前回分は



遠隔手術 01



遠隔手術 02



遠隔手術 03



遠隔手術 04



遠隔手術 05



遠隔手術 06



遠隔手術 07



遠隔手術 08



遠隔手術 09




遠隔手術 10



遠隔手術 11




遠隔手術 12




遠隔手術 13




遠隔手術 14




遠隔手術 15




遠隔手術 16




遠隔手術 17




遠隔手術 18




遠隔手術 19




遠隔手術 20




遠隔手術 21




遠隔手術 22




遠隔手術 23




遠隔手術 24






で お読み下さい。









「 スミマセンでした・・・。 何か 着る物を 持ってきて下さい・・・。 」



山下は 消え入るような声で嘆願するのが やっとだった。





警備員が どさくさの途中に 知らずに持ってきていた 山下が 脱ぎ捨てた 下着と ズボンを 手渡した。



さっきまでの 興奮した状態と 今の大人しい 山下との ギャップが みんなには 不思議でならなかった。



山下は 慌てて みんなから隠すように 下半身に 下着と ズボンを 着衣した。



間もなくして 院長と 事務長 看護部長達が やって来た。



山下は 慌てて チッシュを借りて 自分が 床に撒き散らした精液を 拭き取った。



院長達は 警備室で 何が行われたかは 詳細には分からなかったが・・・、 この姿を見て 少なくとも 山下が 警備室で 射精したことだけは 何となく分かった。



山下は 自分の意志では 何も悪いことはしていないが 実際に 行ったことは 全て 自覚していた。



そして みんなに謝った。



「 申し訳ありません。 何故こんな・・・。 申し訳ありません。 自分でも分からないうちに あんなことや・・・、こんなことまで・・・。 身体の具合か 脳か どこか 悪いのかもしれません・・・。 検査します。 当然 今後の 身の振り方は 自分でも 考えます・・・。 」





精液を拭いた チッシュを 握りしめて 泣きながら そこにいる みんなに 謝意の気持ちを 述べた。



( 以下 次回へ )