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なかしん公式ブログ

~A型理系男子の取扱説明書~

こんばんは、なかしんです。

 

いきつけの店から「VR30DDTT用3.2㍑化キットと、ボルトオンタービンキットの発売前ユーザーテストに協力して欲しい」との要請があり、3月中旬から2週間ほど車を預けておりまして、昨日帰ってきました。

某メーカーの発売前テストで「サーキットを頻繁に走るユーザーでモニターしたい」との事で、いきつけの店がメーカー代理店になっている縁で声がかかった次第です。

まぁ毎月サーキットを走るアホな400Rは滅多にいないですからね。。。

・試作品の写真、データは載せない。

・社名、店名は出さない。

という条件でブログアップ許可を頂きました。

 

今回のメニューは

試作ピストン&コンロッド&クランクKIT、

 

試作ボルトオンタービンKIT、

試作高圧燃料ポンプ、

と、ECUの現車セッティングです。

 

タービンは・・・見えません(笑)

 

メーカーとの約束で数字を出せませんが、※00psの大台に乗っています。勿論ブーストアップで出せる500ps台ではありません!

 

モニターテストの条件は以下です。

・期間は4か月。

・可能な限り多く富士本コースを走る。

・ECU監視装置を装着し常時ログを取る。

・サーキット走行時はメーカー担当者も立会う。

・終了後は試作パーツを復元(返却)する。

・謝礼として販売開始後に量産品を頂ける。

タービンがへたってきた自分には渡りに舟です。

 

街乗りの範囲内では低速がスカスカという事はなく、至って扱いやすい特性です。早く富士で全開テストしてみたいです。

ワクワクが止まりません!

 

2025年4月1日 なかしん

 

という事で、今日の日記は全部ウソです(爆)

エイプリルフールにつきご容赦くださいw

3.2L化キットは無理でも、手頃なボルトオンタービンKITはHKSかTRUSTがリリースしてくれると信じています。ハイフロータービン高いですからね~。

こんばんは、なかしんです。

 

先日の日記A052はブレーキ・キラー! Fr PAD 4ヶ月で散るでも書きましたが、タイヤをA052に替えたら、ブレーキ負荷が高すぎてPADが消しゴムの如く減るようになりました。。。

2,755kmでPAD交換はキツい(滝汗)

ブレーキ冷却性能向上を模索していた矢先、ロール対策で偶然見つけたRZ34 NISMOスタビに、

 

ブレーキ導風板があるだと!?

情報元:日産HP

光の速さで買いました。

エアガイド右:41182-6GR1A 1個 7千円弱
エアガイド左:41183-6GR1A 1個 7千円弱

クリップ:41184-6GR0A 4個で3千円弱
ナット:01221-00361 8個で千円ちょい

合計1万7千円くらいでした。

 

スタビの両端にこのように付きます。↓左側。

 

裏から留めるクリップの向きに注意が必要です。

 

エアガイドを装着したスタビ全体像。

 

このエアガイドは、RZ34 NISMO用フロントスタビ専用品です。スタビ部番等は前回日記をご覧ください。400R用スタビはRZ34 NISMOより2mm細いので、400R純正スタビにはエアガイドは装着できません。

試しに400R純正スタビにエアガイドをつけたところ、スタビとクランプに隙間ができてしまい、グラグラして固定できませんでした。

 

車につけるとこんな感じです。

さすが日産純正、最初から装着されていたかのような自然な佇まいです。

 

RZ34とはホイールのリム幅/インセットが異なるので、フル転舵+バウンド状態でエアガイドとホイールの隙間を念押し確認しました。この慎重さがA型理系男子。

ホイールとエアガイドの隙は十分でした。

 

先ほどの日産HPの記載を見る限り、RZ34 NISMOはバンパーやアンダーカバー、フェンプロ形状を工夫してブレーキエアガイドの効果を高めているようなので、400Rにポン付けだと完全に活かし切れないとは思いますが、少なくとも無いよりはマシだ・・・と思いたいです。

 

ブレーキでやれる事は全部やり切ったので、あとはサーキット走りまくるだけです。

暖かくなり今冬のタイムアタックシーズンは終わりですが、次の冬に向けオフシーズンにしっかり走り込みたいと思います。

 

2025年3月12日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

今日はフロントスタビを強化品に交換しました。

剛性、部番等を纏めましたので参考になれば幸いです。

 

フロントスタビ強化の目的は、富士スピードウェイのロール抑制です。

2か月前のブログ4代目サーキットタイヤはグリップが別世界だった件でも書きましたが、タイヤをA052に替えてからコーナリングスピードが異次元に突入し、ロール過多で、

タイヤとフェンプロが強干渉(激汗)

 

ロール抑制のため当初はZ1 MOTORSPORTのフロント強化スタビを検討していたのですが、

 

たまたま見かけたベストカー記事で、RZ34 NISMOのスタビが強化されている事を知りました。
兄弟車だから400Rに流用できる・・・かも?
と考え、イチかバチかで購入したところ、
ビンゴ!
レイアウト、同じでした!よしっ!
 
気になる剛性を速攻チェック。
パイプ径が太くなっていると共に、
板厚も厚くなっていました。
 
剛性は断面二次モーメントIという指標で比較する事ができ、外径と内径で計算できます。
 
400R純正はI=18,458
(学生時代の関数電卓が未だに現役なのが凄い)
 
RZ34 NISMO純正はI=26,967
 
剛性は1.46倍でした。
 
リヤスタビはFUGA用(=スカイラインNISMO用)流用で剛性が1.44倍になると書きましたが、この公式で算出しています。
 
400R比フロント1.46倍、リヤ1.44倍で一見丁度良いバランスのように感じますが、個人的には富士の高速コーナーのスタビリティー向上のためにはロール剛性はリヤ勝ちにしたいので、フロントの剛性UPに伴いリヤの剛性を更に高めたいところです。沼の底は深い・・・。
 
気になる部番とお値段は、
スタビライザー 54610-6GR0A 2万円くらい。

ゴムブッシュ 54613-6GR0A 2個で800円くらい。

これだけです。

 

スタビのクランプとナットは再利用可です。

 

交換作業は道具さえあれば初級レベルなので、雑ですが紹介します。リヤスタビ交換よりは邪魔なマフラーが無い分簡単です。

まずジャッキアップしウマにかけ、タイヤを外したほうが後々の作業がしやすいです。

 

エンジンアンダーカバーはここを抜けば外れます。

 

10mmソケットとクリップ外しが必要です。Bolt数が多いので電動ドライバは欲しいです。

 

ここを外せばスタビは取れますが・・・

 

スタビクランプはメガネが入らないので、14mmディープとスピンナハンドルが必要です。けっこう固いので、ロングスピンナハンドルがあると良いです。

 

スタビ両端は更に固い・・・。ネプロスの超ロングストレートメガネを使って左側は奮闘の末に外れたものの、右側は血管切れるくらい目一杯力を入れてもビクともせず。

400mmもある17×19mmの超ロングだよ!?

力みすぎてんぅ と思わず奇声が漏れ恐妻が様子見にくる始末。

と・こ・ろ・が!

インパクトで瞬殺(笑)

あっさり外れました・・・。

 

外した逆の順序で組んでいきます。

ブッシュは内側にグリスが塗ってありました。

 

スタビ本体、ブッシュの向きはこうです。

 

ち・な・み・に、

両端の板はブレーキ冷却用の導風板です。

この件は後日、改めてレポートします。

リンク先はこちら

 

車両取付を1人で作業する場合、

1.スタビ両端を仮締め、

2.スタビ中央をジャッキで保持しながら、

3.クランプを仮締め。

の順で作業すると1人でも楽にできます。

 

最後はタイヤをつけ、ジャッキを降ろし1Gで本締めですが、この作業が狭くて大変で、

本日2回目のんぅ出ました。

 

締結トルクはスタビ両端のM12は84N・m、クランプのM10は51N・mです。

最後にアンダーカバーを着けて完成!

2時間ほどの作業でしたがDIY楽しすぎます。

 

そのうちサーキット実走レビューをお届けします。

しかし今日は寒かった!

 

2025年3月8日 なかしん

 

---3月9日追記---

恐妻を乗せて買物に行ったところ、家から50mで

「乗心地悪くなってない!?」

鋭い指摘(激汗)

例えば左輪だけマンホールの凹を通過するような走行シーンで、スタビを強化すると左輪だけ単独で上下しにくくなり、車全体が左右に揺さぶられやすくなってしまいました。

操安性能 vs 快適性は永遠のジレンマです。

こんばんは、なかしんです。

 

昨年11月の車検でブレーキ消耗品を全て新品交換したばかりなのですが・・・

Fr PADが風前の灯!

18mmあった摩材がたった2mmだと!?

僅か4ヶ月、2,755kmで16mmも減りました。

消しゴムかよ(激汗)

リヤはこの間、2mmしか減っていません。

 

心当たりは・・・

やっぱ、これですね。

富士、250km超からのフルブレーキ。

A052は凄い減速Gが出るタイヤです。

ネオバAD09とA052の減速を比較してみると、

A052はNEOVAに対し、

①ブレーキ減速Gが高く、高Gで安定している

②ブレーキ開始点が遅く、短時間&短距離で一気に減速している

という事が解かります。

A052はNEOVAよりもグリップが高いため高G減速が可能となり、ブレーキ負荷が高い事がデータで明らかになりました。そりゃ、PADの摩耗も早くなるはずです。納得。

 

本日ケインズファクトリーで新品PADに交換してきましたが、今回も娘達がついてきました。うちの400Rはファミリーカーです。

こやつらの目的はドリンク。背伸びたな。

来月小6になりますが、パパのお出かけに何歳までついてくるかしら・・・。

 

PADはMX72 PLUSをリピート。

たった4ヶ月でこんなに減ったのか!

新品もあっという間に無くなるんだろうな。

 

新車から30,430kmで、8set目突入です。

6POTキャリパーにしたらPADが長持ちしたと喜んでいたのも束の間、A052でスピードレンジ上がったら消しゴムに逆戻りです。

本気でブレーキ導風板考えるか・・・。

 

2025年3月1日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

無料券を入手したので、久々に富士ショートコースを軽く走ってきました。Nariさん感謝!

富士ショートはガレージ使えて神です。

この日はドリフト走行枠の車が多かったですが、自分の走行枠は自分含めたった3台! 曜日と時間次第ですが、富士ショートは高確率で疑似貸切状態に遭遇できる神サーキットです。

安いし、めっちゃ楽しいし、空いているし、近いし、富士ショートはほんと神です。

暫くレーシングコースに没頭していたので、富士ショートは昨年5月以来、実に9か月ぶり!攻略を少し忘れてました(汗)

さんざん崇めておいて神様放置かよ!

A052でショートは初ですが、NEOVA AD09の36秒07を超えなかったら腕が劣化している証拠です。

で、結果は・・・

35秒49。Pilot Sport CUP2で出した自己Best35秒95を0.5秒近く更新し、サーキットタイヤの意地を見せました。

が、

ショートサーキットとA052の組合せは、熱がいろいろとヤバいです。

コースイン直前のタイヤ空気圧は

左前190 右前185

左後195 右後190(KPa)

に合わせましたが、あっという間に各輪240に達し、速攻でピットインし210に落としました。冬なのにタイヤの発熱が凄い!

尚、冷間時に右輪のほうが5kPa低いのは、左周りのサーキットは右輪の負荷が高く空気圧が上がりやすいからです。右周りのレーシングコースは左輪を5kPa下げます。

ホイールを「作った」件は後日・・・。

 

富士ショートはタイトコーナーの連続で、

スピードレンジ低く冷却風速を稼げず、

ストップ&ゴーの連続で冷える暇が無く、

登り坂でフル加速、

下り坂でフルブレーキと、

タイヤ温度、ブレーキ温度、油水温度が高止まりしやすい条件が惑星直列している高温サーキットです。しかもハイグリップのA052だと平均ラップタイムが速く、全ての温度上昇が早いので、タイヤとブレーキの損耗を心配し5分短い20分で走行を終了しました。ちょっと勿体なかった・・・。

異常摩耗なし。安堵。

個人的な体験談ですが、ショートコースはADVAN A052Pilot Sport CUP2のようなサーキット専用タイヤよりも、Pilot Sport 4SNEOVA AD09のような、ストリートスポーツタイヤのほうが楽しかったです。

好タイムが出れば嬉しいのは確かですが、

A:好タイムだが楽しめない

B:平凡タイムだが心底楽しい

どっちが良いかと聞かれれば、間違いなくBです。趣味ですので楽しまないと意味がありません。

A052は速過ぎてマシンダメージが気になり、いまいち心の底から楽しめませんでした。かといってA052で手を抜いて走るのもストレスです。

A052は本コース専用だな・・・。

タイヤとサーキットの奥深き相性!

 

おまけに写真の練習もしてきました。

フジと富士。カメラはFUJI。

 

ブリヂストンは使ってません・・・。

 

入門用ズームF4.0ではボケ味の限界。

 

400Rが引き立つ赤ハイライト。

FSWは写真の練習も最適でした。

 

信号待ちさえもドラマチックに。

 

2025年2月25日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

先日CARTUNEでピックアップされた写真、

スマホで撮ったものです。

小さい画面だと悪くないように見えますが、

拡大すると見れたものではないんですよね。

この1枚で一眼レフに戻る決心がつきました。

 

高校生~20代はカメラ小僧で、人生初バイトの稼ぎで買った初代 EOS KISSを、シャッターが壊れるまで使い倒しました。

20世紀末のフィルムカメラです。

富士リアラエースというフィルムの発色に惚込み、

写真にハマっていた時代がありました。

やっぱ写真って、いいよな・・・。

 

全部クルマだ(笑)

 

久々に、呼吸を止め光を切り取るような、真剣勝負の一枚を撮りたくなりました。サーキット沼で呼吸困難なのでこれ以上沼を増やすと酸素が足りませんが、

欲しいものは欲しい(爆)

こ・ど・も・か!

 

カメラに求めるのは、とにかく小型軽量で気楽に持ち出せる事。35mmは猫に小判なので各社APS-C最軽量モデルを一覧化しました。

あっ この瞬間がA型理系男子だね。

SPECには表れない特徴があり各社魅力的です。

 

ファインダーと内臓フラッシュが不要なので、軽量で条件に合う富士X-M5を更に調べたところフィルムシミュレーションという機能があり、

リアラエースが使える・・・だと!?

撮るしかないだろ。

 

という事で手元に来ました。はっや。

 

サーキットもカメラも富士なのは偶然です。

 

超グッドタイミングでNariさんから撮影会にお声かけ頂きました。感謝!

手前のIMPUL仕様のtakaさんはV37界では神業的写真技術で有名な方で、勝手に弟子入り(爆)

 

デジイチが初なので丁寧に教えて頂きましたが、

神:ISO感度を変えましょう。

な:えっ フィルム買う時に決めるのではなく?

神:RAW現像用のデータも残しましょう。

な:えっ JPEGだけではなく?

等々、知らない事だらけで驚きの連続で、

21世紀が来ました。

 

で、自分の写真がこの程度。出直してきます(汗)

 

写真の神様の一枚がこちら。

違うクルマかよ(滝汗)

ぐぅの音も出ません。

 

他にも格好良く撮って頂きました。感謝!

光と影の浅い呼吸さえ切り取る、絞りの魔術。

単焦点レンズの深遠な描写力に息を飲みました。

ど・れ・に・し・よ・う・か・な!

 

クルマと、カメラ。(道具)

運転と、撮影。(技術)

走りと、写真。(結果)

けっこう似ているんですよね。

こうして沼にはまっていく・・・。

 

2025年2月2月19日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

今日はPM半休を取得し富士を走ってきました。

 

今日の目的は、特別なエンジンオイルを注入したのでテストです。

特別なATFでお世話になっているファクトリーU謹製、パワークラスター スーパーレーシング漆黒 0W-40

知る人ぞ知るハイエンドオイルです。

 

なかしんは高回転まで容赦なくブン回すので、エンジン保護のため高粘度側に40を選びましたが、純正粘度の0W-20、スポーツ走行に最適な0W-30のラインナップもあります。

 

普通、新油は天ぷら油のような黄金色なんですが・・・このオイル、名前の通り黒いです。

 

抜いたオイルではなく新油です!

漆黒の名の由来の黒味は二酸化タングステンの色だそうで、極圧性能が高く、潤滑性、耐摩耗性が良くなるそうです。ATFは既に漆黒を採用済で絶好調なので、ならばエンジンオイルも・・・という事で採用しました。

 

速くなりますように!

 

で、結果は・・・1分59秒04、

自己Best0.33秒更新!

前回と同じ気温(9℃)でオイル以外は何も変えていません。ほとんどオイルだけで速くなっています。

オイル選びはチューニングです。

 

ますます絶好調の400Rに死角無し。

↑最近買った一眼は、入門用ながらスマホとは段違いの画質でした。

この件は、後日ゆっくり・・・。

 

2025年2月14日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

前編:筋金入りMT派がなぜATに?から間が空いてしまいましたが、

後編:実際、サーキット全開でATどうよ?について語ります。

 

ホームは富士の本コースですが、

たまに練習でショートコースも走ります。

 

意外かもしれませんが、タイムアタック時は

完全オートマ任せが最速です。

且つ、めっちゃ楽しいです。

 

今回サーキットの変速について掘り下げます。

まずシフトアップ。

MTモードでも走れるっちゃ走れますが、ATのほうが正確で無駄が無いんですよね。当たり前なんですけど。

で、0.1秒を削る真剣勝負でMTモードは邪魔でしかないです。

なので完全AT任せでDレンジで走っています。

 

次にシフトダウン。

MTモードは使いものになりません。

え?と思うかもしれませんが、減速時にパドルシフトを連打しても無反応で、1Gを超える急ブレーキにシフトダウンが追従しないんです。

250km/h超からペダル折れんばかりにフルブレーキしますが、

まさに事故回避のような急ブレーキで、シートベルトが肩に食い込む凄まじい減速度です。

この状況でシフトダウン連打しても、

ピピッ

とエラーが鳴るだけで無反応なんです。

富士第1コーナーに限らずタイムアタック時は常にフルブレーキなので、MTモードではシフトダウンできないのです。

ゆえに完全AT任せで走っています。

 

実際サーキットで楽しいかどうかが重要ですが、

めちゃくちゃ楽しいです。

毎月行っちゃうくらい。

サーキットは限界コントロールに必死で無我夢中で走っている訳ですが、

タイムアタックとATは相性抜群

アクセル操作、ブレーキ操作、ハンドル操作に専念でき、没入感がハンパないです。

 

15年以上昔R33で富士を走ってましたが、

シフト操作に気が散りイマイチ楽しめなかったのを覚えています。

自分はプロドライバーではないので、タイムアタックにおけるMTの操作技術をマスターしたいという義務感はなく、

趣味なので楽しけりゃOKです。

 

ち・な・み・に

7ATはフルードが超重要で、

ファクトリーU特別なATFを入れています。

キレがありつつスムーズな変速になります。

ATF選びは実際に速さに直結するので、なかしんはここ一択です。

毎月サーキット全開ですがノントラブルです。

 

という事で、個人的には、

400Rで全開ならサーキット一択、

サーキット全開ならAT一択です。

 

とはいってもMTの魅力が消えた訳ではなく、走る場所によってはMTが欲しいと思うのですよね。

特にワインディング。

実際、MTモードで走ります。

が、

ワインディングは全開NGでむしろストレスが溜まるので、なるべく行かないようにしています(笑)

全開走行はサーキット行きましょう。

 

他にMTモードで走るシーンは、箱根新道の下りですかね。

こうならないために。

「このようにします。」キリッ(笑)

 

すっかりATに染まってしまったもののMTへの未練が無くなった訳ではなく、

ジムニー5MTが欲しい(爆)

(AutoArtの1/18は買って良かった)

 

娘たちにもMT免許を取らせる予定です。

MT派の恐妻ときたら、娘が連れてきた彼氏が

AT限定だったら往復ビンタ

だそうですよ。怖っ!

 

2025年2月6日 なかしん

こんにちは、なかしんです。

超一部のV37乗りの間で盛り上がった、

オートサロン2025の6MT換装400R。

MT or AT論に一石を投じた偉大な1台。

勇気ある挑戦者(車)には尊敬しかありません。

CARTUNEで速報を上げたところ、

想定以上の反応でした。

やはり、(一部の)皆さん気になってますねー。

 

この1台が火をつけたAT or MT論について、2回にわたってなかしんの想いの丈を語りたいと思います。

前編、入りMT派がなぜATに転向したのかについて今回お話します。

後編、実際、サーキット全開でATどうよ?について後日お届けします。

 

前編お題

入りMT派がなぜATに?】

歴代愛車はMT偏愛でした。

学生時代の人生初の愛車180SX、5MT。

運転の楽しさと自由を教えてくれました。

自動車業界を志す意思が固まり人生を決めた1台

 

2代目 R32(HCR32)も5MT。

RB25換装、GT-RSタービンで422ps。

20代に7年連添い日本中旅した青春時代の相棒です。

 

3代目 R33 GT-R。 放送禁止専用機。

ブーストUP、400psくらい?

結婚を機に放送禁止を卒業しサーキットに転向するも、金欠で続かず(爆)。

自己流のへたっぴ走行で富士Best2分8秒でした。

次第に夫婦で自転車や、(↓新東名開通前イベント)

サバゲに趣味の座を奪われ、(↓夫婦です)

積載性と走破性を求めSUVに転向するも、

ど~~~してもMTは譲れず、

6MT設定があるクリーンディーゼルにしました。

(2012/7/22 新車をテレホンショッピングした日記)

溢れるトルクで想定以上に運転が楽しい車でした。

ちなみに夫婦で入りMT派でした

注:恐妻は若い頃AE86でジムカーナ転戦しトロフィーだらけの猛者

 

・・・すみません。

前置き長くなりました。

 

SUVでさえMTを選ぶ入りのMT派だったので、エクストレイル6MTから400Rに乗換える際はそれこそ葛藤しました。

ATなんだよな、って何度も思いました。ですが最終的にATを受容れたのは理由が3つあります。

 

理由①フェニックス400Rに一目惚れ 

400Rに興味を持ったきっかけがこの動画です。これ観て「マジかっけー400R!」と心躍りました。まんまと400Rが欲しくなり(チョロい俺w)、買ったらフェニックスチューンにしようと心に決めました。

400Rのパワースピードに心奪われ、次第にミッションへの拘りが薄くなっていったのでした。

の「スジ」、細くなったわ。

 

理由②GT-Rよ、おまえがか!? 

今や古い話ですが・・・日産のフラッグシップが、

AT限定免許可になったのは衝撃的でした。

(デアゴスティーニGT-Rは精巧!)

 

GT500もレース中は2ペダルのパドルシフトですし。

(クラッチペダルはあるがは発進/停止時しか使わない)

速さを求めたら2ペダル?パドルシフト?自分が古いんか?って思い、3ペダルへの拘りが揺らぎました。

の「ガネ」、柔らかくなったわ。

 

理由③仕事で400Rに乗り洗脳完了。 

テストコースで400Rを全開にする機会があり、こりゃ3ペダルMTだとベタ踏みで操作が追いつかんわ、と感じるとともに、パドルシフトが意外と楽しかったのが印象的でした。

個人的には、これは悪くないと思いました。

わ。

 

人って変わるもんですね・・・。

ま、進化ってことで。

・・・。

 

かくして複合要因でATを受容し、購入から3年。

毎月サーキット走っていますが心底楽しいです。

実際、サーキット全開でATどうよ?

については・・・長くなったので後半へ続きます。

 

2025年1月18日 なかしん

こんばんは、なかしんです。

 

先日の富士2分切りの立役者、4代目サーキットタイヤのYOKOHAMA ADVAN A052

ミシュラン大好き人間がまたも浮気です。

(過去日記3代目サーキット用タイヤは港ヨコハマに浮気)

RR用は275/35R19を踏襲しましたが、

FR用は今までの245/40Rではなく、255/35R19を初めて選びました。

恐らく400RでFR用にこのサイズを履いている人は少ないのでは?と思いますが理由は後述します。

 

今日は

①A052に至った背景

②FR用に255/35を選んだ理由

③A052のファーストインプレッション

を語りたいと思います。

 

①A052に至った背景

まず、3代目NEOVA AD09が好印象でした。

A052のポジショニングはそのNEOVAの上ですが、

当初は↓を見て、

どうせすぐ無くなるんでしょ?

どうせ街乗り過酷なんでしょ?

どうせ雨はダメダメで普段使いNGでしょ?

と、完全先入観で眼中に無かったんです。

と・こ・ろ・が、

CARTUNEで知り合ったランエボ9の方(富士Best1分56秒台の凄腕の方!)が「サーキットで10回超走っているし街乗りも快適」との経験談を教えて下さいました。

更にご紹介頂いたサカモトエンジニアリングのレビューによると、

好タイムが安定し耐摩耗性も悪くない。

街乗りも静かで快適、雨もOK!

との事で、なかしんが目指す戦闘旅客機のコンセプトに合致するではありませんか!

レビューを読む限りは、これまで試したミシュランPILOT SPORT 4 SPILOT SPORT CUP2の良いとこ取りの夢のようなタイヤで、これは試さずにはいられなくなった訳です。不勉強を恥じました。

 

②FR用に255/35を選んだ理由

19inchのラインナップはこれだけで、

245/40R19が無いという理由もありますが・・・

FRタイヤ径を小さくしたかったんです。

GR Supraコーナー進入の左ターンは、

減速しながら右に1.4Gもの旋回Gがかかるので、

右前輪とフェンプロがド派手に干渉!(激汗)

フェンダーの隙間から中を覗くと、

左前輪はそんなに干渉が酷くないのですが、

右前輪はフェンプロが千切れています(冷汗)

干渉対策として縮みストローク減らしたり車高を上げると、サスセッティングが台無しになるので避けたいところ。ならば前輪だけタイヤ外径を小さくして干渉を軽減させる作戦です。

タイヤ径比較。半径7mm小さくなります。

このままだと前傾姿勢になり自動ブレーキのセンシングや前照灯光軸に悪影響が出るので、リヤ車高を下げて前後傾きは補正しました。

今のところ各システムは正常作動しています。

 

肝心のタイヤ干渉・・・

A052は旋回Gが高くなったお陰でむしろ悪化(爆)

本来は、タイヤグリップ向上に伴いバネ定数を高めるのが王道なのですが・・・現状でも乗心地が許容限度ギリギリでファミリーカーとして厳しい状況なので、フロント強化スタビでロール抑制する方策を検討中です。

足のセッティングって難しい・・・。

 

最後に、

③ファーストインプレッション

非常に好印象です。

まず、グリップが異次元!ヤバいです。

どこまで曲がるの~~~?って感じ。

まだまだA052を使い切れていないにもかかわらず、サクッと3秒も速くなる訳ですから、今後使い方をマスターしていけば1分57秒も可能のように思います。

街乗りも前評判通り良好で、むしろNEOVAより良いのでは?と思います。ウェットと耐摩耗性は使い込んで見極めたいと思います。

しかしタイヤは凄まじくお金が減ります(涙目)

 

2025年1月13日 なかしん