実りの秋の10月。
快晴の中、戸隠神社参拝ツアーで、五社を巡りました。
今回の参拝は、本気のコミットとも言えるようなもので、
私自身も含め、ツアーに参加された方にとっても意味のある参拝となったと思います。
最初に向かったのは宝光社(ほうこうしゃ)です。
宝光社は、奥社に相殿として奉祀されていたところ、
1058年に現在の地にうつされました。
御祭神は「天表春命(あめのうわはるのみこと)」で、
中社のご祭神である天八意思兼命の子どもの神様です。
女性や子どもの守り神としても信仰されています。
とても長い階段を登ります。噂によると274段とか。
階段を一段一段と登りながら、
この世に産まれてから現在までの人生のヒストリーを振り返るようにも思え、
要るもの要らないものを払い、
本来の自分の中にある宝物、本来の自分自身の輝きを見つけに行く前の
お祓いをもしているように感じました。
階段を登りきると、
とても厳かな造りです。
この社殿は、
宮彫りの名工といわれている北村喜代松の彫刻で、
さまざまな彫刻がほどこされているようです。
光に守られて、ここに佇み参拝する人々を見つめてくれている様でした。
自分の中にある魅力を開花させて
本来の輝きを引き出してくれる。
そんな神社でした。
お次は火之御子社へ。