皆さま、おばんです!

 

自分、駅のこのが大好きで、

毎日のように駅の記事を書いておりました。

いつかは全国の駅紹介をやってみたいのですけど、

1日1駅のペースでやっていくと、30年近くもかかるようで…

気長に、のんびりとやっていきますので、最後までお付き合いくださいね。

 

今回ご紹介するのは、こちらの駅です。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c02050

青い森鉄道・小川原(がわら)駅です!

近隣にある小川原(がわら)湖から命名された駅なのですが、

どういうわけか、湖と駅では呼び方が違うんですね。

 

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c02055

青森・上北町駅方向を見た小川原駅ホームと、

 

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c02056

目時・三沢駅方向を見た小川原駅ホームです。

 

小川原駅は相対式2面2線構造の無人駅。

終戦間際の昭和19年に開場した小川原信号場が、

昭和28年に駅に昇格して、現在の小川原駅になったんですって。

この辺りの事情は近隣の向山駅や陸奥市川駅に近いものがありそうですね。

 

で、駅にあるものはというと…歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c02051

下り線ホームにはトイレを兼ねた待合室と、

 

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c02053

上り線ホームには、国鉄時代から残る待合室があるだけでした。

小河原駅が開業した当時は有人駅だったんでしょうけど、

当時の建物や構造物はすべて撤去されてしまったようで、

昔を偲ぶ遺構は見つけられませんでしたのよ。

 

ちなみに現在の、小川原駅の上下線ホームは、歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c02052

昭和43年の東北本線複線化とともに建立された、

近代的な跨線橋によって結ばれております。

東北本線はヨンサントウ(昭和43年10月)ダイヤ改正によって、

長距離列車の高速化が図られましたけど、

それによって近代化された駅も多いようですね。

 

信号場時代…というか、かつて単線であった東北本線を偲ぶ遺構がないかと、

駅構内をいろいろと探し回ってみたのですが、

残念ながら、それっぽいものは見つけることが出来ませんでした。

ただですね、小川原駅から南に500メートルほど進んだ位置に、

それと思われるものがあったんですよ。

 

こちらは小川原駅上空をグーグルマップで見た画像です。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c02059

 

この小川原駅から三沢駅方向(下側)に視線を移すと…

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c02058

わかりにくそうですので、緑線で色付けしましたけど、

現在では使用されなくなった片渡り線が残っているのでした。

 

もともと単線であった東北本線。

現在の下り線(画像左側の線)が

東北本線開業時から使用されている線路で、

この渡り線を使って、上下線の分離が行われていたのでしょう。

 

手元の資料では、昭和57年時点で既にこの分岐は使用されておらず、

以来、現在でも放置されたままになっているようですが…実態はいかに。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c02057歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c02054

この周辺では、

東北本線の高速化によって使用されなくなった低規格な古レールや、

木製の枕木(この言い方はちょっと変ですね)が、

駅の構内で使われているのをよく見かけます。

じっくりと見渡せば、まだ他にも新たな発見があるかも知れませんね。


訪問駅リスト(第三セクター 私鉄線 ほか)

青い森鉄道 

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諏訪ノ平駅(平成24年10月21日)

剣吉駅(平成26年3月9日)

苫米地駅(平成24年10月21日)

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八戸駅(平成24年10月21日)

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小川原駅(平成23年10月16日)

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小柳駅(平成24年10月14日)

東青森駅(平成24年10月14日)

筒井駅(平成26年3月15日)

↓(青森駅方面)


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