なまはげも、年末に秋田の男鹿半島の山からおりてくる神や霊で、これも「マレビト」の一種ですな。
当ブログでは、「下降型」「スターピープル」「土星の箱を壊す天王星」「冥王星を出入口にしてやってくる、太陽系の外の(天体に象徴される)存在」という話をよくしてきました。
どうも、日本には昔から そういうことを「マレビト」と呼んで研究していた人がいるらしいのです。
それで、最近は その人が研究していたことについて調べものをしているよ。
YouTubeにあった折口信夫氏に関する動画、「未来から来た古代人シリーズ」を見ました。
これによると、春分、夏至、秋分、冬至という季節の節目には お祭りやなにかしらの行事がある地域が多いみたい。
特に、冬至はなまはげみたいに 神の荒々しい性質がやってくるような行事が多いみたい。
鬼の風貌だったり やけにこわい格好をしていたり。
それは、冬至ということで 陰陽みたいなもののバランスが偏っているから、その偏った形で現れたものなんだって。
神さまや魂にいろいろな側面があるうちの、荒御魂(あらみたま)みたいなことか。
春分や秋分は その偏りがないので、神さまが穏やかな形でやってくるような行事が多いみたい。
季節の節目というと、時間と時間の変わり目で、「地球のゆるゆるポイント」ということです。
地球の物質ゴリゴリのところには 神さまは降りてこられないけれど、物質としての存在のしかたがゆるいところ、地球のゆるゆるポイントには 神さまは降りてこられる。
時間の節目、季節の変わり目、断層のような土地と土地の変わり目、関節のようなつなぎ目などなど…
恒星パランのしくみと同じですな。
こんなふうに、星占いと近いしくみのいろんなことがあります。
星占いだけじゃなく、いろんなアプローチができることが分かる豊かさよ…!
そうして再び星占いを見てみたら、前には見えなかったものが見えるかもしれないですな。
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秋田のBOOKOFFで気になっていた2冊を見つけられて購入。
『アースダイバー』は、先ほどの動画で折口信夫氏のことを解説していた 中沢新一氏です。
松村潔先生の動画でも ときどき中沢氏の名前が出てきます。
中沢氏といえば、15年くらい前につくば市の図書館でこの本を読んで「この先生おもしろい…!」となった一人でもあります。
スターピープル もとい マレビトのことが学問の分野にあったなら、その周辺のことも 学術的にどのような言葉で語られているのか見えてきたらおもしろいな。
使える言葉が増える。スピリチュアル語じゃない言い方でも話すこともできるようになる。うれしい。
『サピエンス全史』は、オタキングの岡田斗司夫氏と 精神科医の名越康文先生という、やはり私が尊敬するスーパーおもしろい方々が 口をそろえて声を大にして「この本はやばい!」「おもしろい!」と言っていたものです。
先輩方が こんなにおもしろく活躍されているのが、なんだかすごく頼もしくうれしいのでした。
かっこいいおもしろい先輩に出会えるのって、希望や祝福と似たなにかだなぁと思っているよ。
それにしても、知の巨人のような先輩ばかりで 畏怖・畏敬ですよ。
余談:
「爆笑問題のニッポンの教養シリーズ」のこと。
お笑い芸人の爆笑問題のお二人が いろんな分野の大学の先生や 研究者さんにインタビューしていくテレビ番組がありました。
本には、テレビでは公開しなかったやりとりもたっぷり書かれています。
私が一番好きなのは 深海の話です。