と比べても、
なんだか貧相な感じがするし。
でも、これには何か訳ありな気が。
これについては、後ほど書きたいと思います。
小柳駅は相対式ホーム2面2線構造で、
元々カーブ状だった場所に駅が出来たために、
大きな弧を描く形状のホームが目立ちます。
上下線のホームを結ぶ跨線橋はなく、
西側に3分ほど歩いた場所にある地下道を通って、
意外とこれが、遠いのなんのって…
(千曳駅ほどじゃありませんが)
こんな感じで、何かと中途半端な造りが目立つ小柳駅でしたが、
先に書いた通りに、
これには大きな理由があるのではないかと思ったのですよ。
小柳駅から東青森駅側を見ると、
東青森駅のヤードを近くまで見ることが出来るのですが、
そこから手前側には、
やたらと広い架線柱が建ち並んでおりました。
線路もやや南側にずれて、小柳駅のホームに続きます。
実はこれ、
東北本線がかつては北側(画面右側)にあった遺構なんです。
昭和50年に撮影された航空写真を見ると、
元の線路の遺構は、小柳駅のホームからも見ることが出来ますよ。
昭和61年の小柳駅建設に合わせて、
線路の場所が、やや南側に移されたようなんですけど、
この理由はずばり、
将来的に小柳駅は、
橋上駅舎を持つ立派な駅舎に生まれ変わる!
計画があったのではないかと。
その時の用地確保のために、線路を移設したのだと推理しました。
ホームと団地の間には、大きな空地がありますが、
ここに将来の、駅舎予定地だたんじゃないでしょうかね?
矢田前駅とは違い、跨線橋が作られなかった理由も、
そんなところにあったんだと思います。
そうだとすれば、
駅の設備が仮設っぽく感じたのも頷けますよね。
小柳駅が開業してから、時はすでに26年が経過、
国鉄は昭和62年に民営化され、
更に一昨年には第3セクター化されてしまいました。
当時の予定がどのようなものだったかはわかりませんが、
青森市内のベッドタウンとして、
今後もますます重要な役割を果たす小柳駅。
いずれ、より使いやすい駅に生まれ変われることに、
期待したいと思います。
本当に、反対側のホームに渡るの大変でしたから (;^ω^A
青い森鉄道
↑(目時駅方面)
野辺地駅(平成24年9月8日)
狩場沢駅(平成24年10月14日)
清水川駅(平成24年10月14日)
小湊駅(平成24年10月14日)
西平内駅(平成24年10月14日)
浅虫温泉駅(平成24年10月14日)
野内駅(平成24年10月14日)
小柳駅(平成24年10月14日)
東青森駅(平成24年10月14日)
青森駅(平成24年8月26日)