大福さん、学校からメール


とうとうこの日がきたか!

大福さん、
学校から連絡がきた!!!


自慢じゃないけど、
キッキなんて
日常茶飯事だったけどね(笑)

今日はこんな悪さをしました、
今日はこんなイタズラをしました、
今日はいうことを全く
聞いてくれませんでした…


数え上げりゃ
きりがねぇわ(笑)


しかし、
人のいうことや説明に
忠実すぎる、大福さん。

聞き分けがいいし、
何事にも慎重、
且つ、丁重。

それでいて、
しっかりしているから、
何事もスムースできてるし、
母ちゃんも
あんまり心配していない。


いままで面談なんかでも
良い子です、の一言で
きてた大福さん。


プププ。
学校からメール、
いただいちゃいました!!!



で、内容はこんな感じ。



大福さんが数名のお友達と
遊んでるときに、
もう一人お友達がきて、
遊んでもいい?って聞いたんだと。

大福さんの答えは、
「だめ」だったんだって。

学校には皆で遊ばなくちゃ
いけないってルールがあるから、
大福さんと他のお友達たちと
お話をして、皆で遊べる様に
したんだとさ。



ヘェェ~。



……。



……。





それが何か?ムカ




そんなの普通だろ?

プレでも、幼稚園でも、
小学校でも、中学でも…
そういうシチュエーションは
普通だろ???

学校内だったら、
先生と生徒。

家だったら、
親と子供たち。


そこで話し合って、
対応すりゃええやんけ!


ま、こういうことが
ありました、っていう報告が
メインなんだろうけど、

正直、母ちゃんは、
どうでもええっと思ったでよ。


学校側だって
大福さんがどういう子か
把握してるはず。

話せば分かる子だし、
キッキみたいに
話が聞けないとか、
手が出ちゃうとか、
そういうタイプの子でもない。

子供は皆そういうことを
体験して成長していくわけだし、
正直、こういう甘くて
ゆるーい感じが大嫌い。

これが私立なんです、って
言われちゃったら、
それまでなんだけど、

人クラス40人も
生徒がいるっていう公立だったら
こんな小さい、日常茶飯事なことで
いちいちメールしてこない。


こっちの公立、
パブリックスクールなんて、
学校に銃を持ってきてました、
なんっていう事態ならメールでも
電話でも連絡が入るんだろう、
ってなところでさ、

この私立は、
こういうちょっとしたことで
メールが来たりする。

年間120万強の学費を払うんだで、
そんなもん学校内で対応しろ!


キッキも
もうあの学校に通って6年だかで、
バカダンもあの学校で働いてんだ、

家で仲間はずれをしていいなんて
教育はしとらんし、
そうであることは、
プレスクールは把握してるはず。

ま、報告が目的なんだろうことは
よくわかるけど、
もう親に連絡を入れるべきことと
その必要のないことの境が
緩すぎてムカつくわぃ!


今までイイ子できた
大福さんが見せた
唯一の「いじわる」で
先生の方が動揺してんだな。

ってか、
大福さんはな、
けっこうな…


悪代官なんだぞ!!!(笑)


キッキなんかより、
悪知恵が働くから、
キッキにたいしての意地悪なんか
ものすごくあくどいんじゃ!悪

それもちゃんと伝えたけどね、
先生には。

大福さんはそういう面を
いままでも持ち合わせてたんだけど、

3歳から4歳へと
成長するにあたって
言葉も達者になり、
学校にも慣れて、
そういう面も学校で
出てくる様になったんでしょう、
ってね。



家でもちゃんと話をしたで。


「大福さんが皆と遊びたくて、
 でも仲間にいれてもらえなかったら、
 どう思う?」


から
はじまってさ、


Sad.
悲しい。

って想定していた
答えを返してくれたから、

そこからお話を始めましたで。


ま、大福さんの言い分としては、
グズグズ言う子とかがくると、
なんでも思い通りにならないと
泣いたり、叫んだりで、
遊びが楽しくなくなるから、
ってことらしいんだよね。


それもわからなくはない。



「そうだよね。
それは面倒だ!
(理解を示してりしてみる)

でも大福さんは
頭がいいんだから!
(そして褒め讃える)

そういう時は、
なにかいい案を
考えてみるといいやんけ!

例えば、
そういう子には、
他の役割を与えてあげたり、

忍者のアシスタントを
やってもらったり、
弟子になってもらったり、
(どうやら忍者遊びをしてたらしい)

新しいお仕事を
与えてあげたらいいじゃない!


大福さんがカッコいいから
皆、大福さんと遊びたがるのよ!

大福さんは4歳グループの
リーダーなんだから!

3歳児グループより
年上なんだから!

小さい子の面倒を
ちゃんと見てあげなくちゃね!」



って、
いうお話をした。


それはいくら女々しいと思っても
あの学校はいい教育と環境を
キッキと大福に与えてくれているわけだし、

やはりあの学校に敬意を払わなくちゃ
いけない、ということで、
そういうお話をまずした。


でも、
母ちゃんはこう続けたで。



「でもね、
大福さんが反対の立場だったら、
母ちゃんは大福さんに
強くあって欲しいな。

男の子だもの。

誰かが遊びたくないって言ったら、
あっそ!じゃあいいや!って
言えるような強い子で
いて欲しいと思うで。

誰かに遊んでもらえないからって
グズグズ、メソメソするような、
そんな子にはなって欲しくない。

アナタと遊びたくない
っていってる人と遊んでも
楽しくないでしょうよ。


ちょっと難しいコンセプトなのは
分かってるわ。


お友達が仲間に入れて
っていったら、
入れてあげなくちゃいけないのに、

大福さんが
仲間にいれてもらえなかったら、
グズグズいうな、って、

わかりにくいわよね。


でも、いつも言うように、
周りがどうだろうと
周りがどういう行動をとろうと
アナタには関係ないのよ。

周りの行動がこうだからって、
それがアナタのとる行動の
いいわけにはならない。



仲間はずれをするって
すごく格好わるいでしょ?

大福さんには、
クールでいて欲しい!


そして、
仲間に入れてもらえなかったからって
グズグズいうのも
格好わるいでしょ?


広い心と優しい気持ちを持って、
そして、強い男の子になってほしい
そう母ちゃんは思うで。」





Okay, mommy!!!
分かったよ、マミー!



いっぱい質問をしたで。
こういう時はどうする?とかね。

大人になっても
そうだと思うけど、
大きなコンセプトだけを
説明されても、

具体的に理解できない、
ってなことあるじゃない?


例えば、
体験したことのないことは
理解が薄いのと同じで、

その状況にぶち当たったら
どーする?って
具体的に聞かれたら、
大きなコンセプトも
受け入れやすくなるし、

具体的に自分の行動を考えて、
その大きなコンセプトへの
理解が深まる。


自分の生活に当てはめないと、
理解するのが難しいことって
いっぱいあるものね。


いろいろ説明して、
いろいろ質問もして、
大福さんは
分かってくれたようでしたで!


その翌朝、
プレスクールに送り届けて
いつもの魔法と忍耐力を
ポッケに入れて、
キスした後に、

今日は皆で遊ぶのよね!って
リマインドしましたけどね。


まぁ、
こういうのも現代の教育
なのかしらね?


わかってるのよ、
さっきもかいた通り、
今の環境はありがたいもので
あることは重々に理解してる。

いい教育をオファーしてくれる
あの学校にキッキも大福も
入れてるってことは、
素晴らしいことだと思う。

でもさ、
「皆で遊ばなくちゃいけない」とか
正直、世の中はそんなに甘くない、
って母ちゃんは思うんだよね。


今の学校にいれば、
あの子たちは、
ものすごく分厚いシールドに
守られてるわけだ。

イジメは厳禁、とかの
ルールもあってさ、
ほんと、ちょっとしたことも
「イジメ」みたいに捉えて、
学校は異様なほど敏感に対応する。

でも、
それもどうなの?って
母ちゃんはいつも思うんだよね。


アナタとは遊びたくない。
それはいけないことなのかしらん?


気が合う、合わない、
これは子供の世界でも、
大人の世界でも存在しているわけで、

そういう自然なものを無視して、
ある程度の「プリテンド」
「ふり」を子供たちに
要求してるわけでしょ?


意地悪する必要は
ないと思う。


例えば、
気が合う二人が
仲良しになって、
そこに入れないからって
泣く子がいたら、

母ちゃんは
その気が合う二人よりも、
泣いてる子に、
強くなりなさいって
教えたいと思うで。

大福さんにも言ったように、
お情けで仲間に入れてもらっても
楽しくないじゃない?


今、クラスに気の合う子が
いなかったとしても、
いつかいい巡り会いが
あるんだろうし、

親友たるものができないからって、
それに関して
泣いていてもしかたない。


妥協して誰かと仲良くなっても
なんかつまらんし…。

でもま、それでもいいと
思うんだったら、
泣いてないで、
仲間に入れるような
努力をすればいいんだと
思うしね。


それも、こう、
学校で学ぶことの一つだと
思うんだよね。

ってか、
大部分だと思うけどな、
母ちゃんは。

集団行動で、
どうやって輪に入れるような
努力をしていくのか、

どうやって協調性を
養っていくのか、

それこそ学校の醍醐味だと
思うけど、

それを大人がいつも介入して、
子供たちが傷つかないようにって
守り過ぎていたら、

子供たちは一体
いつ傷ついて、
いつ人間関係について
学ぶことができるんだろう。


傷つかなくちゃ、
何も学べないじゃない!


母ちゃんは、
人のケツにキスして、
人に媚びて、作り笑いして、
面白くもないことに
笑ったりするんだったら、

一人の方が全然いいって
思う人だからさ、
子供たちには
強くなってほしいって
思うんだけどね。



そうじゃないのかしらね?


社会が、周りが
優しく、甘くなっていかなくちゃ
いけないのかしら?


昔だったら、
学校に腹立ててたと
思うんだけどね、

やっぱり二人目、
こういう場面でも
流すことができた!!!


学校は学校、
うちの教育はうちの教育、
っていう風に
切り離すことができましたで。

母ちゃんには
母ちゃんの信念がある。

学校には
学校なりの考えがある。

それでいいと思う。


子供たちも、
その場所のルールを学んで、
それに敬意を示さなくちゃいけない。


でも、
根本の守るべき彼らのルールは
しっかり持ち合わせていて欲しい、

そう母ちゃんは思っています。



大福、
強い人間に育ってな!!!


そう、
キッキみたいに強く、
そして優しい人間にね!


「かなる食堂」




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